【アーティファクト】 †
デッキの概要 †
PRIMAL ORIGINで登場したアーティファクトモンスターを中心としたコントロール寄りのビートダウンデッキ。
属するモンスターは魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットでき、その状態で相手ターンに破壊されると自己再生できる共通効果を持つ。
また、多くのアーティファクトは相手ターンに特殊召喚されると発動する固有効果を有しており、これらを駆使して相手の攻め手を躱しながら戦うのが特徴。
《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》 効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻2100/守1400 (1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。 (2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 (3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊する。
《アーティファクト-デスサイズ/Artifact Scythe》 効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻2200/守 900 (1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。 (2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 (3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。 このターン、相手はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
《アーティファクト・ムーブメント/Artifact Ignition》 速攻魔法 (1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで 魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットする。 (2):このカードが相手によって破壊された場合に発動する。 次の相手バトルフェイズをスキップする。
《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。 (1):デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
デッキ構築に際して †
メインデッキのモンスターについて †
―アーティファクトモンスター
このデッキの中心となるモンスター群であり、レベル5・天使族で統一されている。
大別すると、相手ターンに特殊召喚された場合に発動する固有効果を持つものと持たないものに分けられる。
いずれにも言える事だが、基本的には自分ターンではバニラ状態であることは常に留意したい。
- 《アーティファクト-デスサイズ》
固有効果はターン終了時まで相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じるもの。
エクストラデッキを使用しないデッキは少ないので、《アーティファクト-モラルタ》と並んで優先度が高いモンスターである。
小型モンスターを並べてエクストラデッキから展開する事に特化したデッキに対しては、素材が揃ったタイミングで特殊召喚する事で弱小モンスターの棒立ちを誘いやすいので特に刺さる。
ただし、融合召喚カード等のチェーンブロックが発生する特殊召喚に対しては、先に出しておかないとエクストラデッキからの展開後に固有効果が発動するので注意したい。
- 《アーティファクト-ベガルタ》
固有効果は自分フィールドのセットカードを2枚まで対象を取らずに破壊するもの。
セットされたアーティファクトを破壊する事で一気に展開でき、《アーティファクト-カドケウス》とあわせれば大量ドローも狙える。
コンボ性が高まるので手札事故のリスクは上がるが、破壊された時の効果を持つ他のカードと併用してみるのも面白い。
ただし強制効果なので発動したくないタイミングで暴発する事も起こりかねず、相手の妨害手段の標的にもなりやすい。
この効果を無効にされると、アーティファクトが展開できないだけでなく、伏せカードとしての秘匿性も失われてしまい、大きな隙を生む。
- 《アーティファクト-ヴァジュラ》
