【ガエル】 †
デッキの概要 †
「ガエル」と名の付くカードを主軸にして戦うデッキ。
ガエルのサポートカードである「カエル」モンスターから【カエル】とも呼ばれる。
主に下級ガエルによるコントロールデッキ、《デスガエル》を大量展開してのビートダウンデッキ、ランク2エクシーズ召喚特化デッキの3通りの戦術に分かれる。
《鬼ガエル/Swap Frog》 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻1000/守 500 (1):このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、 手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキ及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、 レベル2以下の水族・水属性モンスター1体を選んで墓地へ送る。 (3):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズに「鬼ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を召喚できる。
《魔知ガエル/Dupe Frog》 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守2000 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 カード名を「デスガエル」として扱う。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた時に発動できる。 自分のデッキ・墓地から「魔知ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を選んで手札に加える。
《粋カエル/Ronintoadin》 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 100/守2000 このカードはS素材にできない。 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 カード名を「デスガエル」として扱う。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分の墓地から「ガエル」モンスター1体を除外して発動できる。 このカードを特殊召喚する。
《餅カエル/Toadally Awesome》 エクシーズ・効果モンスター ランク2/水属性/水族/攻2200/守 0 水族レベル2モンスター×2 (1):お互いのスタンバイフェイズに、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、 自分の手札・フィールド(表側表示)から水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。 (3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。 それを手札に加える。
デッキ構築に際して †
メインデッキのモンスターについて †
- どの構築でも採用できるモンスター
- 《魔知ガエル》
高い守備力と、ガエルをサーチ・サルベージする汎用性の高い効果を持ったガエル。
また、自身の効果によりフィールドに2枚並べることで攻撃を完全にシャットアウトすることができる。
さらに《デスガエル》として扱う効果も持っており、《死の合唱》発動の補助に最適。
《地獄の暴走召喚》のトリガーにもできるが、そちらは同じく《デスガエル》として扱い自己再生も可能な《粋カエル》に任せたい。
- 《貫ガエル》
直接攻撃効果と、他にガエルが存在する時に魔法・罠除去ができるガエル。
《湿地草原》適用下なら1600の直接攻撃ができ、一方的にライフ・アドバンテージとボード・アドバンテージを奪うことが可能。
