遊戯王カードWiki -

《無限械(むげんかい)アイン・ソフ/Infinite Machine》 †

永続罠
自分の魔法＆罠ゾーンの表側表示の「虚無械アイン」１枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
(1)：このカードは１ターンに１度だけ相手の効果では破壊されない。
(2)：１ターンに１度、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●自分・相手のメインフェイズに発動できる。
手札から「時械神」モンスター１体を特殊召喚する。
●自分の墓地の「時械神」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、手札・デッキから「無限光アイン・ソフ・オウル」１枚を選んで自分の魔法＆罠ゾーンにセットできる。

　COLLECTORS PACK 2018で登場した永続罠。
　《虚無械アイン》を墓地へ送る発動条件、１ターンに１度だけ相手の効果で破壊されない効果、時械神の特殊召喚か《無限光アイン・ソフ・オウル》のセットを行う効果を持つ。

　発動コストとして《虚無械アイン》が必要だが、向こうの効果でデッキからこのカードをセットできるので、発動条件を整えやすい。

　(1)は１ターンに１度の効果破壊耐性。
　《虚無械アイン》に比べ、毎ターン耐性を得られる点で強化されている。
　しかし、破壊以外の除去も多いので安心はできない。

　(2)の１つ目の効果は、時械神を手札から特殊召喚する効果。
　１体目の時械神をリリース無しで召喚し、その後この効果でもう１体を特殊召喚すれば２体の時械神で攻撃できる。
　特に《時械神ミチオン》と《時械神サンダイオン》か２体目の《時械神ミチオン》を並べてそれぞれの効果を発動し、メインフェイズ２に《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》を出せば１ターンキルとなる。
　相手ターンでも発動して壁を用意することもできるが、次のスタンバイフェイズにはデッキに戻ってしまうので手札消費が大きくなる。
　相手ターンでは緊急時に使用するくらいの感覚で良いだろう。
　ただ、時械神を１体出すだけなら《光神化》の方が使い勝手がよく、繰り返し使える点を活かしたい。

　(2)の２つ目の効果は、《無限光アイン・ソフ・オウル》をセットする効果。
　発動条件として墓地に時械神を必要とするが、時械神は墓地へは行きづらく、単独では発動しにくい。
　１つ目の効果で時械神を並べ、エクシーズ召喚してエクシーズ素材として墓地へ送るなどの方法があるが、その場合こちらの発動はさらに遅くなる。
　《虚無械アイン》からサーチする場合も墓地の時械神が必要となるため、他の墓地を肥やすカードも併用したい。
　もしくは、《無限光アイン・ソフ・オウル》をデッキに投入せず、このカードを終着点とする事も考えた方が良いだろう。

「アイン・ソフ」については《無限光アイン・ソフ・オウル》を参照。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vsZ-ONE」戦でZ-ONEが使用。
このカードの効果でZ-ONEはレベル10の時械神を複数体展開して遊星を大いに苦しめた。
最終的には《無限光アイン・ソフ・オウル》の発動の為に墓地へ送られた。

アニメでのテキストは以下の通り。

このカードは自分の魔法・罠ゾーンに表側表示で存在する「虚無械アイン」を墓地に送り発動する。
手札のレベル１０以上のモンスターを特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上のモンスターの攻撃力は全て０になる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、
「時械神」と名のつくモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を行えない効果を無効にする。

コナミのゲーム作品において―
OCGに先駆けて、TAG FORCE 6にてオリジナル効果で登場している。
ゲームでの効果は以下の通り。

自分フィールド上に表側表示で存在する「虚無械アイン」１枚を墓地へ送って発動する。
自分のターンに１度、手札から「時械神」と名のついたモンスター１体を特殊召喚する事ができる。
相手ターンに１度、手札から「時械神」と名のついたモンスター１体を捨てる事で、
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する「虚無械アイン」１枚を選択して手札に加える。

「特殊召喚できるのは時械神限定」「１体しか特殊召喚できない」という調整をされている。
代わりに攻撃力を下げる効果が削除され、ドロー効果が付いたため扱いやすくはなっている。