固有効果は自分魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊するものであり、更に相手の直接攻撃宣言時に手札からの特殊召喚も可能。
他のアーティファクトと異なり、相手の魔法・罠除去に頼らずに動く事ができ、防御と展開の二役を同時に熟せられる。
役割の似た《アーティファクト-ベガルタ》とは同じく強制効果であり、こちらは自力で展開できる点と3体以上の展開が可能な点で優れる。
一方、破壊したくない魔法・罠カードまで破壊してしまう小回りの利き辛さが難点であり、構築と状況に応じて使い分けたい。
- 《アーティファクト-アイギス》
固有効果はターン終了時までアーティファクトに相手からの効果破壊耐性と対象耐性を付与するもの。
守備力がアーティファクトの中で最大であり、その効果もあいまって主に防御用に運用することになる。
ただし、高いといっても数値は2500であり、戦闘破壊耐性までは付与しないため過信は禁物である。
- 《アーティファクト-アキレウス》
固有効果はターン終了時まで相手からのアーティファクトへの攻撃を封じるもの。
互いの弱点を補える《アーティファクト-アイギス》や、相手の直接攻撃にこのカードを破壊して展開できる《アーティファクト-ヴァジュラ》とは相性が良い。
ただし、相手が少数精鋭ならば《アーティファクト-モラルタ》を、エクストラデッキからの展開が得意ならば《アーティファクト-デスサイズ》を出した方が効果的である。
メインデッキからの展開を得意とするデッキに対しては有用なので相手のデッキを見極めて使用したい。
- 《アーティファクト-フェイルノート》
固有効果は墓地のアーティファクトを魔法&罠ゾーンにセットするもの。
アーティファクトの準蘇生とも言うべき効果だが、そのカードを破壊しなければ次の動きに繋がらない。
故にコンボ性が高くこのカード単独で機能するものではない点に気を付けたい。
- 《アーティファクト-ミョルニル》
固有効果はアーティファクトを守備表示で蘇生するもの。
蘇生されたアーティファクトの固有効果にも繋がり、《アーティファクト-モラルタ》ならば2枚のボード・アドバンテージを稼げる。
ただし、発動すると次の自分ターン終了時までアーティファクト以外の特殊召喚は封じられるため、混ぜ物が多い混合構築だと動きが制限されやすい。
複数採用する場合は純構築または自分ターンでの特殊召喚を控えた構築が望ましい。
- 《アーティファクト-ロンギヌス》
相手ターンに手札またはフィールドの自身をリリースすることでお互いのカードの除外を封じる効果を持つ。
直接的にアドバンテージを取れる効果ではないが、除外行為を動きの軸に据えるデッキは多いので、《アーティファクト-デスサイズ》と並ぶメタカードとして機能する。
相手の計算を狂わせるという観点からすると、あえてフィールドにセットせず手札に保持した状態で不意打ち気味に発動する事も検討できる。
また、アーティファクトの苦手とする除外による除去を事前に防ぐ役割も熟せる。
- 《アーティファクト-チャクラム》
自分魔法&罠ゾーンにセットされた魔法・罠カードをバウンスし、自身を手札から特殊召喚する効果を持つ。
主にアーティファクト以外の伏せカードが狙われた時やエンドサイクに対する回避手段として使用する。
また、《ダブル・サイクロン》や《邪神の大災害》など、自分のカードも巻き込んで破壊するカードとのコンボも考えられる。
- 《アーティファクト-ラブリュス》
フィールドのアーティファクトが破壊され墓地へ送られた時に自身を手札から特殊召喚する効果を持つ。
魔法&罠ゾーンのアーティファクトの破壊でもトリガーになり、自分ターンでも使用できるため特殊召喚はしやすい。
ただし、「時」の任意効果であるため、タイミングを逃す可能性には注意しておく必要がある。
―その他のモンスター
アーティファクトの特性にあわせたモンスターの他、自分のターンではバニラと化すアーティファクトの穴を埋められるようなモンスターを選択したい。
基本的には展開までの隙を埋めるか、チューナーやレベル5を展開してエクストラデッキのモンスターにつなぐ事になるだろう。
- 《オネスト》
光属性の戦闘サポートカードであり、攻撃力の低いアーティファクトの戦闘および迎撃に使用できる。
ただ、アーティファクトが展開できない状態だと腐るカードがさらに増える事になる点は注意。
複数採用するのであれば、できる限り展開手段を多く確保するか、《ライオウ》などの通常召喚可能な光属性を併用したい。
- 《堕天使ディザイア》
最上級モンスターだが、天使族のリリース1体でアドバンス召喚できるリリース軽減効果を持つ。
【アーティファクト】の打点不足を補える攻撃力3000が魅力であり、攻撃力を1000下げることでモンスター除去も可能なので状況打破も担える。
- 《堕天使スペルビア》
自身の蘇生時に天使族を蘇生でき、相手ターンでアーティファクトを蘇生すれば固有効果に繋がる。
