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《キャッシュバック/Cash Back》 †

カウンター罠
相手がライフポイントを払って発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、
そのカードを持ち主のデッキに戻す。

　ライフコストを求める汎用性の高いカードとしては、《神の警告》・《神の通告》・《神の宣告》の３枚があげられる。
　ただ、デッキによってはそれら３枚がない場合もある上、採用枚数がそこまで多くなく、デッキによっては腐ってしまう恐れがある。
　ライフコストを払うカードが多いデッキのメタとして運用する、サイドデッキ向けのカードと言える。

　無効にしたカードは相手のデッキに戻る。
　モンスターなら墓地へ送るよりもデッキへのバウンスの方が再利用されにくく、特に《ヴォルカニック・バレット》や《森の番人グリーン・バブーン》の様な墓地で発動するものに対しても有効である。
　なお、このカードが対応する魔法・罠カードには墓地で効果を発動できるものがほぼないものの、デッキに戻す事で次に引いた際のライフコストがなければ腐らせることができる。

　《解放のアリアドネ》はある意味天敵であり、そのペンデュラム効果でライフコストを払わずにカウンター罠を発動されるとこのカードを発動できない。
　また、デッキに戻したカウンター罠もサーチで再発動する機会を与えてしまう。

《脳開発研究所》等でライフコストを肩代わりして発動する場合、発動できない。(12/07/23)
また、ライフポイントが１の時に発動した《神の宣告》に対しては発動できる。(12/07/23)

「キャッシュバック(cash back)」とは「現金還元」とも呼ばれ、商品を購入したときに手続きを踏むことで、支払った購入代金の一部が現金で返ってくる値引きサービスのこと。
しかしこのカードの効果で相手の手元に戻るのは商品にあたるカードであり、相手が払ったライフポイントは返ってこない。

イラストでは《キックバック》と同じ構図で、《強欲ゴブリン》が店主から《強欲な瓶》や《強欲な壺》を投げつけられている。
彼が《罰則金》として差し出したガラクタらしきものも舞っており、却って店主の怒りを買ってしまったらしい。
上記のイラストを踏まえると、このカードの効果は本来の「キャッシュバック」ではなく、払ったコスト(キャッシュ)を無効にして相手のデッキにバックさせるから「キャッシュバック」と解釈すべきか。

Ｑ：《Ｇ・Ｂ・ハンター》がいる時に発動できますか？
Ａ：通常魔法・通常罠などに対しては可能です。
　　既にフィールドにいるモンスターが自身をコストとせずに発動した効果に対しては不可能です。(12/07/25)

Ｑ：《魔力の枷》がフィールドに存在している時、手札から発動された魔法カードまたは効果モンスターの効果に対して《キャッシュバック》を発動できますか？
Ａ：いいえ、発動できません。(15/10/22)

Ｑ：《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》がフィールドに存在している時、相手がライフポイントを払って効果を発動した場合《キャッシュバック》を発動できますか？
Ａ：いいえ、発動できません。(15/10/22)

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