【アルカナフォース】 †
デッキの概要 †
光属性・天使族で統一されているアルカナフォースを中心としたデッキ。
コイントスで得られる効果を駆使してビートダウン・コントロールを行うため運要素は強いが、専用サポートカードの存在により、純粋な【ギャンブル】とは一味違った戦法を取る事ができる。
《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT/Arcana Force V - The Hierophant》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1500/守1500 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。 このターン、自分フィールドに「アルカナフォース」モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に相手は効果を発動できない。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動する。 コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用する。 ●表:同名モンスターが自分のフィールド・墓地に存在しない、 レベル4以下の「アルカナフォース」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 ●裏:デッキから「アルカナフォース」モンスター1体を相手フィールドに特殊召喚する。
《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER/Arcana Force EX - The Chaos Ruler》 融合・効果モンスター 星10/光属性/天使族/攻3300/守3300 カード名が異なる「アルカナフォース」モンスター×3 自分・相手フィールドの上記のカードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードが特殊召喚した場合に発動する。 コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用する。 ●表:レベル10の「アルカナフォース」モンスター1体を召喚条件を無視して手札・デッキから特殊召喚する。 ●裏:コイントスを行う効果を持つカード1枚をデッキから手札に加える。 (2):「光の結界」がフィールドゾーンに存在する限り、 相手はフィールドのモンスターの効果を発動できない。
《光の結界/Light Barrier》 フィールド魔法 (1):自分スタンバイフェイズに発動する。 コイントスを1回行い、裏が出た場合、このカードの(2)(3)の効果は次の自分スタンバイフェイズまで無効化される。 (2):自分の「アルカナフォース」モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚時に発動する効果は、 コイントスを行わず裏表のどちらかを選んで適用する。 (3):自分の「アルカナフォース」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。 その破壊されたモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
《アルカナスプレッド/Arcana Spread》 通常魔法 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用する。 自分のフィールドゾーンに「光の結界」が存在する場合、 コイントスを行わず裏表のどちらかを選んで適用する。 ●表:デッキからレベル4以下の「アルカナフォース」モンスター1体を特殊召喚する。 ●裏:コイントスを行う効果を持つモンスター1体を自分の墓地から特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 コイントスを行う効果を持つカード1枚を自分の墓地から手札に加える。
《光の波動/Light Force》 永続魔法 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分スタンバイフェイズに、自分のフィールドゾーンに「光の結界」が存在しない場合に発動する。 コイントスを1回行い、裏側が出た場合、 このカードの(2)(3)の効果は次の自分スタンバイフェイズまで無効化される。 (2):自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。 (3):手札を1枚捨てて発動できる。 カード名が異なる「アルカナフォース」モンスター2体をデッキから手札に加える。 このターン、自分は「アルカナフォース」モンスターしか特殊召喚できない。
デッキ構築に際して †
アルカナフォースのモンスターは全て光属性・天使族で構成されているので、種族サポートを取り入れやすい。
問題は効果がコイントスで決まるため、対策を講じなければデュエル全体を通して戦術が安定しない。
《光の結界》等の専用サポートを駆使する必要があるだろう。
メインデッキのモンスターについて †
―アルカナフォース
いずれもがコイントスの裏表で効果を決める。
多くは片方(基本的には裏)がデメリット効果であるものが多いが、状況やコンボ次第ではメリットにも転ずる。