《リビングデッドの呼び声》や《戦線復帰》等の相手ターンで蘇生できるカードをアーティファクトと共有できるのも利点。
ただし、このカードとアーティファクトの両方が墓地に必要なので、墓地を肥やす手段はある程度用意しておきたい。
- 《魂の造形家》
自身をリリースすることで、《アーティファクト-ヴァジュラ》、《アーティファクト-アキレウス》、《アーティファクト-アイギス》をサーチできる。
特に《アーティファクト-ヴァジュラ》は展開のトリガーとしての役割があるため、軸にする構築なら採用してもよいだろう。
- 《トリアス・ヒエラルキア》
特殊召喚後のアーティファクトを利用して相手ターン中に特殊召喚できる天使族。
アーティファクトはステータスも高くなくフィールドではバニラ同然のため、それらを除去される前にアドバンテージへと変換できる。
- それ以外の種族
- ランク5のエクシーズ素材にも使える下級モンスター
上記同様の役割だが、こちらはモンスター効果を無効にされるとエクシーズ素材に使えない点で劣り、《アーティファクト-ダグザ》等のリンク素材への使いやすさで勝る。
《アステル・ドローン》はエクシーズ召喚時のドロー効果を持ち、《アーティファクト-デュランダル》の手札交換効果も含めると手札の質を大きく高められる。
《セイクリッド・カウスト》・《先史遺産ゴールデン・シャトル》は光属性なので《セイクリッド・プレアデス》に対応する。
- チューナー
汎用的な手札誘発効果を持つ妖怪少女の面々は採用しやすく、アーティファクトとで層が厚いレベル8シンクロ召喚へも繋げられる。
それ以外では、《オネスト》を共有しつつアーティファクトの一部を展開できる《カオスエンドマスター》、《強欲で謙虚な壺》とも共存できる《スチーム・シンクロン》などと相性が良い。
守りに優れる《魔王龍 ベエルゼ》を出せる闇属性では、バウンスによりアーティファクトを再利用できる《A・ジェネクス・バードマン》、戦闘補助が可能な《BF-疾風のゲイル》などが存在する。
- その他のモンスター
- 《光帝クライス》
《リビングデッドの呼び声》等で相手ターンに展開できれば、アーティファクトの展開のトリガーを引きつつドローもでき、一気にアドバンテージを稼げる。
レベルや種族は合わないが、光属性なので《オネスト》は共有でき、除去を相手に発動して妨害する動きも可能。
- 《鉄騎龍ティアマトン》
上手くいけば相手モンスターとセットされたアーティファクトを破壊できる。
特殊召喚の条件を整えるためリンク召喚などでエクストラモンスターゾーンを埋めやすい構築にすると良いだろう。
- 《光と闇の竜》
カウンター能力を持ち、破壊された時の全体除去にアーティファクトを巻き込める。
基本的に相手ターンで処理される事になるので、蘇生も含めれば次の展開につなげる事は難しくない。
いざという時は適当なアーティファクトでリリースしてしまってもよいので、扱いはそこまで困らないだろう。
ただし展開までが非常に重いので、アーティファクトとも共有できる《帝王の烈旋》や《死皇帝の陵墓》の併用も考えたい。
- 《原罪のディアベルゼ》
《アーティファクト-ダグザ》で相手ターンにセットしたアーティファクトをその場で破壊することができる。
相手にセットを強要することで《ダブル・サイクロン》等の的を作ることも狙える。
- 《魔導書士 バテル》(&《ルドラの魔導書》)
《魔導書士 バテル》で《ルドラの魔導書》をサーチし、その《魔導書士 バテル》を墓地へ送れば2枚ドローが可能。
召喚権を使う関係上、自分ターンの動きは抑え気味になるが、基本的に相手ターンの選択肢を増やしたいデッキなので噛み合いは良い。
- 《カードカー・D》
役割は上記の《魔導書士 バテル》と重なるが、制約やデメリットの関係から単純な使い勝手では分が悪く、《命削りの宝札》とも相性が悪い。
代わりにデッキスペースを食わない利点があり、引く確率を上げるために両者を併用するのもよいだろう。
- 《N・グラン・モール》
余りがちな召喚権を消費する代わりに複数ターンにわたって繰り返し利用できる除去カードになれる。
- 《悪魔嬢リリス》
自身をコストにすればキーカードの《アーティファクトの神智》やフリーチェーン蘇生の《戦線復帰》を調達できる。
似た役割としては罠カードの《トラップトリック》も存在し、召喚権をどの程度使うかで優先度を決めると良い。
- 《ライオウ》
サーチをあまり行わずドローやリクルートによってアドバンテージを稼いでいくこのデッキとは相性が良く、相手の行動を一方的に封じ込めやすい。
レベルや種族は合わないが、光属性なので《オネスト》は共有でき、不要になったらリンク素材として処理するとよい。
エクストラデッキのモンスターについて †
- 《アーティファクト-デュランダル》
