E−HERO(イービルヒーロー)

デッキの概要

 《ダーク・フュージョン》《ダーク・コーリング》によるE−HERO融合召喚を主体とするデッキ
 融合素材となるE−HERO自体はHERO名を冠するため一部のサポートカードを共有できる。
 だが、悪魔族主体であり、高レベルモンスターも投入するため融合素材に同じ下級E・HEROを使用する【E・HERO】とは、デッキの構築や運用方法が異なるので注意したい。
 そのため、デッキ構築の段階から相性のいいカードを見極める必要がある上級者向けのデッキといえる。

《ダーク・フュージョン/Dark Fusion》
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。
《ダーク・コーリング/Dark Calling》
通常魔法
(1):自分の手札・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できるその融合モンスター1体を
「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから融合召喚する。

デッキ構築に際して

 融合召喚に必要な魔法カード自体は共通だが、各E−HERO融合素材が異なるうえに、相互的なシナジーを持たない。
 そのため、E−HERO融合モンスターを全てを破綻なく共存させる事は不可能であると言ってよい。
 どのようなE−HEROを主軸とするかで構築も大きく異る。

メインデッキモンスターについて

E−HERO
 《E−HERO シニスター・ネクロム》リクルートでき、《E−HERO マリシャス・ベイン》融合素材となる。

E・HERO

―その他相性の良いモンスター

エクストラデッキモンスターについて

E−HERO融合モンスター

―その他の融合モンスター

融合モンスター以外のモンスター
 悪魔族岩石族を投入することで《E−HERO ダーク・ガイア》《E−HERO マリシャス・デビル》も狙いやすくなる。

魔法・罠カードについて

E−HEROサポートカード

HERO戦士族サポートカード

―その他相性の良いカード

デッキの派生

【マリシャス・ビート】

 《E−HERO マリシャス・エッジ》アドバンス召喚をプレイの中心とするタイプ。
 《ダーク・フュージョン》《ダーク・コーリング》は必ずしも必要としない。

 詳しくは、【マリシャス・ビート】【帝コントロール】を参照のこと。

【高等儀式術】

 E−HERO融合素材モンスター通常モンスターであることに着目したタイプ。
 《E−HERO インフェルノ・ウィング》《E−HERO ライトニング・ゴーレム》《E−HERO ダーク・ガイア》が主軸となる。
 【E−HERO】のデッキ構築とは異なるので、【高等儀式術】及び【デミスガイア】を参考にしたい。

その他

 コンセプトデュエルにはE・HEROネオスE−HEROカード名か、テキストに記載されたカードを25枚以上メインデッキに採用するという制約があるものがある。
 汎用カードを入れる余地が少ない他、V・HEROは枚数にカウントされないため【HERO】の様な組み方は難しい。

このデッキの弱点

 戦術自体は【E・HERO】とあまり変わらないため、弱点もほぼ同様となる。
 《ナチュル・ビースト》などの魔法カード封じ、《虚無魔人》などの特殊召喚封じ、《王宮の鉄壁》による《ダーク・コーリング》封じなどがある。

代表的なカード

関連リンク

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