《環境適応力 》 †
フィールド魔法 ①:モンスターが召喚・特殊召喚された場合、 そのモンスターと同じ種族の他のモンスターがフィールドに存在していれば発動する。 その召喚・特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は1000アップする。 ②:このカードが破壊された場合に発動する。 フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、 その攻撃力・守備力は元々の数値になる。 ③:自分・相手のスタンバイフェイズに、このカードが墓地に存在し、 お互いのフィールドゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。 このカードを自分フィールドに表側表示で置く。
遊☆戯☆王 ORIGINAL ARTWORK COLLECTIONで登場したフィールド魔法。
召喚・特殊召喚されたモンスターと同種族が存在すればその攻守を1000強化する効果、破壊された場合に全モンスター効果を無効化し攻守を元々の数値にする効果、お互いのスタンバイフェイズに墓地の自身を自分フィールドに置く効果を持つ。
①は召喚・特殊召喚されたモンスターの強化効果。
条件はフィールドに同種族が存在することであり、どちらのフィールドに居ても良い。
強化値は1000とかなり大きく種族にある程度統一性のあるデッキであれば総強化値は大きくなりやすい。
発動後に棒立ちになってしまう展開役をアタッカーとして使えるようになるため、1ターンキルの補助にもなる。
他にも制圧力は高いが攻撃力が低い結界像等の攻撃力を上げ、戦闘破壊を防ぐ使い方もできる。
ただし、これは強制効果で相手モンスターにも適用されるため、戦闘補助としてはやや信頼しにくいのがネック。
これを逆用して《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》などで展開を抑制することもできるが、種族が混在するデッキには刺さらないため他の選択肢には劣る。
②は破壊された場合のフィールドのモンスターの効果の無効化と攻守を元々の数値にする効果。
お互いのフィールドのモンスター全ての効果を無効に出来るため、《サイクロン》等のフリーチェーン破壊とコンボすれば妨害にも使用できる。
ただし、こちらも強制効果であり、相手に同じ事をされる危険がある点は留意しておきたい。
③はお互いのスタンバイフェイズに墓地からフィールドゾーンに置く効果。
これにより使い回せるが、条件はお互いのフィールドゾーンにカードが存在しない場合であり、相手がフィールド魔法を使用するだけで発動できない点でやや安定しづらい。
なおこの効果は①②と異なり強制効果ではないため、条件を満たしても発動しない事も選べる。
種族が固まっており、いざとなれば能動的にこのカードを破壊する手段を持つデッキならば活躍できるだろう。
【破械】、【ブリッツクリーク】等はこれらの条件を満たし、それぞれ下級モンスターの打点の低さを補強できる。
後者なら《天空城塞クーロン》に張り替えることで、こちらの(1)による強化が維持され合計1500の攻撃力アップを狙える。
- 原作・アニメにおいて―
「環境適応力 」とは、原作・アニメDMの「決闘者の王国編」の予選で使用されたルール。
デュエルフィールドに《森》・《山》・《荒野》・《海》といった周囲の地形が反映されており、得意な地形上に召喚したモンスターは攻守30%アップ、特殊能力獲得といった恩恵が得られる。
戦う場所によって優位な種族が変わるため、羽蛾は昆虫モンスターが得意とする森フィールド、梶木は《海》の多い海岸沿いなど、自身のデッキが得意とする地域で戦う決闘者が多かった。
これらの地形は、第1期に初期フィールド魔法としてOCG化されている。
- ①は「環境適応力」の最も基本的な効果である攻守30%強化がモチーフだろう。
ただし、計算がややこしくなるためか強化値は一律1000に設定されている。
同種族のモンスターが必要なのは、この効果で相手モンスターを返り討ちにして戦闘破壊を防ぎ、更にボード・アドバンテージを増やしていったことから取られていると思われる。
②は「vsインセクター羽蛾」戦や「vs梶木」戦において闇遊戯が《カース・オブ・ドラゴン》と《燃えさかる大地》のコンボで《森》や《海》を破壊し、ステータスアップや特殊能力獲得の恩恵を無効化した事の再現か。
- イラストは「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦で登場した「環境適応力」の解説図が元となっている。
なお、OCGイラストでは、元の図には描かれていなかった《デビル・クラーケン》・《昆虫人間》・《暗黒の竜王》の3体が、それぞれ自身が得意とするフィールドに描き加えられている。
これは「決闘者の王国」大会参加者である梶木・羽蛾・遊戯が使用したモンスターである。
ただし遊戯は王国編で《暗黒の竜王》を使用しておらず、このカードがイラストに選ばれたのは下記の東映版アニメでの描写に起因するものだと思われる。
- 図に記されていたフィールドと適応性を持つ種族の関係性は以下の通り。
どのフィールドも一部は「???(不明)」となっており、下記リストの他にも適応する種族がある可能性を示唆している。- 「闇遊戯vs梶木」戦で《岩石の巨兵》は種族は明言されていないまま荒野に適応しているが、恐竜族、不死族のようではないためそれ以外の種族であったようだ。
- 闇のプレイヤーキラーによると夜はフィールド・パワーを得ることができなくなるようだ。
- 「城之内vsゴースト骨塚」戦は上記図に記載のない墓場フィールドで行われている。
- 東映版アニメでの一部デュエルにも似たようなルールが適応されていたが、パワーソースがどれほど適応されるかは回によってまちまちである。
例えば、原作でもドラゴン族に適応するのは山なのだが、海馬や城之内は山のゾーンに置かずにプレイしている。
そのためなのか、城之内の使用した《暗黒の竜王》は墓場の影響を受けている本田の《ゾンビ》に返り討ちにされている。
- 「闇遊戯vs梶木」戦で《岩石の巨兵》は種族は明言されていないまま荒野に適応しているが、恐竜族、不死族のようではないためそれ以外の種族であったようだ。
関連カード †
―イラスト関連