レベル5のモンスター2体を素材とする、アーティファクトの名を持つランク5のエクシーズモンスター。
相手のモンスターの効果・通常魔法・通常罠を「相手のフィールドの魔法・罠カードを破壊する」効果に書き換える効果と、お互いへの生きた《リロード》とも言うべき手札交換の効果をもつ。
前半の効果は自分のターンで発動させた場合、アーティファクトを利用できないが、基本的に1:1交換以下にはならないのであまり気にする必要はない。
とはいえ、展開自体にカードを消費するので、アーティファクト魔法・罠カードや、他の被破壊型、あるいは墓地から使用できる魔法・罠カードを多く確保する事は考えられる。
- 《アーティファクト-ダグザ》
カード名が異なるモンスター2体を素材とする、アーティファクトの名を持つリンク2のリンクモンスター。
緩い条件でアーティファクトをセットでき、効果の発動へ繋げられる。
(2)の効果は相手依存であるため狙いにくいが、《アーティファクト-アイギス》でバウンスや除外を回避できると発動の機会も多くなる。
リンク素材を揃えるのは容易なので展開効果を持ったモンスターを何枚か入れておけば達成できる。
―エクシーズモンスター
アーティファクトはレベル5に集中しているので、ランク5とそこから派生するモンスターが中心となる。
主な候補は【ランク5】を参照してもらいたいが、アーティファクトが光属性である事を踏まえると《セイクリッド・プレアデス》は必ず採用したい。
このデッキ特有の動きを考えるのならば、破壊された時の効果を持つ魔法・罠カードとコンボできる《発条装攻ゼンマイオー》も選択肢となるが、自分のアーティファクトを自分ターンに破壊しても意味が無い点は注意。
- 《召煌女クインクエリ》
特殊召喚時の強制効果を持つアーティファクトを自分の墓地から相手フィールドに特殊召喚するコンボが行えるランク5。
中でも《アーティファクト-ミョルニル》を出す事で相手に強烈な展開の制約を押し付けるコンボが強力であり、先攻1ターン目で決まれば完封もあり得る。
その他、《アーティファクト-ベガルタ》や《アーティファクト-ヴァジュラ》の自分フィールドに対する除去を押し付けるコンボも良い。
- 《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
自身の効果外テキストによりアーティファクト2体でシンクロ召喚できるチューナー不要のシンクロモンスター。
このデッキでは実質ランク5と同じような運用が可能であり、効果の汎用性の高さから採用しやすい。
- 《クロスローズ・ドラゴン》(&《ブラック・ローズ・ドラゴン》)
相手メインフェイズに(1)で《ブラック・ローズ・ドラゴン》を特殊召喚する事で、フィールドをリセットした上で《ブラック・ローズ・ドラゴン》を蘇生できる。
リセットにアーティファクトを巻き込む事で大きなアドバンテージも稼げるが、リンク素材と効果の発動条件がこのデッキとはアンチシナジーなのがネック。
汎用性が高く下記の《簡易融合》もサーチ可能な《捕食植物オフリス・スコーピオ》&《捕食植物ダーリング・コブラ》を採用して解決するのがよいか。
魔法・罠カードについて †
―アーティファクトのサポートカード
いずれも相手に破壊された場合の追加効果を持つため、相手の除去にチェーンして発動できればその分有利に立つことができる。
- 《アーティファクト・ムーブメント》
フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊しながらデッキからアーティファクト1枚を自分フィールドにセットできる速攻魔法。
相手に破壊された場合、相手の次のバトルフェイズをスキップする効果がある。
このデッキにおいては《サイクロン》の上位互換カードとして使用でき、可能な限り投入することが推奨される。
- 《アーティファクトの解放》
自分フィールドに存在するアーティファクトモンスター2体を素材としてエクシーズ召喚する速攻魔法。
相手に破壊された場合、手札の光属性・レベル5モンスター1体を見せて1枚ドローする効果がある。
相手のモンスター除去に対して《始祖の守護者ティラス》を出したり、相手の行動を先読みしてバウンス効果を持つ《セイクリッド・プレアデス》を出したりできる。
しかし、1枚消費する価値はあるかは微妙なところであり、事故要因にもなりがちのため、採用するかはよく検討する必要がある。
- 《アーティファクトの神智》
デッキからアーティファクトモンスター1体をリクルートできる通常罠。
相手に破壊された場合、フィールドのカードを1枚選んで破壊できる。
自分ターンで発動させた場合、そのターンのバトルフェイズが行えないが、アーティファクトの性質上相手ターンでの発動が基本のため、無いようなものである。
