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《氷結界(ひょうけっかい)の大僧正(だいそうじょう)/Dai-sojo of the Ice Barrier》 †

効果モンスター
星６/水属性/魔法使い族/攻1600/守2200
(1)：このカードが召喚・反転召喚した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「氷結界」モンスターは魔法・罠カードの効果では破壊されない。

　(1)は召喚・反転召喚した際に守備表示になる効果。
　上級モンスターなのでなるべく特殊召喚を狙いたいが、召喚することになっても高くない攻撃力を晒すことなく(2)を適用できる。
　とはいえ、その守備力も特別高いわけではないので、気休め程度に考えたほうがいい。

　(2)により、自身を含む氷結界モンスター全てに魔法・罠カードへの破壊耐性を付与できる。
　水属性メタである《ダイヤモンド・ダスト》に強く、自分のカードでも破壊されないので《激流葬》で相手のみ破壊することもできる。
　ただし、除外やバウンスといった破壊以外の除去やモンスター効果には対応しないので穴は多い。
　攻撃を抑制する《氷結界の術者》や《氷結界の守護陣》、モンスター効果への対象耐性を得られる《氷結界の御庭番》と並べて、多少なりとも隙は埋めておきたい。

　(2)は、《リビングデッドの呼び声》や《安全地帯》などの持つ対象のモンスターを道連れに破壊する効果も免れることができる。
　そのため、それらのカードをバウンスで再利用できる《氷結界の虎王ドゥローレン》と相性がいい。

原作・アニメにおいて―
25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」では、「第三の氷龍トリシューラ封印解放」パートに登場。
猛吹雪の中《氷結界の交霊師》と《氷結界の風水師》と共に三角陣を結び、その封印を解き、封印が解けた様を見届けながら２人の僅か後に力尽きるという壮絶なシーンが描かれている。
ただ、マスターガイド３によると《氷結界の交霊師》には「トリシューラの暴走を止めるため動いていた」という設定があるため、辛うじて彼女だけはこのシーンの後も生き残ったのだろうか。