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《神殿(しんでん)を守(まも)る者(もの)/Protector of the Sanctuary》 †

効果モンスター
星４/地属性/悪魔族/攻1100/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手プレイヤーはドローフェイズ以外ではカードをドローする事ができない。

　このカード単体では、相手のドローソースを一時的に封じられるだけである。
　悪い効果ではないものの、サーチには対応しないためにコンボ成立の妨害としては不十分である。
　守備力は1900とそこそこだが、他のカードで特殊召喚できなければ低い攻撃力を晒して召喚しなければならず、守備表示にできたとしても耐性もない下級モンスターなので維持しにくい。

　このカードの真価は「相手の手札を全て手札交換するカード」と組み合わせたハンデスコンボにある。
　相手が手札を全て墓地へ送った（またはデッキに戻した）後、ドローを行うことができないため、相手の手札が何枚あろうと強制的に０にできる。
　ただし、先にこのカードが存在する場合、ドローを行うカードの発動自体できなくなってしまうので、まず手札交換カードを発動し、それにチェーンしてこのカードを特殊召喚するという手順が必要となる。
　《手札抹殺》や《アーティファクト－デュランダル》とのコンボが可能。

正確にいえば、ドローフェイズ以外では相手がドローする任意効果をお互いに発動することはできず、また、ドローする効果は適用されない効果である。
つまり、相手にドローを強要する《手札抹殺》や《大暴落》・《攪乱作戦》等を自分が発動することもできなくなる。
- 強制効果の発動自体は問題なく行われる。
  当然、《メタモルポット》の反転召喚を阻害することもない。
- ドローする強制効果が発動した場合や、ドローする効果の発動にチェーンしてこのモンスターを特殊召喚した場合、ドローの処理が適用されず、他の処理が行われるかどうかは一連の効果のルールに従う。

ドローフェイズであれば《強欲な瓶》・《リロード》などを使ってドローすることは可能。
- 《おとり人形》で強制発動した場合、発動タイミングの正しくないカードとして扱われ破壊される。(13/11/20)。

上記の《メタモルポット》とのコンボで、相手の手札を０枚にできる強力さを認められてか、04/09/01から制限カードに指定されていた。
しかし07/09/01にて、制限解除された。
Ｖジャンプでは当時、このカードの台頭を予想されていた。

　「自分のフィールドに」《神殿を守る者》が存在しているケースである。
　ただし、ドローフェイズでは発動可能であり、またドローを含まない効果は有効。
　当然ながら、《サイバー・エスパー》等ドローを行わない効果も有効。

―自分が使用する場合発動が制限されるカード

―相手が使用する場合発動が制限されるカード

《天魔神ノーレラス》（07/02/18）(確かに結果として《神殿を守る者》は墓地へ送られるが、それ以前にドロー効果を含んでいるため発動できないという裁定である。)

Ｑ：このカードが表側表示でフィールドに存在している場合、《手札抹殺》を発動することはできますか？
Ａ：いいえ、相手はもちろん自分も発動できません。
　　ただし、（自分がこのカードをコントロールしている場合）相手の手札が《手札抹殺》を除いて０枚の場合は、相手がドローしないため発動することができます。

Ｑ：このカードが相手フィールドに表側表示で存在する時に《メタモルポット》の効果を発動できますか？
Ａ：発動することはできますが自分はデッキからカードをドローできません。（12/07/18）

Ｑ：このカードが表側表示で自分フィールドに存在する時、《おとり人形》を発動し、セットされた《強欲な瓶》を選択しました。
　　この場合《強欲な瓶》の効果は発動しますか？
Ａ：発動タイミングの正しくないカードとして《おとり人形》の効果で破壊されます。（13/11/20）

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