アーティファクトの効果を自由自在に発動できるようなものなので、可能な限り採用すべきだろう。
―自分の魔法・罠カードを破壊できるカード
一部のアーティファクトカードは魔法&罠ゾーンの破壊効果があるが、これらも採用しておくとより破壊しやすくなる。
単純に相手フィールドの魔法・罠除去にも利用できる。
- 《砂塵の大嵐》
コンスタントに魔法・罠カードを2枚破壊できる罠カード。
アーティファクトを相手ターンに破壊する必要のため罠カードの遅さもバトルフェイズを行えないデメリットも無いに等しいのでフル投入しておきたい。
- 《サイクロン》・《ツインツイスター》
言わずもがなの魔法・罠除去の代表格たち。
後者は手札コストにアーティファクトを用いて、蘇生カードや《アーティファクト-フェイルノート》とコンボできれば理想的。
- 《報復の隠し歯》
発動が攻撃宣言時に限定されるが、発動にチェーンさせない効果があるのでカウンターを受けにくく、攻撃も無効にできる。
守備力の高いアーティファクトを破壊する事で相手モンスターを除去した上でエンドフェイズに移行できるため、相手に態勢を整える隙を与えず自分ターンに移れる。
発動前の除去に弱い点も、このデッキならば相手が魔法・罠除去に警戒しがちなため狙われにくい点も噛み合う。
- 《邪神の大災害》
上記同様に発動が攻撃宣言時に限定されており、こちらはお互いの魔法・罠カードを全て破壊する。
相手が罠カードや永続カードを多用するデッキならばこちらの方がアドバンテージは稼ぎやすく、3体以上のアーティファクトの展開も狙える。
一方、バトルフェイズやメインフェイズ2で展開したアーティファクトを一掃される危険があり、他の魔法・罠カードでの補助も難しいのが難点。
―破壊された場合の効果を持つカード
魔法・罠除去の手段を多く採用した構築ならばこれらのカードの採用も検討できる。
自分ターンで破壊しても発動するため、自分ターンでの《アーティファクト-デュランダル》の的にさせるといいだろう。
- 《歯車街》
破壊する事により《古代の機械熱核竜》を特殊召喚でき、全体的に不足気味な打点を補える。
しかし、特殊召喚効果がタイミングを逃す点や、《古代の機械熱核竜》自体はこのデッキと特別相性が良い訳ではない点には注意が必要。
- 《速攻魔力増幅器》・《やぶ蛇》
相手に破壊された場合でないと使えないため、上記の魔法・罠除去をトリガーにできず、《アーティファクト-デュランダル》との併用で発動を狙うのが基本となる。
発動が難しいだけに、前者は任意の速攻魔法をサーチ、後者はデッキ・エクストラデッキから任意のモンスターを特殊召喚と非常に強力。
―それ以外のカード
- 《命削りの宝札》
展開が相手ターン中心であり、カードをセットしやすいこのデッキでは有用なドローソースとなる。
アーティファクトと後述の蘇生札をドローした場合、あえてアーティファクトはセットせずにエンドフェイズに墓地へ送り、相手ターンに蘇生する戦術も考えられる。
- 《簡易融合》・《簡素融合》
ライフ1000と引き換えにエクストラデッキから融合召喚扱いでレベル5以下の融合モンスターを特殊召喚する通常魔法。
フィールドに展開したアーティファクトと一緒にランク5のエクシーズ召喚を狙いやすくなるのが基本。
特殊召喚するモンスターの候補は、チューナーである《テセウスの魔棲物》の他、光属性縛りの《セイクリッド・プレアデス》の素材となり、単体除去としても機能させられる《重装機甲 パンツァードラゴン》がいいだろう。
《簡素融合》の場合は効果モンスターを出せないので《魔導騎士ギルティア》か《音楽家の帝王》が光属性の候補となる。
- 《帝王の烈旋》
相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚が可能な速攻魔法。
レベル5のアーティファクトが中心のこのデッキでは相手モンスターが存在すれば発動できない事は早々ないだろう。
ただし、発動ターンはエクストラデッキからの展開ができないため、アドバンス召喚からのエクシーズ召喚の動きは取れない。
最大の利点はメタ効果、特に特殊召喚やモンスター効果の封殺効果を持つモンスターをリリース除去できる点であり、数少ない突破手段になり得る。
- 《光神化》
手札の天使族モンスター1体を、攻撃力を半分にすることで特殊召喚する速攻魔法。
相手ターンにアーティファクトを出せば不意打ち気味に固有効果の発動が狙える。
ターン終了時の自壊は割り切るか、可能なら《アーティファクトの解放》を絡めて処理してしまうのがいいだろう。
- 《ブレイクスルー・スキル》・《迷い風》
汎用性の高いモンスター効果への対策カード。
《アーティファクト-ヴァジュラ》や上述の魔法・罠除去に巻き込んでしまっても墓地で再利用できるのが利点。
- 相手ターンにフリーチェーンで発動可能な蘇生カード