逆に《アルカナフォース0-THE FOOL》の裏は通常はメリットだが、送りつけの場合はデメリットになるなど、一概には言えない。
《光の結界》が適用されていない場合、デメリットが出ても耐えられるように計算した上で展開したい。
- 下級モンスター
レベル1の《アルカナフォース0-THE FOOL》以外はレベル4である。
《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》や《アルカナスプレッド》の表の効果が不発になることを嫌うのならば、ある程度分散させた上で全体の採用枚数を考えたい。
しかし、単体のカードパワーが低いものが多いため、手札に来た場合のリスクを考慮する場合は必要最低限に留めたい。
裏の効果をメインに使うのならば《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》以外の下級アルカナフォースは採用しない思い切った構築も検討できる。
- 《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》
表が出たら自分フィールドに、裏が出たら相手フィールドにアルカナフォースをリクルートする。
表の場合、下級モンスター且つ同名カードが墓地・フィールドに無いものと指定されているため、なるべく序盤に使用したい。
裏の場合、《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》の特殊召喚に利用してディスアドバンテージを帳消しにするのが基本運用となるだろう。
この場合、実質的にはデッキから墓地へ送るのと等しい動きであり、THE WORLD軸ではあちらの蘇生まで繋げる動きとしても取り入れやすい。
それ以外にも、《アルカナフォース0-THE FOOL》を攻撃表示で送りつけてサンドバッグにしたり、デメリットを持つものを送りつけてコイントスに賭けるのも面白い。
(ただし、《光の結界》が適用されていても強制的に裏にすることはできないので、1/2のギャンブルは行う必要がある。)
手札誘発も持ち合わせており、このターンに妨害を受けにくくなる他、蘇生・サルベージ手段が別にあれば能動的に墓地へ送る手段としても利用できる。
総じて下級アルカナフォースでは貴重なアドバンテージを得やすい効果であり、原則フル投入する形となるだろう。
- 《アルカナフォース0-THE FOOL》
表が出たら自分の、裏が出たら相手の効果に対する対象耐性を得る。
それ以上に重要なのがステータス0の戦闘破壊耐性を持つ点であり、自分フィールドに出せば壁に、相手フィールドに出せばサンドバッグにできる。
下級アルカナフォースの中ではまだ汎用性がある部類であり、2番手の候補としては有力な一角と言えるか。
また、他のアルカナフォースが裏のデメリット効果を得た場合には《アルカナコール》でメリット効果に書き換えることもできる。
- 《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN》・《アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR》
どちらも表が出れば単体でも下級アタッカーとして機能するが、それを目当てにするほどの打点とは言い難い。
前者は《アルカナコール》で高攻撃力のアルカナフォースに効果を付与する使い方で、後者は他の高攻撃力のアルカナフォースと並べて意味を成す効果と言える。
前者は裏のデメリットもそこまで重くないため、《光の結界》が適用されていない状況でも出しやすく、《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》のリクルート先にも適する。
- 《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》・《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》
表のメリット、裏のデメリットが共に大きい部類であり、自分フィールドに出す場合は《光の結界》が適用されている状況に留めたい。
特に後者は裏が出ると即座に相手フィールドに移動してしまうため素材運用も難しいが、《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》に利用するのならばディスアドバンテージを回避できる。
一方、《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》で相手フィールドに送りつける先としては向いており、そちらの運用狙いで採用するのも手。
- 《アルカナフォースⅥ-THE LOVERS》
メリット・デメリットがどちらも大きくなく、ある意味《光の結界》が適用されていなくとも気にせず出せるバニラと見なすことができる。
THE WORLD軸では表の効果も一応は意味を見出すことができ、《アルカナリーディング》の墓地効果による召喚権追加とも相性は良い。
受けるデメリットがほぼ無いため、《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》のリクルート要員にしやすいという点も利点と言えるか。
- 《アルカナフォースⅩⅨ-THE SUN》
緩い条件で特殊召喚できるので、アルカナフォースでは貴重な素材要員として扱いやすいモンスターである。
