《アスワンの亡霊/Aswan Apparition》 †
効果モンスター
星３/闇属性/悪魔族/攻 500/守 500
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、
自分の墓地の罠カード１枚をデッキの一番上に戻す事ができる。
ファラオの遺産で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合に自分の墓地の罠カードをデッキの一番上に戻す誘発効果を持つ。
《闇の仮面》に任せた方が成功率が高くサルベージも早いが、こちらは繰り返し使用できる。
ステータスの面から考えると効果を発動するには、直接攻撃を狙うのが基本となる。
しかし、《魂を削る死霊》のように破壊耐性があるわけでもなく、《逆巻く炎の精霊》のように直接攻撃できるわけでもないので使いづらさが目立つ。
《マジック・ホール・ゴーレム》や《鉄巨人アイアンハンマー》や《Ｎｏ.５８ 炎圧鬼バーナー・バイサー》で直接攻撃を付与するのも確実に戦闘ダメージを通せるようにする一つの手である。
また、《月鏡の盾》や《ダーク・オネスト》で戦闘を補佐すればモンスターとの戦闘でも効果を発動することが可能になる。
サイクル・リバースモンスターを利用するパーミッション型のロックデッキならば多少は採用の余地はある。
破壊耐性の無さはパーミッション及びロックであるが故に問題とならない。
直接攻撃不可という点も《スカラベの大群》のモンスター除去効果により問題とならない。
ドローするまでにタイムラグがあるという点も《デス・ラクーダ》の効果をメインフェイズ２に発動させれば良い。
また、メインフェイズ２に《デーモンの宣告》や《リチュア・ディバイナー》を使っても良い。
《魔界発現世行きデスガイド》でリクルート可能であり、《魔界特派員デスキャスター》をリンク召喚してこのカードを特殊召喚し直せば効果も利用できる。
《はたき落とし》か《強烈なはたき落とし》をデッキトップに置き、即座に《デーモンの宣告》などで手札に加えれば、擬似【八汰ロック】となる。
《はたき落とし》か《強烈なはたき落とし》を計２枚使うことでもドローロック可能。
この一点にのみ勝機を求めたデッキが【アスワン】である。
- 「アスワン」とはエジプト・ヌビア地方の都市で「アスワン県」の県都。
かつては花崗岩の産出と交易によって栄え、現在でも多くの遺跡が繁栄を偲ばせる観光都市である。
近代になってエジプトの指導者ナセルが巨大ダム「アスワン・ハイ・ダム」を築き、湖畔の都市へと変貌した。
ちなみに、世界最少の平均降水量を観測した都市でもある。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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