《おろかな埋葬(まいそう)/Foolish Burial》

通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

 STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2で登場した通常魔法
 デッキからモンスター1体を墓地へ送る効果を持つ。

 単純に見ると1枚のディスアドバンテージだが、墓地へ送る事でアドバンテージを得られるカードは多い。
 主に以下のようなものが考えられる。

  1. 戦況に応じたモンスター墓地へ送り蘇生サルベージする。
  2. 《馬頭鬼》《D−HERO ディアボリックガイ》等を墓地へ送り効果を使用する。
  3. 《カオス・ソーサラー》《ダーク・アームド・ドラゴン》等の特殊召喚効果に必要なコストを揃える。
  4. 《ゾンビキャリア》《不死武士》《黄泉ガエル》等を墓地へ送り自己再生させる。

 これらのカードを採用するデッキにおいては、非常に役に立つカードとなる。
 しかし、墓地へ送る必要のあるモンスターデッキに残っていない状態でこのカードを引くと腐ってしまう。
 他の適当なモンスター墓地へ送りデッキ圧縮することも可能だが、1枚分の消費には見合わないことが多い。
 こうした状況を避けるためにも、上記の様な墓地アドバンテージに直結するカードを多数運用するデッキに採用したい。

  • イラストから察するに、自らモンスター墓地へ送る行為を、自ら掘った穴に自らが埋葬されてしまうという状態にあてはめ、「おろかな埋葬」と表現していると思われる。
    実際はカードプールが増えるにつれて「賢い」使用法が次々と登場していくカードであり、環境の変化で登場当初と異なる解釈をされることの多い《苦渋の選択》と似たような立場にいるカードである。
  • 2019年7月27日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第3期投票では第2位にランクインした。
  • コナミのゲーム作品において―
    初期のOCG準拠のゲームでこのカードを使った場合、他のサーチカードには出る「対象とするカードをリストから選択してください。」という文章が出ずにいきなりカード選択画面になることがある。
    しかし、WCS2008から「墓地に送るモンスターを選択して下さい」というオペレーションが出るように改善された。

関連カード

デッキの特定のモンスター墓地へ送るカードについては墓地を肥やすを参照

カード名関連

―《おろかな埋葬》が見られるカード

収録パック等


Tag: 《おろかな埋葬》 魔法 通常魔法

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