サイコロ/Die(Dice)

 コイン同様、サイコロを使って効果の判定を行うカードも存在します。
 本ゲームで使用するのは、1から6の目がある、6面サイコロです。

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0より引用)


  • 使用可能なサイコロは1〜6の数字が振られた6面の物。
    6面であれば大きさに規定はない。
    なお、英語版のカードテキストには「Six-sided die(6面サイコロ)」と明記されている。
  • 公式商品として単独での販売はされていない。
    KONAMI公式のサイコロとして、以下のものがある。
  • 2018年発売の「デュエリストカードストレージボックスDX ブラックレザー」付属の、1の目にウジャト眼がプリントされたサイコロ。
  • 2019年発売の「デュエリストカードストレージボックスDX オシリスレッド」付属の、1の目に《ハネクリボー》がプリントされたサイコロ。
  • 2020年販売の「デュエリストカードストレージボックスDX 皇の鍵」付属の、アストラル文字(No.モンスターの体についている数字)仕様のサイコロ。
    各面にアストラル文字で「01」「06」と刻まれている。
  • 2020年発売の「デュエリストカードストレージボックスDX 竜の紋章」付属の、1の目に《ロードランナー》がプリントされたサイコロ。
  • 2022年発売のSECRET UTILITY BOX同梱のサイコロ。
    属性をイメージした紫・白・茶色・赤・青・黄緑の6種類が存在し、うち1つが入っている。
  • OCG公式アプリ「遊戯王ニューロン」と、公式計算機デュエリストデバイス」には電子的にサイコロを振れる機能がついており、これらは公式な大会でサイコロとして使用する事が公認大会規定で認められている。
    ニンテンドーDSのゲーム「WORLD CHAMPIONSHIP」シリーズの「デュエル計算機」にも同様の機能はあったが、こちらは公式大会での使用は認められていない。
    また、その他のサイコロを振るアプリ等の使用も認められていない。
  • 財布さえあれば硬貨を流用できるコインと違い、サイコロは咄嗟に用意できるものではない。
    大会などであればショップや他の参加者から貸して貰える可能性も高いが、事前に借りられる当てがない限り、サイコロを使うカードデッキに入れるなら自分のものを持っていくのは忘れないようにしたい。
    最悪の場合、参加権を失ってしまうことになる。
  • サイコロは1の目のみ黒ではなく赤く塗るのが一般的となっているが、これは日本固有の文化である。
    そのため、一部のカードは海外では若干の疑問が生じるイラストになっているが、大きな違和感ではないこともあってか特に海外での修正はされていない。
  • ちなみに、言わずとしれた『遊☆戯☆王』原作者・高橋和希の主催する法人も「スタジオ・ダイス(STUDIO☆DICE)」である。
    OCGカード右下にも「高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社」と権利者表示されているため、馴染み深いデュエリストも多いだろう。
  • 闇遊戯とバクラはサイコロの振り方を工夫することで自らの望む目を出していたが、これは10面サイコロが2個あるからこそで、OCGの6面体サイコロでやってもあまり意味はない。
  • アニメDMではマスク・ザ・ロック(武藤双六)が、サイコロを振るカード全体へのメタカードである永続罠《伝説のギャンブラー》を使用している。
    このカード自体もサイコロを振る効果であり、相手の出目を上回れば効果無効にするものだった。
  • アニメのデュエルでサイコロが使用される場合、ソリッドビジョン上で処理されるか、デュエリスト自身がサイコロを振るかはまちまちである。
    変わった所では、アニメGXにおいてタイタンがチェスデーモン効果を使用した際、サイコロと同じ6目のルーレットを使用した他、アニメ5D'sでは《D・モバホン》効果でサイコロを振る際、代わりにこのモンスターのソリッドビジョンにおいて1〜6のダイヤルからランダムに1つ選択されるという演出になっていた。
    アニメ5D'sにおいてサイコロに関する効果を持つ魔法カードSp(スピードスペル)−チューンナップ123(ワンツースリー)》が使用された時は、D・ホイールの画面上にサイコロが現れ処理を行った。
    この時、D・ホイールの画面に「DAICE」と表示されていたが、「ダイス」の綴りは上記の通りDiceであり、明らかなスペルミスである。
  • アニメVRAINSでは、ボーマンがサイコロを振るカードを複数使用しており、中でも永続罠《サイコロジック》は他のサイコロを振るカードと関連性を持たせた効果であった。
    自身の使用する「ハイドライブ」が属性に関する効果を持つことに合わせてか、彼が使用するサイコロはそれぞれの属性を模したマークが目になっている。
    また、初めてサイコロを使用した「vs 遊作/Playmaker」戦では属性を模したマークしかなかったが、「vs 尊/Soulburner戦」ではそれと一緒に数字の目も掘り刻まれている。
    • AIであるボーマンが運に左右される戦術を取る事に対し、Aiからは「運任せの戦術なんてAIらしくない」と述べられている。
      これに対しボーマン自身は「運任せの戦術こそが進化の多様性である」とし、ストーリー的に重要なファクターとなっている。
      不霊夢からは「AIは人間の様に何かを閃く事はできないが、(計算で結果を推測する事のできない)サイコロのランダム性によってそれを疑似的に行っているのではないか」と推測している。
      なお、完全に運任せということはなく、「vs 尊/Soulburner戦」ではサイコロの出目を別の数字に変更するカードも併用しており、狙い以外の目が出た時のフォローも行っている。
  • ラッシュデュエルを題材としたアニメゴーラッシュ!!では、エポックがサイコロを振るカードを多数使用している。
    こちらでは過去作のようなソリッドビジョンとは異なり、彼女自身がサイコロを模した巨大なダンボール箱の中に入り込み転がる事で効果の処理を行っている。
    これを利用して堂々と不正を行い、過去作品とは一風変わった方法でギャンブル自分有利に進めている(詳細はRUSH:サイコロを参照)。
  • コナミのゲーム作品において―
    デュエルリンクスでは、御伽龍児がサイコロを使うカードを複数使用し、その多くに専用ボイスが設けられている。
    特にCPUのレベル60の御伽は、OCGでは禁止カードである《第六感》までも使用してくる。

関連カード

―サイコロを振る効果を持つカード

―サイコロを振り直す効果を持つカード

―サイコロの目を更新する効果を持つカード

―サイコロを振る効果に対するメタカード

―上記以外のサイコロに関連するカード

関連リンク

FAQ

Q:サイコロを使用する場合、予め相手プレイヤーにサイコロを使用することを伝えなくてはなりませんか?
A:はい、サイコロやコイン等を使用する場合、デュエルを開始する際にデュエルフィールドの外に用意して置く必要があります。(09/09/02)

Q:何らかの理由でコイントスができない場合、サイコロで代用したり審判や第三者に投げてもらったりする事は可能ですか?
A:審判の方の判断に従ってください。(13/01/25)

Q:デュエル開始時に用意していたサイコロがデュエルの途中で破損ないし紛失した場合、新たなサイコロを用意して効果の判定に使用することはできますか?
A:プレイヤー同士で話し合って処置を決めるか、審判の判断に従って下さい。(14/09/03)

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