ただし、効果を活かすには《湿地草原》やロックカードが欠かせないため、【フィフティ・フィフティ】では3枚積みも考えられる一方、それ以外の構築では大量投入は避けたい。
- 《裏ガエル》
モンスターをバウンスするサイクル・リバース効果を持ったガエル。
単体では《ペンギン・ソルジャー》に劣りがちだが、《浮上》や《グリズリーマザー》から効果を利用でき、対象をとらない効果のため耐性持ちの大型モンスターに強い。
また《魔知ガエル》による攻撃誘導やロックカードがあれば再度のバウンスも狙える。
他のカードの補助がなければ、下級モンスター1枚をバウンスして終わってしまう事も珍しくない。
複数を積むと手札事故になりかねないので、上記の特殊召喚手段を利用する際に選択肢の1つとして採用するのが無難である。
- 《未知ガエル》
貫通効果を持ったガエル。
レベル2のガエルの中では最も攻撃力が高く、《湿地草原》下では《暗黒ドリケラトプス》に匹敵するアタッカーとなる。
ガエルで【フィフティ・フィフティ】を構築する際、《貫ガエル》とともに少なくとも1~2枚は投入しておきたい。
また、ロックカードの中では特に《レベル制限B地区》と相性が良い。
- 《引きガエル》
ドロー効果を持っているが、ステータスがあまりに低く、任意効果であるため効果の発動自体が難しいのが難点。
ステータス不足は《湿地草原》である程度補うことが可能だが、それでも攻撃力は不足気味で、見返りも小さい。
基本的には《シー・ランサー》とのコンボ専用となる。
《強制転移》で利用はできるものの、手札に来ても利用機会は少ないため、《鬼ガエル》を利用し早い段階で墓地へ送っておきたい。
- 《粋カエル》
自身はガエルの名は持たないが、墓地のガエルをコストに自己再生可能なモンスター。
シンクロ素材にはできないがリリース要員やエクシーズ素材やリンク素材にできるため、デメリットとして気にするほどではない。
フィールドでは《デスガエル》としても扱い、自身の自己再生効果と併せて《地獄の暴走召喚》のトリガーに最適である。
- 《サシカエル》
《鬼ガエル》とは相性がよく、《鬼ガエル》の墓地肥やし効果を利用すれば実質的に毎ターン1体ガエルのリクルートが可能。
レベルは参照しないため、上級モンスターの《デスガエル》も蘇生できる。
しかし、展開に時間がかかるのがネックであり、《魔知ガエル》を2体高速で展開するギミックを別に用意する必要がある。
また、ガエルではないので《粋カエル》の除外コストに対応せず、《鬼ガエル》で手札に戻しても効果で再度召喚を狙うのは不可能。
- 《悪魂邪苦止》
《悪魔ガエル》の攻撃力増強と、《デスガエル》の大量展開に役立つモンスター。
戦闘破壊されるとデッキから《悪魂邪苦止》をサーチでき、《鬼ガエル》等を使えば墓地へ送りやすい。
1度の戦闘破壊で2枚をサーチできるのだが、《デスガエル》を複数積む事もあって手札事故を起こしやすい。
1枚あれば《デスガエル》からのエクシーズ召喚は行えるので、枚数は良く吟味したい。
―その他のモンスター
- 《ドラゴンメイド・ラドリー》・《ティアラメンツ・メイルゥ》
前者は属性サポート、後者は種族サポートを共有できる墓地肥やし要員。
運が絡むものの、複数枚のガエルを墓地へ送れる可能性があり、《粋カエル》の自己再生効果などが使いやすくなる。
- 《ジャンク・シンクロン》
ガエルはレベル2のモンスターが多いため、蘇生してシンクロ召喚に繋げられる。
さらにシンクロ召喚できる《ジャンク・ウォリアー》との相性も抜群で、複数並べた下級ガエルで数値も上乗せされる。
ただし《粋カエル》はシンクロ素材にできないため注意。
- 《レスキューラビット》&レベル2・水族・通常モンスター
デッキを圧迫するが《餅カエル》を手札消費1枚でエクシーズ召喚できる見返りは大きい。
該当する通常モンスターの筆頭候補は最高攻撃力を持つ《カエルスライム》か最高守備力を持つ《サイコ・カッパー》だろう。
- 《グレイドル・スライムJr.》
《鬼ガエル》の墓地送り効果に対応しており、同名カードを蘇生する事で《餅カエル》のエクシーズ召喚に繋げられる。
チューナーであるためシンクロ召喚も可能だが、自身の効果を使用したターンは水属性モンスターしか特殊召喚出来なくなる点に注意したい。
- 氷結界モンスター
