未界域(みかいいき)のジャッカロープ/Danger!? Jackalope?》

効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻 500/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のジャッカロープ」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のジャッカロープ」1体を特殊召喚し、
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
デッキから「未界域のジャッカロープ」以外の「未界域」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

 EXTRA PACK 2019で登場した闇属性獣族下級モンスター
 自身を特殊召喚する未界域共通の起動効果捨てられた場合に同名カード以外の未界域表側守備表示リクルートする誘発効果を持つ。

 (1)(2)の効果《未界域のビッグフット》を参照。

 このカードの固有効果同名カード以外の未界域モンスターリクルート
 特に下準備なく発動でき、(1)の効果発動できればどの手札が捨てられたとしてもモンスター1体の特殊召喚が可能である。
 守備表示特殊召喚するため自分ターン特殊召喚した場合攻撃はできないが、リンク素材などに使う分には問題ない。
 未界域の展開を支えるカードとなるため、多めの投入をしておきたい。

 未界域闇属性で統一されているため、リクルートした未界域は各種ウイルスコストに利用できる。
 このカード自身も《死のデッキ破壊ウイルス》《影のデッキ破壊ウイルス》に対応する。

 獣族のため魔轟神獣サポートカードを共有できる。
 《未界域のビッグフット》と比べると《レスキューキャット》等の下級モンスターのサポートも受けられる。

  • モチーフは、アメリカ・ワイオミング州あたりに生息すると言われる未確認生物の一種「ジャッカロープ(Jackalope)」だろう。
    「ノウサギ(ジャックラビット)」+「レイヨウ(アンテロープ)」の角が生えたような容姿で、この名称も先述2語の合成語である。
    カウボーイのキャンプファイアーの場にあらわれ、人間の声真似が得意で、人間が呑む酒のウイスキーが好物とされ、その乳は万病に効くとされる。
    月夜に酩酊した人間だけが見えるという伝承ゆえに、長らくは「酔漢の目の錯覚だ!」と軽んじられていた。
    また、2005年の米国の獣医らの研究でこの正体が解明されており、「ウサギが乳頭腫ウイルスにかかり、それによって角型のイボが頭から生えた奇形種」と現在では結論づけられている。
  • 角の付いたウサギはアルミラージも存在するが、あちらは一角である。
    また、仏教語には決してあり得ないことを意味する「兎角亀毛」が存在するため、アジアと無関係ではなく、日本語版Wikipediaにもジャッカロープの解説として例に挙げられている。
  • コナミのゲーム作品において―
    「マスターデュエル」では、デュエルフィールドの端に配置される「メイト」の1体としてこのモンスターが登場している。
    「危険を察知すると、いつの間にやら姿を消してしまう」という説明文の通り、タッチすると葉っぱを巻き上げながらいなくなる。

関連カード

―容姿名称等でウサギをモチーフとするモンスター《因幡之白兎》のページを参照。

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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