《魔力の枷/Chain Energy》 †
永続魔法
お互いのプレイヤーは500ライフポイントを払わなければ、
手札からカードを召喚・特殊召喚・発動・セットする事ができない。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した永続魔法。
手札からのモンスターの召喚・特殊召喚およびカードの発動・セットにライフポイントの支払いを要求する効果を持つ。
ほとんどの行動にライフポイントが必要となるため、お互いにライフポイントを払いながらの戦いになるのが特徴。
一回あたりのライフ消費は微弱だが、サーチを繰り返し1ターン中に大量のカードを使用するのが常態化している今日のデュエルでは累積消費は馬鹿にならない。
残りライフポイントが500を切ると手札から一切のカードが出せなくなり、身動きが取れなくなってしまう。
この効果はお互いに適用されるので、自分もライフ消費を強いられることになる。
《神禽王アレクトール》の効果で一時的に無効にしたり、【セルフ・バウンス】のギミックを用いて自分ターン中は手札に戻したりすれば、被害をほぼ相手だけに押し付けられる。
ただし、《神禽王アレクトール》やバウンス要員のカードを出すのにもライフが必要となる点には注意。
- 珍しい処理を行うカードなので、ルール上の要点をまとめる。
- この他「コストを払わない例」として、わかりにくいと思われるものを列挙。
プレイの項も参照。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ版第36話、「決闘者王国編」のアニメオリジナルストーリーにて、バクラが使用。
おそらく千年輪の力で実体化させたもので、インダストリアル・イリュージョン社の黒服を取り押さえた。
- 遊戯王Rでは「城之内vsメンド・シーノ」戦において、シーノが類似効果を持つ永続魔法《レイバー・ペイン》を使用している。
こちらは通常召喚のみに対応していたが、ライフコストは1000だった。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:ライフポイントを支払う処理はコストとして扱いますか?
A:コストではありません。
また、この処理はカードの効果の扱いではなく、召喚・発動等に伴う「手順・条件」としても扱いません。(17/03/15)
Q:《魔力の枷》を《オオアリクイクイアリ》や《非常食》のコストにする場合、500ライフポイントは払わずに済みますか?
A:いいえ、ライフポイントを払ってから特殊召喚または発動します。(10/08/07)
Q:《魔力の枷》と《魔力倹約術》が適用中、魔法カードを発動した場合、500ライフポイントは払わずに済みますか?
A:いいえ、500ライフポイント払わなければなりません。(09/01/28)
Q: 《魔力の枷》が適用中、《砂塵の大竜巻》のセットする効果を使用した場合500ライフポイントを払う必要はありますか?
A:はい、500ライフポイントを払いセットします。(11/04/03)
Q:《魔力の枷》が適用中に手札のモンスター3体のペンデュラム召喚を行う場合、どのぐらいライフポイントを払わなければならないのですか?
A:手札の複数体のモンスターをペンデュラム召喚で同時に特殊召喚する場合、1体につきライフポイントを500払う必要があります。
したがって、《魔力の枷》が存在する状況で、自分が手札の3体のモンスターをペンデュラム召喚で特殊召喚する場合、支払うライフポイントは1500ポイントとなります。(14/08/23)
Tag: 《魔力の枷》 魔法 永続魔法