4種のレベル2・水属性・水族モンスターが属するカテゴリ。
《氷結界の紋章》によるサーチ・デッキ圧縮に長け、《サルベージ》に4種全てが対応するシナジーがある。
《氷結界の伝道師》は《鬼ガエル》の(3)の効果のコストを踏み倒し得る能力であり、採用するなら3枚積みが望ましい。
- 上級・最上級モンスター
豊富なリリース確保手段でアドバンス召喚を狙いやすく、最上級モンスターもこのデッキでは賄えない量ではない。
基本的に除去手段に乏しいため、それらをフォローできるモンスターを採用したい。
- 《シー・ランサー》
アドバンス召喚だけでなく、《グリズリーマザー》にも対応し《サルベージ》も利用可能。
《粋カエル》のコストで失った墓地アドバンテージを回復可能で、耐性により相手の消耗も誘いやすい。
《魔知ガエル》および《引きガエル》を除外しておくことで、カード・アドバンテージを稼ぐ事も可能である。
《デスガエル》とはランク5のエクシーズ召喚が狙える等、親和性も高いが、速度が遅く、序盤からの展開には向かない点は留意したい。
- 《瀑征竜-タイダル》
水属性モンスターを2体除外することで特殊召喚できる最上級モンスター。
打点が低めなこのデッキではフィニッシャーとしても活用しやすい。
また、水属性を手札コストにすることで任意のモンスターを墓地へ送れるため、《鬼ガエル》と共に墓地肥やし要員としても採用できる。
- 《光と闇の竜》
最大4回まで相手の効果を無効にできるドラゴン族の最上級モンスター。
蘇生効果時に《引きガエル》・《魔知ガエル》を蘇生したり、《鬼ガエル》で墓地アドバンテージを稼ぐ事ができ、相手の消耗を考慮すると悪い取引ではない。
自分は《黄泉ガエル》を利用する事で、無効を能動的に解除でき、さらに《鬼ガエル》でバウンスし再度最大ステータスの状態でアドバンス召喚する事も可能。
エクストラデッキのモンスターについて †
- ランク2のエクシーズモンスター
ガエルモンスターのほとんどがレベル2であるため、簡単にエクシーズ召喚できる。
主な汎用ランク2モンスターは【ランク2】を参照。
ガエルは水属性なので、《キャット・シャーク》が戦闘破壊耐性を得られる。
また、《ギガンティック・スプライト》は《鬼ガエル》をリクルートできる。
- ランク5のエクシーズモンスター
《デスガエル》を使用する場合に限り搭載する。
主な汎用カードは【ランク5】を参照。
- 《CNo.101 S・H・Dark Knight》
3体の《デスガエル》を並べやすいためエクシーズ召喚しやすく、種族・属性サポートも共有しやすい。
相手の特殊召喚したモンスターをエクシーズ素材として吸収でき、《No.61 ヴォルカザウルス》や《ヴァリアント・シャーク・ランサー》で対処できない破壊耐性持ちのモンスターに強い。
ランク4のエクシーズ召喚は狙いにくいため蘇生効果は狙い難い。
- 《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》
モンスター1体の攻撃力をターン終了時まで半分にでき、《デスガエル》が水属性なのでエクシーズ召喚も容易。
効果は1ターンに1度の制限も無く、相手ターンにも使える上に重複するので戦闘要員になる。
また、《FA-クリスタル・ゼロ・ランサー》のエクシーズ素材にもできるため、併せて採用するのも良い。
- 《水精鱗-サラキアビス》
《マスター・ボーイ》の全体弱体化に拘らないのであれば、こちらも採用出来る。
魔法・罠カードについて †
- 《死の合唱》
《デスガエル》3体が存在している時に発動でき、相手フィールドのカードを全て破壊できる。
《魔知ガエル》・《粋カエル》の登場と《デスガエル》が4体以上存在していても発動可能な裁定により、使い勝手の良さは格段に上がった。
全体除去ではあるが、展開が成功している時点で魔法・罠カードへの脅威は小さく、モンスターに関しても《デスガエル》からランク5で処理できる。
そのため、手札事故の観点から採用は慎重にならざるをえない。
- 《サルベージ》
ガエルのほとんどをサルベージでき、ハンド・アドバンテージにもなるため非常に便利。
しかし自己再生できる《粋カエル》・《黄泉ガエル》との相性は悪い。
