《約束の地 −アヴァロン−/Avalon》 †
通常罠
(1):「アルトリウス」モンスター及び「ランスロット」モンスター1体ずつを含む
自分の墓地の「聖騎士」モンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、フィールドのカードを全て破壊する。
EXTRA PACK −KNIGHTS OF ORDER−で登場した通常罠。
指定のものを含むモンスター5体を除外し全体除去を行う効果を持つ。
フィールドと手札の消費なく1枚で状況をリセットできるのは強力といえば強力である。
しかし墓地のモンスターの必要数は《貪欲な壺》と同じであり、さらに「アルトリウス」「ランスロット」両方が必要であるため条件はさらに厳しい。
《円卓の聖騎士》などとも相性が致命的に悪い。
アルトリウスもランスロットも有用なカードが揃っており、メインデッキ・エクストラデッキの両方から出せるので、構築上の無理は生じにくいのは幸いである。
使う場合、通常モンスターの《聖騎士アルトリウス》を《レスキューラビット》で展開して《魔聖騎士ランスロット》の効果に利用するのがいいか。
《聖騎士モルドレッド》のリクルートも併用すると条件は整えやすい。
聖騎士に除外とのシナジーはないため再利用には専用のカードが必要になり、妨害されやすい破壊である上に自分のカードまで巻き込んでしまう。
カードパワーが低いわけではないのだが、【聖騎士】とあまり噛み合っていないために今一つ物足りないのは否めない。
フィールドリセットとしては比較的少ない、スペルスピードが2である点に用途を見出したい。
一応、《天命の聖剣》を併用すればこちらのモンスターを破壊から守ることなども可能。
- 「アヴァロン(Avalon)」はイギリスの伝承に登場する島の名前であり、アーサー王の亡骸が眠る地であるとされる。
日本語名には「約束の地」とまで付いている事から分かるように、アヴァロンは地名である。
しかし、このカードはフィールド魔法や永続魔法でなく全体除去を行う通常罠となっており、モチーフからは連想しづらいものがある。
聖騎士の物語は『Tales of the Noble Knights』の伝承を元にしていると言う設定であるため、この伝承の終章のタイトルと言う所だろうか。
《円卓の聖騎士》が墓地の聖騎士の種類も参照する事から、アーサー王の王国と円卓の崩壊による物語の結末を、空のフィールドと大量の墓地の聖騎士の除外で表現したのだろう。
関連カード †
―イラスト関連
―カード名関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:除外する処理と破壊する処理は同時に行われますか?
A:同時です。(14/09/13)
Q:対象として選択した5体のモンスターのうち、1体が墓地に存在しなくなった場合、処理はどうなりますか?
A:残りの4体のモンスターは除外され、『フィールドのカードを全て破壊する』処理も通常通り適用されます。(14/09/13)
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