アーティファクトを蘇生して固有効果に繋げるのが基本的な役割。
筆頭候補は、通常罠なので《サイクロン》等に妨害されず、《悪魔嬢リリス》や《トラップトリック》のサーチにも対応する《戦線復帰》だろう。
次点は《リビングデッドの呼び声》か《竜魂の幻泉》だが、これらは永続罠なので魔法・罠除去に弱く、エクシーズ素材に使うと無駄にフィールドを圧迫してしまうのが難点。
戦術 †
まず手始めに、アーティファクトを魔法&罠ゾーンにセットして破壊しなければ始まらない。
だがアーティファクトの比率によっては自分フィールドががら空きとなるため、他の下級モンスターや防御用のカードを用いたいところ。
セットしたアーティファクトをタイミングを見計らって《アーティファクト・ムーブメント》等を用いて破壊し、固有効果へつなげてアドバンテージをとっていく。
特に相手のフィールドに干渉できる《アーティファクト-モラルタ》、ドロー加速の《アーティファクト-カドケウス》を展開することを優先したい。
相手のフィールドを荒らし、その上で複数展開できたのならエクシーズ召喚などを絡めて攻めていく。
《オネスト》の存在があるとはいえ、全体的にアーティファクトのステータスは高くないため、攻められるときには《アーティファクトの解放》等を絡めて一気に攻めきりたいところ。
デッキの種類 †
《アーティファクト-カドケウス》軸 †
大量のドローが可能な、《アーティファクト-カドケウス》の展開を優先するデッキ。
《アーティファクト-ベガルタ》と《アーティファクト・ムーブメント》などを絡め、複数のドローを狙う。
コンボ要素が強くなるので、《カードカー・D》・《強欲で謙虚な壺》・《無謀な欲張り》などで早々にキーカードを集める。
一度展開できれば増強された手札とカウンター能力で相手の動きを阻害しつつ、さらにドローと展開を行える。
またデッキ内に少数しか採用していないカードでも呼び込みやすいのも特徴。
その分初動を止められたうえで展開されてしまうと、《アーティファクト-モラルタ》だけでは対応しきれずに押し切られてしまうリスクがある。
《アーティファクト-モラルタ》軸 †
安定性の高い《アーティファクト-モラルタ》を的確なタイミングで展開し、相手の動きを封じる事を優先したデッキ。
アーティファクトを温存し、《アーティファクト-モラルタ》の影響力を高めると同時に、妨害がない状態を狙って展開、制圧とつなげる。
これを行えるよう、《ライオウ》や《トリオンの蟲惑魔》、《N・グラン・モール》といった影響力が高く、かつメタが刺さりにくい下級モンスターに戦線を任せる。
《アーティファクト-モラルタ》の展開手段として、《リビングデッドの呼び声》の活用も狙う。
このタイプでは下級モンスターを交える分腐るリスクを抑えられ、《トリオンの蟲惑魔》の場合は魔法・罠除去を行える。
一見除去力の高い【アーティファクト】では不要に思えるが、《アーティファクト・ムーブメント》をアーティファクトの破壊にまわす機会を増やせる利点がある。
戦術としては【メタビート】に近く、堅実な動きが期待できる一方で、エクシーズ召喚までが遠いため、既に展開された盤面を切り崩す能力に欠ける。
光属性・天使族軸 †
専用サポートカードと、これを共有できる同属性・種族を採用するタイプ。
《強欲で謙虚な壺》同様にデメリットを受け入れやすい《天空の宝札》で、二重に手札交換を行う事が可能。
これと《朱光の宣告者》・《アーティファクト-デュランダル》で処理できるため、《大天使クリスティア》のように強力だが重いカードもある程度強引に扱う事ができる。
前述のモンスター以外では、サルベージ効果を持つ《次元合成師》や一部アーティファクトをリクルートできる《シャインエンジェル》・《コーリング・ノヴァ》などは共存しやすい。
またリリースが必要だがレベルが共通する《光神テテュス》は、モンスター比率を高めやすい【アーティファクト】の性質とも噛み合う。
《天空の宝札》で除外したアーティファクトを《奇跡の光臨》で帰還させる事で、固有効果を利用できる。
コンボ要素は強くなるが、同時に、通常では苦手な除外行為にある程度の対応が可能になる。
また、光属性の天使族として、一部の幻奏カードを取り入れることができる。(後述参照)
《アルティマヤ・ツィオルキン》軸 †
《クイック・シンクロン》とアーティファクトのレベルがどちらも5であることを利用し、《アルティマヤ・ツィオルキン》の特殊召喚を狙う。
エクシーズ召喚を重視せず、《アルティマヤ・ツィオルキン》の効果によるドラゴン族シンクロモンスターの展開を主に行う。
《アーティファクト・ムーブメント》や《アーティファクト-フェイルノート》が《アルティマヤ・ツィオルキン》のトリガーになり相手ターンでもシンクロモンスターを呼び出せるのが強み。