《鬼ガエル》の手札コストを捻出し、エクシーズ召喚やアドバンス召喚に用いる分の墓地アドバンテージを確保する場合に重宝する。
《魔のデッキ破壊ウイルス》の発動を許すと大きな被害を受けるため、これの影響下における復帰手段としても、最適とは言えないにせよ有効。
- 《強欲なウツボ》
手札の《デスガエル》等をデッキに戻しつつドローできるので、手札事故の回避に役立つ。
とはいえ手札に水属性モンスターが2枚必要なので、手札交換の中でもやや腐りやすい。
《魔知ガエル》や《サルベージ》で手札に水属性モンスターを用意できるので他のデッキよりは発動しやすい。
- 《忘却の都 レミューリア》
複数の同じレベルのガエルを並べやすいこのデッキではエクシーズ召喚の幅を広げられるサポートカードとして利用できる。
ステータスの上昇値は微々たる物なのでおまけ程度に捉えて構わない。
- 《湿地草原》
ガエルモンスターのほとんどがこのフィールド魔法の効果を受けられる。
このカードに依存する場合は、《テラ・フォーミング》等も採用しておきたいところ。
《黄泉ガエル》が蘇生されなくなるため、デッキのタイプによって採用を決めたい。
- 《浮上》
レベル3以下の魚族・海竜族・水族モンスターを蘇生する魔法カード。
《デスガエル》以外のガエルモンスターはレベル3以下の水族モンスターなので、このデッキでは2枚目以降の《死者蘇生》として使用できる。
また《サシカエル》の存在から、守備表示で特殊召喚されるデメリットも無視することができる。
―その他のカード
- 《おろかな埋葬》
《黄泉ガエル》・《粋カエル》はもちろん、《悪魂邪苦止》や《ジャンク・シンクロン》で蘇生するモンスターを墓地へ送るのに使える。
《悪魂邪苦止》の効果は戦闘依存で遅いため、このカードでさっさと墓地へ送ってしまった方が良い。
- 《地獄の暴走召喚》
《魔知ガエル》および《粋カエル》を利用する事で、《デスガエル》3体を容易に並べられる。
特に後者は自己再生で簡単に発動条件を満たす事が可能であり、エクシーズ召喚にも繋げやすい。
このカードを使用すれば《死の合唱》もすぐ発動でき、《湿地草原》の影響下なら致命的なダメージを叩き込むこともできる。
- 《ワン・フォー・ワン》
《黄泉ガエル》や《サシカエル》を容易にリクルートできる。
- 《マスク・チェンジ・セカンド》
《M・HERO アシッド》を特殊召喚することで、相手の魔法・罠カードを一掃できる。
特に自己再生が容易な《黄泉ガエル》や《粋カエル》の存在から、展開前の露払いとしての発動は容易である。
- バージェストマ
罠カードの発動にチェーンして墓地から特殊召喚される罠モンスター群。
レベル2の水属性・水族として扱うためサポートカードに対応しやすく、エクシーズ召喚も狙いやすい。
特に《餅カエル》のエクシーズ召喚が容易になる。
- 永続魔法・永続罠カード
これらを採用する場合は《黄泉ガエル》の投入を見送ることになる。- 《リビングデッドの呼び声》
墓地のモンスターを蘇生できる永続罠。
このカードに対する除去にチェーンして《引きガエル》や《魔知ガエル》を蘇生させることでディスアドバンテージを軽減することができる。
さらに《生ける屍の呼び声》と《餅カエル》と組み合わせれば、《餅カエル》の妨害効果を4回使う事ができる。
《餅カエル》はエクシーズ素材なしでも妨害できる為、蘇生とは相性がよい。 - 《御前試合》
ガエルモンスターは全て水属性のため採用できる。
《瀑征竜-タイダル》等、ガエル以外にも扱いやすい水属性は多いためデッキパワーをそれほど落とさせない。
昨今のシンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚を多用する環境では、手軽なメタとして非常に有効。
ただし、シンクロモンスター・エクシーズモンスター・リンクモンスターの幅が狭まる事には注意。
【影霊衣】や【水精鱗】に対しても無力である。
- 《リビングデッドの呼び声》
- 《王宮のお触れ》
《魔のデッキ破壊ウイルス》や《スキルドレイン》に対抗できる。
【フィフティ・フィフティ】の構築でないのなら入れる価値はあると思われる。
デッキの種類 †
《デスガエル》軸 †
《デスガエル》の自身の効果や《地獄の暴走召喚》を主軸とした大量展開型。
