遊戯王カードWiki -

《ライトロード・ビーストウォルフ/Wulf, Lightsworn Beast》 †

特殊召喚・効果モンスター
星４/光属性/獣戦士族/攻2100/守 300
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1)：このカードがデッキから墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。

　デッキから墓地へ送るだけで特殊召喚できるため、墓地を肥やす行為をより直接的なアドバンテージへと繋げられる。
　《おろかな埋葬》などで任意に墓地へ送る対象とするのも効果的で、「デッキから攻撃力2100のアタッカーを特殊召喚するカード」に化ける。

　ライトロードの展開力を上げる重要なアタッカーであるが、手札では基本的に腐るため、その処理手段も用意したい。
　例としては、《ソーラー・エクスチェンジ》や《ライトロード・サモナールミナス》等の手札コストが代表的。
　特に《ライトロード・デーモンヴァイス》のコストでデッキトップへ戻した場合、あちらの特殊召喚をした後にこちらも自己再生でき、召喚権を使わずにモンスターの展開と手札事故の解消をこなせるため、是非とも併用したい。

《名推理》や《モンスターゲート》の効果でこのカードをめくった場合、通常召喚できないためこのカードを墓地に送りつつ効果処理は継続される。
結果的にこのカードはデッキから墓地へ送られたことになるため、別のモンスターを特殊召喚した後このカードも蘇生される。
つまり、《名推理》１枚で最大４体のモンスターを特殊召喚できることになる。

「カードの効果による特殊召喚」が正規の手順なので、他のカードの効果で特殊召喚することもできる。
旧テキストでは召喚条件が「このカードは通常召喚できない」しか書かれていなかったので分かりにくかった。

登場当時は「カードの効果でのみ特殊召喚できる」の記述がなく、デュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメントのエラッタで追加された。
この時は単なるテキスト調整だったと思われるが、その約４ヶ月後、カードの効果でない特殊召喚手段のペンデュラム召喚が登場すると、このテキストを持たない《レアメタル・ドラゴン》などと違ってペンデュラム召喚できないという裁定が下り、実質的な弱体化エラッタになってしまった。
それから長い期間を経た11期に、特殊召喚モンスターの召喚条件は原則としてカードの効果でなければならず、特記がない限りペンデュラム召喚はできないという裁定に統一されたため、周りが弱体化される形で違いが消滅した。

コナミのゲーム作品において―
遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONではシーズン9(2009/01/16)の制限改訂において、準制限カードに指定されていた。
後のシーズン11にて制限解除されている。

Ｑ：《おろかな埋葬》の効果で墓地へ送った場合、特殊召喚できますか？
Ａ：はい、できます。（08/02/25）

Ｑ：《名推理》や《モンスターゲート》、《魔導雑貨商人》によってこのカードが墓地へ送られた場合、特殊召喚できますか？
Ａ：はい、できます。
　　なお、このカードは通常召喚できないため《名推理》などの効果では特殊召喚されず、墓地へ送って自身の効果での特殊召喚します。（08/02/25）

Ｑ：既にフィールドにいるこのモンスターが《月の書》で裏側守備表示にされました。
　　この場合、反転召喚はできますか？
Ａ：反転召喚を制限する効果は持っていないので、可能です。(08/05/09)

広告