《調律/Tuning》 †
通常魔法
(1):デッキから「シンクロン」チューナー1体を手札に加える。
その後、自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
STARSTRIKE BLASTで登場した通常魔法。
シンクロンチューナーをサーチし、その後デッキトップを墓地へ送る効果を持つ。
素早くシンクロ召喚したい【シンクロン】にとって有用なサポートカードであり、特に《ジャンク・シンクロン》であれば墓地によっては1枚でシンクロ召喚につながる。
また、自身を特殊召喚する効果を持つ《クイック・シンクロン》・《ジェット・シンクロン》も有力なサーチ候補となる。
1枚だけだが墓地を肥やすこともでき、《ボルト・ヘッジホッグ》等が落ちてくれれば儲けものである。
特に《クイック・シンクロン》投入型の【ジャンクドッペル】ではデッキの事故率軽減に大きく貢献しているカードである。
ただし、墓地肥やしが有利に働くかどうかはランダム要素が大きい。
【シンクロン】は墓地効果を持つモンスターも採用されるため基本的にはメリットだが、《ジャンク・スピーダー》を使用する場合、リクルート先が墓地に落ちてしまうリスクも大きい。
《ジャンク・スピーダー》の効果の都合上、複数のシンクロンを採用せねばならず、それらが墓地に落ちてもいいように採用枚数を増やすとデッキが膨れやすくシンクロンだけを引く事故も起きやすくなってしまう。
サーチ自体は非常に有用であるだけに《ジャンク・スピーダー》登場後の【シンクロン】にとって悩みの種になっている。
- 「調律」とは、楽器の音の高さを特定の標準音と音律に従って整えること、または楽器を演奏に相応しい状態に調整することを指す。
英語名にもある通り、早い話がチューニングである。
それに加えギターやヴァイオリン、琵琶など弦楽器では弦を楽器に固定して張力を保ち、駒と反対側に備えられ、弦を巻き取りながら調律する部品を「チューナー(糸巻き)」と呼ぶため名前も効果も非常にストレートかつシンプルである。
- このカードがアニメに登場したのは2008年10月1日放送の回なので、OCGとして登場するまで1年9ヶ月も要したことになる。
登場してからあまり間を置かずにOCG化される遊星の使用カードの中では、珍しく遅いOCG化となった。
- 漫画5D'sにはこのカードと酷似したイラストとカード名を持つ《地獄調律》が登場している。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:手札に加えた後で墓地へ送る処理が入る扱いですか、同時扱いですか?
A:手札に加えた後で墓地へ送る処理が入るため、同時扱いではありません。(10/07/18)
Q:残りデッキが1枚以下の場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(10/07/18)
Q:効果処理時に他のカードの効果によって残りデッキが1枚になり、その残りカードがシンクロンチューナーでない場合に、デッキのカードを墓地へ送る処理は行われますか?
A:いいえ、行われません。(10/07/22)
Q:《マクロコスモス》が適用中に、このカードを発動できますか?
A:はい、できます。
その場合、手札に加えた後デッキの上のカードを1枚除外します。(10/07/18)
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