主にランク2とランク5のエクシーズ召喚で単体のカードパワーの低さを補っていく。
墓地の《悪魂邪苦止》の数を参照したり、《粋カエル》の自己再生からの《地獄の暴走召喚》のトリガーを狙うため、墓地肥やしの速度が重要となる。
《粋カエル》や《黄泉ガエル》と言ったアドバンス召喚のリリース要員を確保しやすいため、他の上級・最上級モンスターも併せて採用できる。
《粋カエル》、《瀑征竜-タイダル》の除外コストに着目し、《シー・ランサー》も主戦力とした【ガエルランサー】としての構築も可能。
扱いにくかった《引きガエル》もメインデッキから投入でき、デッキのドローソースとして活用できる。
《デスガエル》と《シー・ランサー》は水属性のレベル5なので、上記で紹介したカード以外にも《ゲイザー・シャーク》との連携も取りやすい。
【ガエルコントロール】 †
《魔知ガエル》による攻撃抑制、《裏ガエル》によるモンスター除去、《貫ガエル》による魔法・罠除去能力を主軸としたコントロールデッキ。
上記のモンスターに加えて、《海竜神の加護》等やカウンター罠等でモンスターを守りつつ、《群雄割拠》・《御前試合》等で相手の行動を抑制して勝利を狙う。
【フィフティ・フィフティ】型のガエルであり、《湿地草原》やロックカードとの兼ね合いから《デスガエル》、《黄泉ガエル》の採用は見送られる。
使用カードの共通性から【湿地草原】のページも併せて参照してもらいたい。
《餅カエル》軸 †
《餅カエル》を複数展開し、カウンター効果で相手の行動を徹底的に封じ込めるロックとパーミッションの複合デッキ。
初手で確実に《餅カエル》を出すため、《予想GUY》や《グレイドル・スライムJr.》等も投入してデッキ全体でランク2のエクシーズ召喚をサポートする。
《魔知ガエル》と並べば強固なロックが完成し、各種メタカードも併用すれば相手にほぼ何もさせず完封する事すら可能。
サルベージ効果の対象に自身も選べるため、非常に息切れしにくいのも大きな強みである。
デッキの派生 †
【断殺貪欲ガエル】 †
【断殺貪欲ターボ】にガエルを加えたデッキ。
ガエルデッキは元々《貪欲な壺》と相性がよく、デッキをどんどん掘り進め、墓地肥やしと手札補充が可能になる。
《手札断殺》の手札コストは《ヴォルカニック・バレット》・《魔知ガエル》の効果によるサーチ・サルベージや《サルベージ》で補う。
後者は《強欲なウツボ》の発動補助にもなり、さらにドロー加速が可能。
アタッカーとして《氷炎の双竜》、《ジャンク・シンクロン》・《デブリ・ドラゴン》からのシンクロモンスターを主にする。
【ガエル帝】 †
《黄泉ガエル》・《粋カエル》を利用して帝モンスターを展開していくタイプ。
詳細は当該ページを参照。
【海皇水精鱗ガエル】 †
【海皇】や【水精鱗】の要素を取り入れた混合構築。
下級モンスターから最上級モンスターまで幅広い水属性を採用する関係上エクシーズ召喚可能なランクも広い。
特にランク4の《バハムート・シャーク》もエクシーズ召喚できるので、《餅カエル》を二重の方法で出せるのが大きなメリットである。
《深海のディーヴァ》も当然採用するためシンクロモンスターも無理なく採用できる。
【ガエルバジェ】 †
レベル2の水属性・水族の罠モンスターデッキである【バージェストマ】との混合構築。
バージェストマ罠カードで防御を固めつつランク2に繋げやすくなる。
また、種族・属性サポートを共有でき、《餅カエル》のエクシーズ素材にも充てられる。
【バージェストマ】のページも参照のこと。
【ガエルスプライト】 †
レベル2やランク2をサポートする【スプライト】との混合構築。
展開に制限はかかるが、《ギガンティック・スプライト》から《鬼ガエル》にアクセスできる。
《スプライト・スプリンド》ならば、《粋カエル》を墓地へ送ることができる。
かつては《スプライト・エルフ》で《餅カエル》を相手ターン中に蘇生する動きも強力だった。
大会で結果を残した型だったが、22/07/01で《餅カエル》が禁止カードとなり、【スプライト】側から【ガエル】要素を入れる意義が薄くなった。
現在は《餅カエル》は制限解除されているが、《スプライト・エルフ》が禁止カードに指定されていることにより全盛期の力は取り戻せていない。
