《強者 の苦痛 /Burden of the Mighty》 †
永続魔法 ①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、 そのモンスターのレベル×100ダウンする。
遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008 付属カードで登場した永続魔法。
相手モンスターの攻撃力をそのレベルに応じて全体弱体化する効果を持つ。
発動条件やコストがなく相手モンスターのみを弱体化させ、下げ幅も小さくない。
高レベルモンスター主体でビートダウン中心のデッキ相手ならば戦闘補助としては使いやすい。
しかし、【ローレベル】やレベルを持たないエクシーズモンスター・リンクモンスターを主体とするデッキには効力が薄い。
特に後者は、第10期以降における環境の主力となっているため、活躍の場を狭めている。
ただし、エクシーズモンスター・リンクモンスターはエクストラデッキから特殊召喚する必要があるため、《フォッシル・ダイナ パキケファロ》や《虚無魔人》等の特殊召喚メタを合わせれば、ある程度カバー出来る。
《王虎ワンフー》・《連鎖除外》・《魔のデッキ破壊ウイルス》・《断絶の落とし穴》等の特定の攻撃力以下のモンスターを参照するカードと相性が良い。
これらで素材となるモンスターの展開を封じることで、エクシーズモンスターやリンクモンスターへ間接的に対処可能になる。
さらに、【BF】の《黒い旋風》や【六武衆】の《六武衆の荒行》のような「モンスターの攻撃力を参照するカード」へのメタカードとしても機能する。
なお、このカードの効果は重複するため、複数枚並べることでさらに攻撃力を弱体化させることもできる。
その場合、《ハーピィの羽根帚》等の全体除去から守るカードも用意しておきたい。
- ビートダウンを相手にすれば有効なカードであるが、優位に立てるのはあくまで戦闘だけである。
戦闘を積極的に行わないコントロールやロック系デッキ、戦闘ダメージを勝利手段としないバーンやデッキ破壊等のデッキにはほとんど効力は見込めない。
第7期からは、レベルを持たないエクシーズモンスターが登場し定着したことで、ビートダウンへの影響力も大きく低下してしまった。
しかし第9期に入ると、シャドールや《M・HERO ダーク・ロウ》といった相手の行動を制限する融合モンスターが環境に現れる。
これら融合モンスターは皆レベルが高い傾向にあるので、このカードによる影響は大きく、それらのデッキへのメタとしての採用も考えられるようになった。
その後、第10期にはレベルを持たないリンクモンスターが新たに登場し、かつてのように採用するのは難しくなった。
更に第11期には《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》も登場し、種族に拘らなければ必ず1000の差をつけられるため、単純な戦闘サポートとして厳しい立場となっている。
- 登場当時は汎用性が高くゲーム付属カードであり非常に入手困難だったが、その後ストラクチャーデッキ-ウォリアーズ・ストライク-とストラクチャーデッキ-炎王の急襲-に再録された。
さらにSTARTER DECKにも4作続けて収録されており、手に入れやすくなった。
- カード名は「つわもの」ではなく「きょうしゃ」であることに注意。
- イラストでは、《キングス・ナイト》の王冠が小鳥の巣にされ、手を出せない様子が描かれている。
これでは《強者の苦痛》という要素が読み取れないため、英語名は「重荷」「負担」という意味の「Burden」に変更されている。
この小鳥は保護しようにも法的に手を出せない絶滅危惧種なのかも知れない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの「ヨハン(ユベル)vsアモン」戦でアモンが使用。
《降雷皇ハモン》の攻撃力を1000弱体化させ、《究極封印神エクゾディオス》で戦闘破壊しようとしたが、永続罠《デルタ・バリア》に阻まれる。
その後、装備魔法《エターナル・リバース》でセット状態にされた所を、《神炎皇ウリア》の効果で破壊された。
- アニメZEXALの第31話でチャーリーが《No.7 ラッキー・ストライプ》の力で突風を起こしてカードを吹き飛ばした後、チャーリーの手の平に舞い込んできたカードの1枚。
「アストラルvsカイト」戦にてカイトが使用した通常魔法《フォトン・ハリケーン》のイラストでは、吹き飛ばされている様子が描かれている。
WDC開催前夜、デッキを組む徳之助が笑みを浮かべながらこれの採用を考えていると思われる描写もある。
エクシーズモンスターが主力のZEXAL世界ではやや手落ちにも見えるが、彼の戦術を鑑みるにエクシーズ召喚に誘導してのコントロール奪取を目的としているのかも知れない。
また、ZEXALII の「遊馬vsNo.96」戦で遊馬が使用した通常罠《ナンバーズ・マジック・マスター》のイラストに描かれている。
- このカード自体は登場しないが、アニメVRAINS第14話の次回予告にて、草薙がGo鬼塚の抱えるジレンマを例えている。
関連カード †
―イラスト関連
―《強者の苦痛》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
- 遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008 付属カード WC08-JP002 Ultra
- ストラクチャーデッキ-ウォリアーズ・ストライク- SD17-JP022
- ストラクチャーデッキ-炎王の急襲- SD24-JP030
- STARTER DECK(2016) ST16-JP029
- STARTER DECK(2017) ST17-JP030
- STARTER DECK(2018) ST18-JP031
- STARTER DECK(2019) ST19-JP031
FAQ †
Q:複数枚発動したら効果は重複しますか?
A:はい、効果は重複しその枚数分の効果が適用されます。(07/11/29)
Q:自分フィールド上に2枚以上の《強者の苦痛》が発動されており、相手フィールド上に攻撃力0の《サテライト・キャノン》が表側表示で存在しています。
この場合、エンドフェイズ時に《サテライト・キャノン》の攻撃力はどのように変化しますか?
A:この場合《サテライト・キャノン》の攻撃力が上昇した瞬間に《強者の苦痛》の効果が適用され、結果として《サテライト・キャノン》の攻撃力は0になります。
また、それ以降の相手のエンドフェイズ時にも同様の処理が行われます。
Q:相手の《強者の苦痛》1枚を適用下で、《サブマリンロイド》で直接攻撃した時に相手に与える戦闘ダメージはいくつですか?
A:他のカードで元々の攻撃力が変化していなければ800になります。(10/05/20)