表ならばコイントスサポートの魔法カードをサーチでき、裏ならば魔法&罠ゾーン限定の《大嵐》で戦況を大きく変え得る。
できれば表を狙いたいが、相手のデッキ・フィールドの状況次第では裏で大きなアドバンテージを得ることを狙ってよいだろう。
- 《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》
コイントスはいずれも自身の攻撃宣言時のモンスター除去であり、表ならば単体除去、裏ならば自身も含めた全体除去で一長一短。
どちらでも状況次第で利は得られるが、優勢時では裏が使いにくくなり、自己特殊召喚効果を持たない最上級モンスター故の重さもネックと言える。
基本的には、自身を手札から捨てる事でキーカードの《光の結界》をサーチ・サルベージできる(1)が重要であり、専らこちらに専念させて運用したい。
現状実質唯一の能動的にモンスター除去が行えるアルカナフォースなので、《アルカナスプレッド》の裏の効果などでフィールドに出す場合もあるだろう。
- 《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》
高いステータスに加えて相手ターンを丸ごとスキップする豪快な効果を持つが、その分コストも自分モンスター2体と重い。
裏が出ると大きなデメリットとなってしまう点も含めると、基本的には《光の結界》及びコスト要員が用意できた場合のみ展開するのが望ましい。
自身は《神の居城-ヴァルハラ》や蘇生で特殊召喚し、墓地へ送るモンスターの召喚権を確保するのが良いだろう。
THE WORLD軸では文字通りのキーカードだが、フル投入は流石に手札事故のリスクが高いため、多くとも2枚に留めたい。
- 特殊召喚モンスター
召喚条件は3体のモンスターの墓地送りであり、《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》による(召喚条件無視での)リクルートも可能。
また、これら2体はコイントス効果の表裏両方がメリット効果という特徴がある。
- 《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》
特筆すべきは表の効果であり、戦闘後に守備表示になるものの、無条件で連続攻撃が可能となる。
打点の高さもさることながら《オネスト》との併用でよりフィニッシャーとしての価値も高まるだろう。
裏の効果は破壊された時に発動するリセット効果であり、相手への牽制になるがバウンス・除外には無力なので過信は禁物。
- 《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》
表の効果は相手モンスターの戦闘破壊時に任意のカードをサルベージできる効果。
裏はあらゆるカードの効果の対象となった時に攻撃力を1000下げて無効化する効果。
どちらも扱いやすい効果だが《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》と比較して爆発力は劣るため一長一短である。
―天使族モンスター
※が付いたモンスターはレベル4・光属性・天使族なので《同胞の絆》のリクルート先として共有できる。
- 《表裏の女神》
コイントスを行うモンスターをサーチできる(1)の有用性が非常に高く、種族・属性サポートも共有できる。
コイントス効果も持ち合わせるが、裏のデメリットが少々大きいため安全を買いたいのならば発動しないのが吉。
《転生炎獣アルミラージ》のリンク素材にできるため、あちらを経由して《S:Pリトルナイト》の除去に繋げられるのも小さくない利点。
- ※《オネスト》
【光属性】全般で使える手札誘発型のコンバットトリック。
特に戦闘破壊が求められる《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》(表)や2回攻撃可能な《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》(表)と好相性。
- ※《ヘカテリス》
《神の居城-ヴァルハラ》をサーチできるため、あちらを採用する場合はセットで採用したい。
- 《失楽の魔女》
(1)で禁じられた速攻魔法のサーチが可能であり、デメリット状態のアルカナフォースを《禁じられた聖杯》で無効化したり、《禁じられた一滴》のコストで処理できる。
(2)のレベル4天使族全般のリクルートと相性はよく、タイミングは遅いが、カテゴリ外にも対応するなど、利便性自体は決して悪くは無い。
- 《創造の代行者 ヴィーナス》・《破壊の代行者 ヴィーナス》
ライフコストを支払うことで最大3体の《神聖なる球体》を特殊召喚でき、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》や「アルカナフォースEX」の展開及び効果のコストに最適。
後者で出した場合はリンク素材にする必要があるが、その制約ゆえ《神聖なる球体》の再利用が可能となる。
また、《神聖なる球体》は墓地へ送った後も《トライワイトゾーン》で再活用できる。
- 《大天使クリスティア》
全ての特殊召喚を封じる最上級モンスターであり《神の居城-ヴァルハラ》との併用は必須。
自身の分類されない効果で特殊召喚する際は《アルカナコール》での墓地調整も行いたい。
- 《守護天霊ロガエス》
アルカナフォースのコイントス効果によって簡単に特殊召喚でき、アルカナフォースにはできない除外による除去が可能。