現在は構築不可能なデッキ †
【イレカエル1キル】 †
1ターンに何度も使える《イレカエル》の効果に着目し、1ターンキルを狙うデッキ。
うまく回れば先攻1ターンキルを決められるほどの展開力を誇った。
- 《粋カエル》軸
射出カードを使用したパターン。
汎用性の面で《マスドライバー》がよく使用される。
《イレカエル》を駆使し、フィールドに《イレカエル》と最後に残ったガエル1体、墓地に17体のガエルと《粋カエル》を揃える。
あとはフィールドのモンスターを全て射出し、《粋カエル》の自己再生と射出を繰り返せば勝利できる。
- 《スパルタクァの呪術師》軸
フィールドに《スパルタクァの呪術師》を置き、《イレカエル》の効果により自身以外のモンスターをリリース&リクルートし続ける。
これにより1回のリクルートにつき500ダメージが入るため、デッキ内に残っている16枚以上のガエルを絞りつくせば1ターンキルになる。
事故の回避とより確実な1ターンキル達成のために、《貪欲な壺》や《転生の予言》等も採用して弾切れを防いだり、ドローや手札交換を多く採用しておいたりすると良いだろう。
【イレカエルエクゾ】 †
《DNA改造手術》と《超再生能力》を《イレカエル》の効果と組み合わせることで、1ターンでデッキのカードを引き切るデッキ。
まずは《DNA改造手術》を発動してドラゴン族を宣言し、それにチェーンする形で《超再生能力》を発動。
あとは《イレカエル》によるリクルートを繰り返せば、エンドフェイズにデッキ圧縮した分だけカードをドローする事ができる。
コンボ性が非常に高いので、上手く回転しなければ大きな事故を起こし得るが、コンボが決まれば高確率でデッキのほぼ全てを引ける。
ただし《超再生能力》の効果でデッキがなくなりドロー出来ない場合は負けになってしまうので、デッキ枚数には細心の注意を払おう。
【ドゥローレン1キル】型 †
《鬼ガエル》等と《レベル・スティーラー》を使用して《氷結界の虎王 ドゥローレン》を墓地に3枚揃え、《継承の印》で蘇生を繰り返すことを目的としたデッキ。
《レベル・スティーラー》をコストに蘇生する《フィッシュボーグ-ガンナー》+《氷結界の虎王 ドゥローレン》で無限シンクロ召喚、さらに《TG ハイパー・ライブラリアン》がいれば無限ドローが可能になり、《コモンメンタルワールド》等で先攻1ターンキルさえ可能。
【デスガエルシンクロ】 †
《デスガエル》の展開力と《死の合唱》、《フィッシュボーグ-ガンナー》の自己再生能力を利用してそのターン内で決着を目指すデッキ。
《デスガエル》の展開方法は、《粋カエル》+《地獄の暴走召喚》と《悪魂邪苦止》を2枚墓地に落としてからアドバンス召喚の2通り。
後者の場合でも、《粋カエル》の自己再生を利用すれば比較的楽に召喚できる。
《フィッシュボーグ-ガンナー》を含めて、墓地にすばやく落とす仕掛けが重要となるので、《おろかな埋葬》・《鬼ガエル》・《ジェネクス・ウンディーネ》・《ワン・フォー・ワン》を利用する。
《死の合唱》発動後は、《フィッシュボーグ-ガンナー》を自己再生して3体までレベル6または8のシンクロモンスターを並べられる。
候補としては《氷結界の虎王 ドゥローレン》・《氷結界の龍 ブリューナク》・《スターダスト・ドラゴン》等、状況に応じて調整すると良い。
またレベル6の水属性シンクロモンスターを利用してレベル7または9のシンクロ召喚もできるので、《死の合唱》がない状況にも対応したい。
シンクロ召喚よりディスアドバンテージを負うが、ランク2やランク5のエクシーズモンスターも容易にエクシーズ召喚できる。
ガエル全体で言える事だが、《王虎ワンフー》や《大天使クリスティア》に弱く、たとえ《死の合唱》が決まっても、《冥府の使者ゴーズ》に決着を阻まれると、次の相手ターンで逆転されかねないので注意して欲しい。
《湿地草原》を利用すれば、《デスガエル》3枚に《鬼ガエル》1枚、《粋カエル》1枚の総攻撃でも初期ライフ8000を削りきれることも覚えておくと良い。
このデッキの弱点 †
全体的に攻撃力が低く、特殊召喚を多用するため《王虎ワンフー》・《魔のデッキ破壊ウイルス》・《大天使クリスティア》等によって壊滅的な打撃を受ける可能性がある。
