《グリザイユの牢獄(ろうごく)/Grisaille Prison》

通常罠
自分フィールド上にアドバンス召喚・儀式召喚・融合召喚したモンスターの内、
いずれかが表側表示で存在する場合に発動できる。
次の相手ターンの終了時まで、お互いにシンクロ・エクシーズ召喚は行えず、
フィールド上のシンクロ・エクシーズモンスターは効果が無効化され、攻撃できない。

 SHADOW SPECTERSで登場した通常罠
 自分フィールドアドバンス召喚儀式召喚融合召喚した表側表示モンスターが存在する場合、次の相手ターン終了時まで「お互いシンクロエクシーズ召喚できず、フィールドシンクロエクシーズモンスター効果無効にし、攻撃を封じる効果」を適用する効果を持つ。

 発動条件は、アドバンス召喚儀式召喚融合召喚したモンスターの内どれか1種類でも存在する事で、いずれかを主体とするデッキならば容易に満たせる。
 フリーチェーンなので、相手シンクロ召喚エクシーズ召喚を狙ってきたタイミングで発動すれば計算を狂わせられ、後出しになっても攻撃効果を封じて攻め手を遅らせる事ができる。
 持続期間も、相手ターン中に使えば相手ターンで数えて2ターン分となかなかの拘束力を発揮する。

 制限は自分にも適用されるが、このカードを使うデッキ発動条件となる他の召喚方法を併用しているので、必然的に受ける被害は少ない。
 制限される召喚方法を使うデッキを用いている場合でも、自分メインフェイズ2に使えば制限はほぼ回避できる。
 相手ターンに使った場合もこちらが受ける制限は実質1ターン少なくなる。
 ただ、アドバンス召喚主体の【帝王】【真竜】なら最初から《真帝王領域》が使えるため選択の余地は無い。

 似た効果を持つカードとして《次元障壁》が存在する。
 あちらは発動条件が無い上に融合召喚ペンデュラムモンスター特殊召喚まで封じられるため、汎用性に関しては遥かに上回っている。
 こちらは効果適用期間が長いこと、2つの召喚方法を1度に封じられること、それらによって特殊召喚されたモンスター攻撃も止められる点等を活かして差別化を図りたい。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:自分相手が既にシンクロ召喚エクシーズ召喚を行ったターンでも発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/08/01)

Q:この効果適用後に特殊召喚されたシンクロモンスターエクシーズモンスターにも「無効化され、攻撃できない」効果適用されますか?
A:適用されます。(13/08/05)

Q:アドバンス召喚儀式召喚融合召喚したモンスター《月の書》裏側表示にして反転召喚したり、《亜空間物質転送装置》で一時的に除外した場合でも、このカード発動条件を満たしますか?
A:その場合でもこのカード発動する事ができます。(14/12/01)

Q:《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》《E・HERO アクア・ネオス》のような、《融合》を必要としない融合モンスターが存在する場合、発動できますか?
A:いいえ、できません。(14/01/08)

Q:相手ターンエンドフェイズ発動した場合、効果はそのターンで終了しますか?
  それとも、その次のターンの終了時まで続きますか?
  (「次の『相手ターンの終了時』まで」ですか?「『次の相手ターン』の終了時まで」ですか?)
A:その場合、発動したターンターン終了時ではなく、その次の相手ターンの終了時まで効果が継続します。(14/01/20)

Q:《CNo.101 S・H・Dark Knight》回復効果は、このカード効果無効化されますか?
A:いいえ、回復効果の処理時フィールドに存在しますが、墓地発動した一連の効果であるため無効化されません。(14/08/27)


Tag: 《グリザイユの牢獄》 通常罠

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