《マジックアーム・シールド/Magical Arm Shield》

通常罠
(1):相手フィールドに表側表示モンスターが2体以上存在し、
自分フィールドにモンスターが存在する場合、
相手モンスターの攻撃宣言時に攻撃モンスター以外の
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得て、
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。

 遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した通常罠
 自分フィールドモンスターへの相手攻撃宣言時、別のモンスターコントロール奪取し強制戦闘させる効果を持つ。

 テキストの条件に加え、コントロール奪取の処理があるため、メインモンスターゾーンに空きがないと発動できない。
 また、対象をとる効果で一時的にコントロール奪取するので、いずれかに耐性を持つモンスターには使えない。
 コントロール奪取が目的であれば《造反劇》で良く、モンスター除去するのであれば《聖なるバリア −ミラーフォース−》《びっくり箱》の方が使い勝手が良い。
 それらに勝る点は、発動さえしてしまえば《墓守の召喚師》など相手コントロールしている自分フィールドから墓地へ送られる必要があるモンスター効果を封殺できるぐらいだろう。

 発動させるのであれば回数制限のある戦闘耐性、あるいは攻撃無効化の効果をもつモンスターと組み合わせるのがいいだろう。
 《ナチュル・バタフライ》召喚する事に不自然さがなく、シンクロ召喚の警戒から攻撃を誘いやすいと好相性。
 そこから《緊急同調》《星遺物からの目醒め》に繋げられれば面白いが、除去に極端に弱い点は考え所である。

  • 作中での描写から、遠くのものを掴むおもちゃ「マジックハンド」を元にしたカードだろう。
    「マジックハンド」は和製英語であって、英語では「Lazy tongs」と呼ばれることが多いが、英語名では日本語に近い「Magical Arm」と訳されている。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードの効果で発生する戦闘は、一連の効果の処理内で行われますか?
A:このカードの効果は、コントロールを得た相手モンスター攻撃宣言をした相手モンスターにて戦闘を行い、ダメージ計算まで行う効果となります。(13/08/07)

Q:このカードの効果で発生する戦闘において、チェーンが発生する効果誘発効果速攻魔法等)を発動することができますか?
A:効果処理中なので、発動できません。(13/08/07)

Q:一時的にコントロールを奪ったモンスター効果を使う事はできますか?
A:はい、発動できます。

Q:このカードの効果戦闘を行った相手モンスターは再度攻撃できますか?
A:いいえ、攻撃できません。(09/08/08)

Q:このカードの効果《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》攻撃対象を移し替えた場合、ダメージ計算後破壊されますか?
A:自身の効果破壊されます。(15/01/31)

Q:このカードの効果《天空騎士パーシアス》攻撃対象守備表示モンスターに移し替えた場合、貫通ダメージを与えられますか?
A:与えられます。(15/01/31)

Q:《洗脳解除》適用されている場合、このカード発動できますか?
A:はい、発動でき、処理が終った段階で相手モンスターを返します。(09/08/08)

Q:《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト》攻撃宣言されない永続効果)のコントロールを得るようにこのカード発動できますか?
A:はい、発動できます。
  《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト》コントロール奪取をし、攻撃をされます。(11/06/12)

Q:《ボタニカル・ライオ》コントロールを変更できないモンスター)のコントロールを得るように発動できますか?
A:できません。
  相手フィールド上にコントロール奪取に選べるモンスター《ボタニカル・ライオ》だけである場合、発動すらできません。(11/06/12)

Q:このカードチェーン2で発動《キラー・トマト》戦闘破壊した場合、《キラー・トマト》墓地に行くのはチェーン2の処理中ですか?
  また、《キラー・トマト》任意効果発動できますか?
A:このカードの持つ効果戦闘を行ったとしても、実際に戦闘破壊され墓地へ送られるのはもっと後となります。
  《キラー・トマト》戦闘破壊された場合は《キラー・トマト》効果発動できます。(13/09/18)

Q:相手フィールド《異次元の戦士》を含む2体のモンスターがいます。
  《異次元の戦士》攻撃してきた時にチェーン1で《自業自得》を、チェーン2でこのカード発動しました。
  《自業自得》ダメージはどのように処理しますか?
A:このカードが持つ効果は、コントロールを得てダメージ計算までを行います。
  ダメージ計算まで行った後にチェーン1の《自業自得》の処理を行いますが、この時点では戦闘破壊による墓地送りも《異次元の戦士》効果も発生していないため相手フィールドには《異次元の戦士》のみがいる事となり500ダメージとなります。
  そのさらに後で、《異次元の戦士》効果発動し処理されます。(13/12/18)


Tag: 《マジックアーム・シールド》 通常罠

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