《簡易融合》・《簡素融合》で呼び出せる《テセウスの魔棲物》もチューナーを用意しやすく優先して採用できる。
他には《ぴよコッコ》を使えば《クイック・シンクロン》以外のレベル5チューナーを利用することもでき、特に《スクラップ・ソルジャー》は《スクラップ・ドラゴン》が破壊された時の後続としても使える。
その他相性のいいドラゴン族シンクロモンスターは《アルティマヤ・ツィオルキン》のページを参照。
呼び出したドラゴン族シンクロモンスターは蘇生制限を満たさないので、《ミラクルシンクロフュージョン》から《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》を採用することも考えられる。
《スターライト・ジャンクション》で展開と同時に除去も狙えるが、アーティファクトが多いためこのカード自身が除去の的になってしまう。
一方で、エクストラデッキの圧迫は勿論、モンスターゾーンをシンクロモンスターで埋め尽くしてしまうとアーティファクトの展開ができなくなってしまうことに注意が必要。
【アーティファイバー】 †
《水晶機巧-ハリファイバー》で《TG ワンダー・マジシャン》を特殊召喚することでアーティファクトを破壊するコンボを中心に組んだ構築。
《水晶機巧-ハリファイバー》を安定してリンク召喚できるようにする以外は必須カードが少なく、構築の自由度が高い。
打点不足で決め手に欠ける部分もあるので攻撃力の高いモンスターを出せるようなギミックを入れておきたい。
現在は《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止カードのため、構築不可能。
デッキの派生 †
【先史遺産】混合型 †
余りやすい召喚権を使ってアドバンテージを稼げる《先史遺産ネブラ・ディスク》と、そのサーチ先でありアーティファクトともレベルを合わせられる《先史遺産ゴールデン・シャトル》とのシナジーを利用したタイプ。
《強欲で謙虚な壺》や《オネスト》など、無理なく共存できるカードも多い。
当然ながらアーティファクトを複数同時展開する事は難しくなるので、単体で動けるものを厳選して利用する事になる。
【聖刻】混合型 †
サーチ及び妥協召喚が効く《聖刻龍-アセトドラゴン》および、各聖刻のリリースによって特殊召喚できるドラゴン族通常モンスターとのエクシーズ召喚・シンクロ召喚を狙うタイプ。
《アーティファクト・ムーブメント》や《アーティファクト-デュランダル》の効果で《復活の聖刻印》の破壊を狙うこともでき、この《復活の聖刻印》と相性の良い《リビングデッドの呼び声》をアーティファクト側も共有できる。
【蟲惑魔】混合型 †
落とし穴をサーチできる《トリオンの蟲惑魔》を始めとした蟲惑魔と併用し、豊富に投入されたモンスター除去で着実にアドバンテージを稼いでいくタイプ。
伏せ除去を受けたくない落とし穴と、伏せ除去を誘いたいアーティファクトを同時にセットすることで、相手に適切な対応をさせにくくなるのが利点。
海外ではこのタイプに《ファイヤー・ハンド》と《アイス・ハンド》を組み合わせた【HAT】(Hand Artifact Traptrix)と呼ばれる型が流行した。
【幻奏】混合型 †
《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》の双方を特殊召喚する事で強固な防御の構えが取れる事を活かすタイプ。
後者はアーティファクトと同じレベル5なのでエクシーズ素材としても使いやすい。
最も簡単に展開する方法としては、《オスティナート》で両者を融合素材にデッキ融合を行い、エンドフェイズに自壊からの蘇生で並べる方法だろう。
自分フィールドにモンスターがいない場合という発動条件も、1ターン目に動くのが苦手なこのデッキでは逆に満たしやすい。
《幻奏の音女ソナタ》で天使族全体の打点を強化できる点や、《コーリング・ノヴァ》を使った展開を共有できるのも利点の1つ。
【帝王】混合型 †
《天帝アイテール》を相手ターンでアドバンス召喚し《光帝クライス》でアーティファクトの破壊を狙うデッキ。
《真源の帝王》がレベル5の光属性モンスターになることを利用してエクシーズ召喚も可能。
上記の《帝王の烈旋》のサーチもやりやすく、天敵となる特殊召喚やモンスター効果の封殺にも対抗できる。
WW・召喚獣混合型 †
WWのシンクロ召喚及び召喚獣の融合召喚ギミックと組み合わせた、【AFWW召喚獣】とも呼ばれるデッキ。
一部のWWは効果を発動したターンに風属性以外の展開を阻害するデメリットを持つが、相手ターンに動くアーティファクトならその制約をすり抜けられる。
召喚獣はWWの制約下でも《召喚獣ライディーン》なら融合召喚でき、アーティファクトでは対処できないカードを《召喚獣メルカバー》で無効にできる点で相性が良い。