墓地に落ちやすく蘇生から展開できる《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》とのエクシーズ召喚を狙うのもいいだろう。
(2)での表示形式変更は、表の効果を得ていなければ《アルカナフォース0-THE FOOL》を守備表示にする方法としても使える。
- 宣告者
パーミッションに使いつつ、手札に来てしまった《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》を墓地へ送る手段にもなる。
―その他のモンスターについて
- 《カゲトカゲ》
ランク4のエクシーズ素材以外ではカオスモンスターの特殊召喚コストや《エンペラー・オーダー》とのコンボに使える。
《エンペラー・オーダー》はアルカナフォースの召喚の度にこのカードとともに効果を無効にすることで2ドローできる。
- 《スクラップ・リサイクラー》
下記の《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》を墓地へ送る事で《表裏の女神》と同様の働きができる。
こちらはカード名を指定した1ターンに1度制限が無いため、下記のルートで1ターンに複数枚サーチが可能となる。
- 《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》
墓地へ送られた場合にレベル7以下のコイントスを行うモンスターをサーチする効果を持つ。
大半のアルカナフォースはサーチ範囲であり、《表裏の女神》と異なりカード名を指定した1ターンに1度制限が無いのが最大の強み。
一方、属性・種族共にアルカナフォースとのシナジーは無く、素引きしてしまったこのカードを処理する手段が無いと腐るのが欠点。
エクストラデッキのモンスターについて †
必須と言えるのは《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》程度であり、後は構築次第の面がある。
下級アルカナフォースのみで出せるランク4や低リンクが中心になりやすいが、《光の波動》の(3)の後は制約により出せない。
そのため《強欲で金満な壺》や《金満で謙虚な壺》の発動コストにしてしまっても良いだろう。
- 《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》
自分・相手フィールドの3体を墓地へ送る事でエクストラデッキから特殊召喚可能な融合モンスター。
《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》の裏の効果で送りつけたモンスターを処理するためにも、あちらを使用するタイミングでは1枚はエクストラデッキに保持しておきたい。
《光の結界》があれば相手はモンスター効果を発動できず制圧が可能となるため、展開の最後の終着点とする。
表ならばリクルート、裏ならばサルベージとどちらもアドバンテージを得られ、その効果も活用しやすい。
- 《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
《表裏の女神》で《アルカナフォースⅩⅨ-THE SUN》をサーチして特殊召喚すれば即座にシンクロ召喚が可能。
アルカナフォースでは難しい除外除去を行える利点は大きく、ステータスと耐性により場持ちも割と良い。
―エクシーズモンスター
下級アルカナフォースのみで出せるランク4、《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》の表から派生できるランク10が採用しやすい。
- 《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》と「アルカナフォースEX」で相手ライフを2000以下に削ればメインフェイズ2のバーンでフィニッシャーとなる。
特に《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》の表は2回攻撃でライフを削りやすく、尚且つ守備表示になるデメリットも帳消しにできるため相性が良い。
- 《天翔ける騎士》
(1)は手札の最上級アルカナフォースを展開する手段として利用でき、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》ならばあちらの効果のコストにも利用できる。
(2)の発動もこのデッキならば容易く、デメリットが出てしまった下級アルカナフォースの処理としても使える。
- 《リンクリボー》・《リンク・スパイダー》・《プロキシー・ドラゴン》
《眠れる羊 スケープ・ゴート》等で生成したモンスタートークンをこれらのリンク1にすることで、トークンのままでは行えない「アルカナフォースEX」の特殊召喚や《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》や効果のコストに利用できる。
- 《星杯竜イムドゥーク》
こちらは《神聖なる球体》をリンク素材にできる。
《破壊の代行者 ヴィーナス》から特殊召喚した《神聖なる球体》は墓地へ送る事ができないため、このカードや《リンク・スパイダー》を経由する必要がある。
魔法・罠カードについて †
- 《光の結界》
発動ターン及び自身のコイントスで表が出れば、そのターンアルカナフォースのコイントスを回避できるフィールド魔法。
