毒蛇(どくじゃ)供物(くもつ)/Offering to the Snake Deity》

通常罠
(1):自分フィールドの爬虫類族モンスター1体と、
相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
その自分の爬虫類族モンスター1体と、その相手のカード2枚を破壊する。

 PHANTOM DARKNESSで登場した通常罠
 表側表示自分爬虫類族1体と相手カード2枚を対象に、それら3枚を破壊する効果を持つ。

 多くの場面で2:2交換を行うことができ、相手除去効果を持つ魔法・罠カードなどにチェーン発動すればアドバンテージになる。
 【エーリアン】【ワーム】などの多くの【爬虫類族】で活躍できる強力なカードなので、これらのデッキには是非投入したい1枚。
 エンドサイクと同じ要領でこのカード相手伏せカードに対して発動すれば、相手の思惑を大きく狂わせることが期待できる。

 《ゴッドバードアタック》との最大の差異は、自分モンスターを「コストとしてリリースする」のではなく「カードの効果破壊する」こと。
 主なメリットとして、無効不発にされた時に自分モンスターを失わないことや、《レプティレス・ガードナー》等とシナジーすることがある。
 他にもこちらは《生贄封じの仮面》効果の影響を受けない利点もあるが、その反面後述するようなデメリットも意外に多いので注意。

  • 上記のように、不発になるのはあくまで破壊対象カードがすでになくなっていた場合である。
    罠カード効果を受けないカードがある場合は、それだけが残る形で破壊処理は行われる。
    よって、「1枚でも"破壊できなかったら"不発」と覚えているとその2つの区別がつかず、処理を間違える可能性があるので注意したい。
  • 「供物」とは、一般的に神仏に供える物(供え物や生け贄)を意味する言葉である。
    ここでいう捧げ物を受ける神仏とは、おそらく《毒蛇神ヴェノミナーガ》のことを指していると思われる。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:「爬虫類族モンスター1体を破壊する」はコストですか?
A:いいえ、カードの効果になります。(07/11/26)

Q:必ず相手カードを2枚選択する効果ですか?
A:はい、必ず2枚を選択する効果です。
  1枚しか選択できない場合は、発動できません。

Q:選択した自分爬虫類族モンスター効果処理時フィールド上存在しない場合、効果処理は行なわれますか?
A:その場合は、不発となります。(08/06/23)

Q:選択した自分爬虫類族モンスター効果処理時裏側表示になっている時や、種族が変更されている場合、効果処理は行なわれますか?
A:効果処理の条件が正しくなくなったので不発となります。(10/04/28)

Q:選択した自分爬虫類族モンスターコントロール効果処理時相手に移っている場合、効果処理は行なわれますか?
A:いいえ、行われません。(10/05/28)

Q:選択した相手カード2枚のうち1枚が、効果処理時フィールド離れていた場合、残った1枚を破壊できますか?
A:その場合は不発になるので、自分モンスターも残った相手カード1枚も破壊されません。(10/01/09)

Q:「罠カード効果を受けない」といった効果を持つモンスター対象に選択できますか?
A:はい、可能です。(12/03/07)

Q:選択した相手カード2枚のうち1枚が「罠カード効果を受けない」といった効果を持つ場合、残ったもう一方だけを破壊できますか?
A:はい、選択した対象効果処理時フィールド上に存在してさえいれば、破壊できる一方だけを破壊することができます。(10/01/09)

Q:選択した自分爬虫類族モンスター《禁じられた聖槍》等の効果を受けていて破壊されない場合どうなりますか?
A:その場合、選択した相手カード2枚だけが破壊されます。(12/03/07)

Q:選択した自分カード1枚と相手カード2枚の計3枚は、全て同時に破壊される扱いですか?
A:はい、そうなります。(10/01/09)


Tag: 《毒蛇の供物》 通常罠

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