展開力こそ豊富だが除去はエクストラデッキのモンスターや汎用カードに頼りがちになりやすく、高打点耐性持ちのモンスターの処理には苦労することも多い。
また、墓地利用を頻繁に行うため、《次元の裂け目》や《マクロコスモス》などの墓地利用メタカード全般も天敵である。
このデッキの歴史 †
第4期・第5期(2004年~2008年) †
《デスガエル》のサポートを中心にした構築が主流だったが、自己再生できる《黄泉ガエル》とのシナジーが薄くファンデッキとして使われる程度であった。
第5期の最後に《黄泉ガエル》とのシナジーが高い《イレカエル》等が登場すると、《デスガエル》のサポートのみに頼らない構築が可能になった。
第6期(2008年~2010年) †
- 08/09/01
《イレカエル》や《ジャンク・シンクロン》・《地獄の暴走召喚》等を介したモンスターの大量展開も可能だった。
しかし、【シンクロアンデット】や【レスキューシンクロ】が注目を浴びていたため、実績を上げるほどではなかった。
- 09/03/01
《フィッシュボーグ-ガンナー》が登場。
《氷結界の虎王 ドゥローレン》を《継承の印》で無限コストとし、《ダーク・ダイブ・ボンバー》で射出する【イレカエル1キル】が開発された。
第7期(2010年~2012年) †
- 10/03/01
《黄泉ガエル》の制限緩和に加えて《粋カエル》が登場し、プレイングの幅が広がった。
【イレカエル1キル】も復活し、2010年の世界大会において、前年度の覇者BFを下し、優勝を収めた。
また、《鬼ガエル》と帝のシナジーに注目した【ガエル帝】も活躍した。
- 10/09/01
中心カードだった《イレカエル》が禁止カードとなってしまい、かつてのような大量展開と安定性は損なわれてしまった。
しかしながら《黄泉ガエル》が制限解除され、サポートカードの多くも健在であり、【ガエル帝】は形を変えつつ環境に適応する形で残っている。
- 11/09/01
《フィッシュボーグ-ガンナー》が禁止カードとなってしまい、シンクロ召喚を主軸とする構築が難しくなった。
第9期(2014年~2017年) †
- 16/07/01
比較的高めの攻撃力に加え、万能カウンター効果、コントロール奪取を兼ね備えたエクシーズモンスターの《餅カエル》が登場。
これによりデッキの制圧力が大幅に向上し、エクシーズ召喚に特化した型が新たな主流として注目される様になる。
ランク2を中心とした《餅カエル》軸や【ガエルバジェ】、対応力が広い【海皇水精鱗ガエル】などはトーナメントでも結果を残している。
第10期(2017年~2020年) †
第11期(2020年~2023年) †
- 20/04/01
マスタールール(11期)の移行による活躍を見越してか、《餅カエル》が再び制限カードに指定された。
第13期(2025年~) †
代表的なカード †
サンプルレシピ †
- 【ガエル】
10.05.01 第1回新潟チャンピオンシップ 優勝
http://59.xmbs.jp/teamifniigata-25945-br_res.php?no=108579&action=res&page=r3&guid=on
- 【カエル帝】
10.05.15 Yu-Gi-Oh! Championship Series Washington,DC ベスト16
http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=428
- 【ガエル帝】
10.06.19 Yu-Gi-Oh! Championship Series Chicago ベスト16
http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=585
- 【カエル帝】
10.07.03 日本代表最終選考会(西日本)ベスト16
http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=653
- 【カエル帝】
10.08.22 近畿チャンピオンシップ 優勝A
http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=1249