更にいずれも特定のカード1枚から始動可能なためデッキスペースを圧迫しにくく、《神の通告》等のメタカードも採用しやすいのも利点。
破壊耐性持ち《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》と2体の召喚獣にアーティファクトのコントロール能力が合わさる事で、モンスターを主軸としたデッキに対して脅威的な制圧力を発揮する。
このデッキの弱点 †
ほとんどのカードが 相手ターンで除去を貰う、ないしは特殊召喚されることを前提にしているため、こちらのターンで行動できる除去を行う相手は相性が悪い。
アーティファクトは墓地を経由して展開するため、《マクロコスモス》等無差別除外カードや、墓地からの効果の発動を阻害する《ソウルドレイン》等には注意が必要である。
とはいえ、この辺りの永続罠はこのデッキでは必ず採用されるであろう《アーティファクト・ムーブメント》や《ダブル・サイクロン》・《邪神の大災害》などで破壊できるため、致命傷にはなりにくい。
一方アーティファクト展開前のモンスター効果による妨害には弱く、除去の一角を担う《アーティファクト-モラルタ》を封じられると動きが鈍る。
《閃光の追放者》や《フォッシル・ダイナ パキケファロ》などにも対応できるよう、戦闘破壊できるモンスターや汎用除去は用意しておきたい。
展開に破壊が絡むので、《スターダスト・ドラゴン》にも注意が必要である。
上級モンスターを手札に握りやすいので《クロス・ソウル》も有効だが、《侵略の汎発感染》を持つ《ヴェルズ・オピオン》には注意が必要。
《電光-雪花-》の召喚を許してしまうと、こちらは何もできなくなってしまう。
サイドデッキから、アーティファクト以外の通常召喚可能なモンスターで処理できる様にしておきたい。
また除去で対応できない手札誘発や速攻魔法、墓地から使用できる効果にも注意。
自己再生させるアーティファクトを《D.D.クロウ》などで除外されたり、《アーティファクト-ベガルタ》に《増殖するG》・《禁じられた聖杯》などを発動されるとテンポを崩されやすい。
除去しても墓地からアーティファクトの固有効果や《セイクリッド・プレアデス》による妨害を止められ、《アーティファクト-デュランダル》でも対応できない《ブレイクスルー・スキル》はかなり相性が悪い。
モンスターがいない状態や、展開後を狙った全体除去にも弱い。
複数のアーティファクトをエクシーズ召喚につなぐ前に排除されてしまうと、再度の展開までに必要なカードを集めるまで大きな隙を晒す。
これに関しては《アーティファクト-アイギス》や《スターライト・ロード》・《大革命返し》などを活用したい。
1つ1つのメタカードなら比較的容易に対応できるが、これらを組み合わせられるケースに注意が必要である。
アーティファクトを展開するまで魔法・罠カードを伏せずにビートダウンを行って《ダブル・サイクロン》・《邪神の大災害》を腐らせ、アーティファクトが現れたところをカウンターないしその後に一掃、除去に回せるカードを消費させた後に、永続カードやカウンター罠・エンドサイクなどで次のアーティファクト展開を抑えるといった流れが該当する。
また、特殊召喚や効果を封じられる状況からの全体除去なども厳しい。
構築面はもちろんだが、プレイングの面でもセットする枚数や展開するカードを慎重に選ぶ必要がある。
モンスターの効果破壊でサイクルを形成する【スクラップ】や【炎王】などにも言えることだが、こちらは特に「相手のカードを破壊できなくなるデメリットのあるカード」に弱い。
《魔力の泉》・《パーシアスの神域》・《天獄の王》が該当する。
特に《天獄の王》はこちらから干渉する手段のほとんどない、手札で発動し手札に残り続ける効果であるため極めて危険。
相手はこちらの伏せカードを除去しづらい点を活かし、カウンター罠を活用したい。
代表的なカード †
サンプルレシピ †
【AFWW召喚獣】 第9回ナスカ杯 2位B 2017/1/7
https://www.izazin.com/taikai/5411/recipe
【WWAF召喚獣】はっちcs×ドラスタ杯 inドラゴンスター日本橋2号店2位 2016/12/23
https://www.izazin.com/taikai/5230/recipe
【AF先史遺産】第4回橋本CS the final 2位C 2016/3/21
https://www.izazin.com/taikai/1847/recipe
【ハンドアーティファクト】 零式CS 優勝 2015/7
https://ameblo.jp/zerosikixcs/entry-12050951359.html
【AF先史遺産】江東CS 優勝 2014/4/12
https://ameblo.jp/koto-cs2014/entry-11820940873.html