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 同じ種類のカードを複数枚デッキに投入することを意味する俗称。
 投入する枚数によって「2積み」・「3積み」・「2枚積み」・「3枚積み」とも呼ばれる。
 1枚しか入れない(入れられない)場合、「1枚積み」とは言わない。(→ピン挿し

  • 投入枚数による違いについては確率のページを参照。
  • 間違われることも多いが、「積み込み」は意味が異なる。
    これはイカサマの一種で、デッキカード順番をあらかじめ意図的に有利になるよう並び替えておく行為である。
    初心者にありがちだが、モンスター魔法・罠カードを「整理」したつもりでまとめるだけでも、積み込みとみなされてしまう事があるので注意したい。
    「積み込み」の語源は麻雀用語で、「山に有利な牌を前もって置いておく事」を指す。
  • ボスデュエルはその積み込みをゲーム的に調整し、確定情報として相互に認識した上でのデュエル仕様と言える。
  • 通常のOCGルール上では完全なイカサマ行為だが、遊戯王のゲーム作品ではしばしばCPU側が初期手札に積み込みを行う仕様が採用されてしまっている。
    代表例はGBAのDM6における、遊戯、海馬、孔雀舞の1ターンキルデッキだろう。
    特に海馬の【デビル・フランケン】は当時のカードプールで防げるデッキと可能性が非常に限られた凶悪な積み込みとして印象付けられ、後発のゲーム作品群にもその疑いを常に持たせる原因となってしまった。
  • アニメARC-Vでは、融合次元のアカデミアの「オベリスク・フォース」の全員が《古代の機械猟犬》を始めとしたカードを複数積みしており、サポートカードも同じものを使用している。
    統率のとれた軍隊の特徴を、同じカードを積むという形で表現しているといえる。
    また、エクストラデッキカードを積んでいるキャラも複数いるので、比較的現実寄りになっている。

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