《剣闘獣サムニテ/Gladiator Beast Samnite》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守1200
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分のデッキから「剣闘獣」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、
デッキから「剣闘獣サムニテ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
CRIMSON CRISISで登場した地属性・獣族の下級モンスター。
剣闘獣の効果で特殊召喚された場合相手モンスターを戦闘破壊した時に剣闘獣をサーチできる誘発効果、剣闘獣をリクルートする誘発効果を持つ。
固有効果の発動条件は特殊召喚に成功した場合ではなく、特殊召喚した状態で戦闘破壊を行うこと。
剣闘獣によるリクルートでは次のバトルフェイズまで待たなくてはならず、攻撃力の基準値が上がった現在では素の状態で戦闘破壊できるモンスターは少ない。
《スレイブタイガー》の効果でリクルートすることが前提の効果であり、発動するためにも何かしらのカードによる補助は必須といえる。
サーチ対象は剣闘獣カードと広いが、《スレイブパンサー》をリンク召喚すれば同じことができてしまう。
《スレイブタイガー》を使うことが前提なので、テンポ・アドバンテージで大きく秀でるあちらより劣ると言わざるを得ない。
こちらの利点としては《レスキューキャット》に対応する唯一の剣闘獣であり、《剣闘獣ドラガシス》のリンク素材となれる。
同じことは《レスキューラビット》から出せる《剣闘獣アンダル》でもできるが、《スレイブタイガー》も対応しておりデッキスペースを無理に空ける必要がない。
モンスター効果は扱いづらいが、数少ない獣族の剣闘獣なので種族をばらけさせる《再起する剣闘獣》や《剣闘排斥波》を使用するタイプならばお呼びがかかるかもしれない。
- モチーフはスミロドンなどに代表されるサーベルタイガーだろう。
長大な上顎犬歯がこれ以上無い程の特徴である。
ただ、色は昨今動物園で人気のホワイトタイガーに近い物となっている。
- 恐らくモデルは長方形の盾を持ち、サムニウム人の格好をした剣闘士こと「サムニテ(Samnite)」だろう。
イラストでは左手に長方形の盾を持っている。
サムニウム人とは、古代ローマ時代においてイタリア半島のアペニン山脈南部に居住していた部族である。
南下したローマ人との対立の末にサムニウム戦争などを起こすも敗北し、最終的にローマ人と同化した。
関連カード †
―《剣闘獣サムニテ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:剣闘獣の効果で特殊召喚された場合、効果を得ることで特殊召喚時にチェーンブロックは作られますか?
A:いいえ、作られません。(09/03/01)
Q:戦闘で相打ちになった場合はデッキから剣闘獣を加える効果は発動しますか?
A:発動することはできません。(08/11/18)
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