また、《アルカナスプレッド》・《光の波動》のコイントスを回避でき、《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》の制圧効果の適用にも必要であり、無効になっていても維持する意義はある。
《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》等でサーチ・サルベージ手段も豊富なので、次ターン以降でコイントスを外した場合、改めて同名カードを張り替えるという運用も検討して良いだろう。
後述の《多元宇宙》・《擬似空間》なら上書きした後に効果をコピーして使えるため併用しやすく、《盆回し》の併用も狙える。
- 《光の波動》
発動ターン及び自身のコイントスで表が出たターン、または《光の結界》が存在すればサーチ効果を使用できる永続魔法。
手札コストが必要且つ特殊召喚先に制約は生じるが、それを考慮しても安定性に欠けるこのデッキでは初動を安定させてくれる存在は貴重。
《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》と《アルカナフォースⅩⅨ-THE SUN》をサーチすれば、前者を経由して用意した《光の結界》から大量展開へと繋げられる。
- 《アルカナスプレッド》
表ならば下級アルカナフォースのリクルート、裏ならばコイントスを行うモンスターを蘇生する通常魔法。
どちらも有用であり、後者は自己特殊召喚効果を持たない最上級アルカナフォースの展開手段としても機能する。
墓地効果でのサルベージについては、(1)と同一ターンに使用できない点は気にしたい。
- 《アルカナリーディング》
(1)でアルカナフォースモンスターをサーチし、(2)で召喚権を増やせる。
(1)のデメリットから《光の結界》との併用は必須であり、間接的に(2)で召喚するモンスターのサポートにもなり得る。
基本的に《光の結界》ありきだが、《セカンド・チャンス》の併用でサーチできる確率は3/4にまで上がるため選択肢にはなるか。
- 《逆転する運命》
コイントスで出た表示と逆の表示の効果に切り替えることができる罠カード。
保険として使う場合《光の結界》と比較して遅く、使いきりではあるが、このカードの真価はフリーチェーンなので、逆の効果にするタイミングを選ばない点にある。
例えば表の効果を得た《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》が破壊される際に発動させることで、全体除去に切り替えることが可能。
そのため、4枚目以降の《光の結界》としつつ独自の運用方法も考えられる。
- 《アルカナコール》
フィールドのアルカナフォース1体の効果を墓地で除外したアルカナフォースと同じ効果に置き換える罠カード。
事前に墓地肥やしは必要だが、重い最上級モンスターの効果を気軽に使ったり、戦闘に関する効果を攻撃力の高い最上級モンスターに写すことで効果の有用性を上げられる。
裏の効果が出た場合に《アルカナフォース0-THE FOOL》を除外し、耐性を与えるといった動きも一応可能。
ただし、《光の結界》によりコイントスを行わずに効果を決定したアルカナフォースには使えない欠点も大きいので注意。
- 《同胞の絆》
レベル4アルカナフォースの展開に使いつつ、《閃光の結界像》を立てての制圧も狙う。
《光の結界》適用下では最大3体のアルカナフォースを展開しつつ、全てにメリット効果を持たせることも可能。
反面そのターンのバトルフェイズは行えず、《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》等は1ターン待つ必要がある。
- 《神の居城-ヴァルハラ》
天使族の特殊召喚をサポートでき、特に《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》軸では必須となる。
《ヘカテリス》によるサーチも可能であり、フル投入せずとも手札に加えやすい。
- 《三戦の才》・《三戦の号》
《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》の裏の効果で送りつけた場合、相手フィールドでコイントスが発動するため発動条件も同時に満たせる。
普通に使っても手札誘発で条件は満たしやすいため腐りにくいのも利点。
- 《強制転移》
攻撃表示の《アルカナフォース0-THE FOOL》やデメリット状態のアルカナフォースの送りつけコンボに使える。
送りつけたアルカナフォースは《アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER》の特殊召喚に使ってしまえばディスアドバンテージも生じない。
―その他の魔法・罠カード
- 《冥王結界波》・《拮抗勝負》
基本的には後攻側が先攻側の制圧盤面を大きく崩す為に用いるカードだが、通常ではそのターンの決着を放棄するのが欠点である。
だが、このデッキでは《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》によるターンスキップを行えば、相手に立て直すヒマを与えずに決着を狙うことができる。
- 《眠れる羊 スケープ・ゴート》
ターンを跨ぐ必要があるが、生成した身代わり羊トークンをリンクモンスターに変えることで最上級アルカナフォースのコストやリリースに使用できる。
