《ネメシス・フラッグ/Nemeses Flag》 †
効果モンスター
星2/炎属性/炎族/攻1100/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ネメシス・フラッグ」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ネメシス・フラッグ」以外の「ネメシス」モンスター1体を手札に加える。
ETERNITY CODEで登場した炎属性・炎族の下級モンスター。
手札から特殊召喚し、除外されている同名カード以外の自分モンスターをデッキに戻す起動効果、同名カード以外のネメシスモンスターをサーチする起動効果を持つ。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
除外状態に適当なモンスターが存在すればいいので発動は容易。
墓地やデッキからモンスターを除外するデッキでは自ずと発動条件を満たせるだろう。
ネメシスカードではレベル11の特殊召喚モンスターの召喚条件が該当する。
なお、裏側表示の除外はカードの種類が参照できないため、条件を満たせない点は注意。
(2)はネメシスモンスターのサーチ効果。
除外状態にモンスターがいるのならば、他の下級ネメシスを加える事で、それらの特殊召喚に繋げられる。
墓地にモンスターが溜まっているのならば、特殊召喚モンスターをサーチして特殊召喚に繋げるのが良い。
(1)でデッキに戻したネメシスモンスターを即座にサーチしてデッキを回す事も可能。
《D−HERO ディアボリックガイ》とは相性が非常に良い。
墓地でリクルート効果を発動し除外した《D−HERO ディアボリックガイ》を(1)の効果でデッキに戻し、リクルートした《D−HERO ディアボリックガイ》をリンク素材などに使えば、デッキに戻した《D−HERO ディアボリックガイ》を再度リクルートできる。
このカードは(2)で他の下級ネメシスをサーチできるため、そのモンスターの(1)でさらにもう一度《D−HERO ディアボリックガイ》をデッキに戻し、リクルートできる。
これにより、《D−HERO ディアボリックガイ》のリクルートを最大3回と、このカードを含めた2体のネメシスを展開できる。
(1)(2)ともに展開初動で使われる効果なので、《篝火》や《ヘルフレイムバンシー》でサーチできる利点は大きい。
それ以外には守備力200の炎属性であり、《真炎の爆発》らに対応している。
(1)は汎用的な効果なので、該当するモンスターの中でも比較的採用しやすいモンスターと言える。
例えば【ラヴァル】は《ラヴァル炎湖畔の淑女》等の存在により除外も多用するので(1)とも相性が良い。
- フラッグは旗を意味する英単語だが、他の下級ネメシスの名前を踏まえると保全生態学用語の「象徴種(フラッグシップ種)」がモチーフだろう。
その地域の環境保護を促進するための象徴として置かれる生物種のことであり、「旗手のような存在」という意味からフラッグシップという言葉が用いられている。
「保護活動への関心を引き起こすシンボル・商業的なキャンペーンに使いやすい」などの都合により、一般的には人気や知名度の高い大型の哺乳類・鳥類が選ばれやすい。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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