エクストラデッキの枠があれば、コイントスでデメリットが発動したりコントロールを奪われたアルカナフォースを、身代わり羊トークンと共にリンク素材で処理したり、バウンスで回収できるような構築にしておきたい。
- 《禁じられた聖槍》・《蛮勇鱗粉》
速攻魔法のコンバットトリックであり《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》等の戦闘を補助する。
その場合《オネスト》でも十分なのだが《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN》の表の効果のトリガーとなる点で差別化できる。
- 《セカンド・チャンス》
コイントスということで真っ先に候補に挙がるだろうが、必須カードではない。
アルカナフォース自体は《光の結界》で得たい効果をある程度操作でき、適用下に無い場合も《エンペラー・オーダー》で回避する手段もある。
純粋な確率としては1/2を3/4まで高めることができるが、言ってみればそれだけであり、結局のところ未確定な運任せではプレイが安定しない。
- 《エンペラー・オーダー》
アルカナフォースの効果を「召喚に成功した時1枚ドロー」に変化させて、安定性を上げることができる。
- 《ラッキー・チャンス!》
アルカナフォース共通のコイントスが発生する度に、50%の確率で1枚ドローできる。
展開力が低いため、1ターンに期待できるドローは基本的には1~2枚程度ではあるが、特に発動回数制限もないためアドバンテージは取りやすい。
戦術 †
早い段階で《光の結界》を適用させ、なるべくコイントスに頼らず安定した状態でモンスターの展開とサポートカードの発動を行いたい。
ターンを跨ぐと《光の結界》のコイントスを行い、裏が出ると安定性は失われるが、これに関しては新たな《光の結界》を張り替えることで補助できる。
《光の結界》が適用されていない状態で動く場合はデメリットの方が出ても立て直せるように計算した上で行動したい。
アルカナフォースのいくつかは戦闘向きの特性を持ち、《オネスト》によるサポートも利く。
ビートダウンを主戦術とする場合、攻撃を通す確率を上げられるように伏せ除去や手札誘発への対策は行っており、ゲームエンドに持ち込みたい。
デッキの種類 †
《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》軸 †
《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》の表の効果で相手ターンをスキップし、相手の反撃を封じての圧殺に特化したデッキ。
《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》自体は《神の居城-ヴァルハラ》や各種蘇生カードを用いて展開するのが基本。
なお、前提条件として表の効果を適用しなければ破綻するので、《光の結界》の効果が適用されている状況で動きたい。
スキップ効果のコストは重いが、現在の高速環境では1~2回用いただけでも勝敗を決め得る影響力を持っており、先攻1ターン目に使用できれば実質先攻1ターンキルすら達成できる。
相手の手札誘発の妨害に弱いのが欠点であり、特化構築故に計算が狂うと立て直しが難しく、一度でも相手にターンを回すと一気に劣勢になる。
《光の波動》と手札コストさえあれば1ターン目からでも高打点を備えた上でターンスキップの状況を構えられる(あちらのページ参照)。
汎用カードでは自己再生できる《Emトリック・クラウン》・《H・C サウザンド・ブレード》のセットならばほぼ毎ターンのコスト要員となる。
それ以外では《SRベイゴマックス》+《SRタケトンボーグ》や《ジャンク・シンクロン》等、手札1枚で展開できるカードを採用したい。
- 2024年の【アルカナフォース】の強化以降は効果の使用が大幅に楽になり、一部大会でもこの構築が結果を残している。
先攻・後攻どちらでも事実上の1ターンキルが可能な反面、相手の妨害で計算が狂うと脆さも露呈するので、大会ではその辺りのケアが求められる。
《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》軸 †
高い攻撃力と扱いやすい効果を持つ《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》を主軸に据えたビートダウンデッキ。
サーチとコイントスで得られる効果は《アルカナリーディング》と《光の結界》である程度解決できるため、やはり墓地へ送るモンスターを吟味したい。
下級アルカナフォースは展開力に長けていないため優先順位は低いと言える。
基本は《創造の代行者 ヴィーナス》+《神聖なる球体》や、1ターン挟む必要はあるが《眠れる羊 スケープ・ゴート》からリンクモンスターを並べる方法が最も手っ取り早いだろう。
《創造の代行者 ヴィーナス》や《破壊の代行者 ヴィーナス》は《マスターフレア・ヒュペリオン》で効果をコピーできるため、シンクロ召喚のギミックを取り入れるのも手。
同じ天使族の《宣告者の神巫》+《トリアス・ヒエラルキア》のコンボでレベル1チューナーをリクルートすることで即座にシンクロ召喚できる。
フィールドに出した後は極力表の効果を適用させてビートダウンを行う。
《オネスト》で相手モンスターを戦闘破壊しつつ、より高い攻撃力で直接攻撃できれば理想的。
除去に一切耐性はないが、破壊効果に対しては《逆転する運命》で相手にもディスアドバンテージを負わせたいところ。
【群雄愚者】 †
《アルカナフォース0-THE FOOL》と《群雄割拠》の組み合わせによるロックデッキ。
攻撃表示の《アルカナフォース0-THE FOOL》を《強制転移》で送りつけ、《群雄割拠》で相手モンスターの召喚を封じるまでが一連の動き。
その後は守備表示にできない《アルカナフォース0-THE FOOL》をサンドバッグ状態にする。
アルカナフォースは基本的に表裏どちらかの効果がデメリットになっているため、送りつける戦術と相性がいい。
たとえ《群雄割拠》を引けなくても通常の【アルカナフォース】としても十分機能する。
デッキの派生 †
【スクラップ】ギミック併用 †
以下の動きで《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》を何度も墓地へ送り、複数のアルカナフォースを1ターンでサーチできるのが強み。
- 《スクラップ・リサイクラー》を召喚して《幻獣機オライオン》を墓地へ送り、幻獣機トークンを生成。
- 《スクラップ・リサイクラー》をリンク素材に《機械仕掛けの騎士》をリンク召喚。
- 幻獣機トークンをリリースして《スクラップ・リサイクラー》を蘇生し、《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》を墓地へ送ってモンスターをサーチ(1回目)
- 《機械仕掛けの騎士》と《スクラップ・リサイクラー》で《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚し、効果で《スクラップ・リサイクラー》を蘇生し即破壊。
- 《スクラップ・ワイバーン》の(2)で《スクラップ・ゴーレム》をリクルートし、《スクラップ・ワイバーン》を破壊。
(他に破壊可能なカードがフィールドに存在すれば《スクラップ・ワイバーン》を残すことも可能。)- 《スクラップ・ゴーレム》で《スクラップ・リサイクラー》を蘇生して2枚目の《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》を墓地へ送りモンスターをサーチ(2回目)
- 《スクラップ・ゴーレム》や《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》が手札に来てしまうとコンボが成立しなくなるリスクを抱えているが、《スクラップ・リサイクラー》から墓地へ送る機械族モンスターを《ジェット・シンクロン》にする事でこの問題を解消できる。
その際は手札コストが1枚余分に発生してしまうが、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》のターンスキップまで成功させてしまえばアドバンテージ面の問題は気にならなくなるだろう。
- 《スクラップ・ラプター》を初動にした場合でも、あちらを自壊させて《スクラップ・リサイクラー》をサーチすれば同じ動きが可能。
当然デッキの枠は更に圧迫することは意識したい。
- モンスターを残しつつ複数のモンスターをサーチできるため、上記のTHE WORLD軸にも派生させやすい。
【雲魔物】 †
最上級アルカナフォースはモンスターを大量に必要とするので、天使族が多く戦闘破壊耐性と除去効果を持つが打点の乏しい雲魔物のフィニッシャーとして相応しい。
なお、この場合は雲魔物に最上級アルカナフォースを何枚か積むだけの形となるだろう。
【ワールドトランス】 †
(※08/09/01に《次元融合》が禁止カードへと指定されたため、現在は構築不可能)
《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》のターンスキップ効果を利用したTODと【アーチャーブレード】の複合デッキ。
このデッキの弱点 †
繰り返すが《光の結界》が無ければコイントスで効果が決まる以上、安定性とは程遠いデッキである。
デメリット効果が出続ければたちまち窮地に追い込まれるだろう。
また、アルカナフォースの誘発効果やサポートカードの発動にチェーンする形であちらを除去されると予定外のギャンブルに挑むこととなり、結果次第では大きな損害となる。
第12期の新規カードでかなり改善されたものの、それでもデッキ全体で見れば展開力やアドバンテージ獲得力が高いわけでもない。
低速化を見越した上で汎用カードで持久戦を戦い抜くか、THE WORLD軸に特化させて早期決着を狙うかは構築段階で明確にしておきたい。
後者の場合、手札誘発の妨害を受けると致命的なディスアドバンテージを引き起こしかねないのが弱点となる。
採用率は高くないが、召喚したモンスターを除外する《フューチャー・ヴィジョン》が苦手。
《光の結界》やコイントスで狙った効果を得ても、たちまち除外されてしまい、表裏どちらの効果も得られなくなってしまう。
そのため、このカードを採用したタイプの【フォーチュンレディ】や【セルフ・バウンス】相手では苦戦を強いられる。
「アルカナフォースEX」はモンスターを墓地へ送って特殊召喚を行う都合上、特殊召喚メタや《マクロコスモス》等の除外メタに妨害される。
もっとも、それらのカードは大概のデッキに刺さるので固有の弱点とは言い難いが。
このデッキの歴史 †
第5期に登場して以降はほとんど新規カードも登場せず、長らく放置された時代遅れのデッキと化していた。
長い時を経た第12期にようやく得た新規カードで大きく強化され、特にTHE WORLD軸は一部大会で結果を残すほどの成果を見せた。