【ランク7】 †
概要 †
ランク7は、エクシーズモンスターのランクの1つであり、レベル7のモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚される。
このページでは、ランク7エクシーズモンスターを使用するデッキにおいて、有用なカードを幅広く紹介する。
ランク7の素材となるレベル7のモンスターは、通常召喚に2体のリリースが必要な最上級モンスターである。
このため、エクシーズ素材をアドバンス召喚する事は基本的に考えず、特殊召喚で並べる形となる。
エクシーズ召喚系デッキ全般の共通事項は【エクシーズ召喚】を参照。
エクシーズ素材用のモンスターについて †
展開しやすいレベル7モンスターは数が少ない。
レベル7を2体並べる有効なギミックと呼べるものも乏しいので、レベル7と関係の薄いデッキに無理にランク7要素を組み込むのは困難である。
以下のカードは、元々レベル7のモンスターを使うデッキで、ランク7を出しやすくするために搭載する候補と考えるのが妥当である。
- クシャトリラ:(ほぼ)サイキック族
一部モンスターは共通で自分モンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚できる。
起動効果によるサーチや誘発効果による除外も汎用性が高く、素材以外の運用にも使いやすい。
特に展開をサポートする《クシャトリラ・バース》をサーチ可能な《クシャトリラ・ユニコーン》は優先しやすい。
また、下級モンスターの《クシャトリラ・ライズハート》もレベル変動効果を持つので扱いやすく、セットでの出張採用も検討できる。
- 《ダイナレスラー・パンクラトプス》:地属性/恐竜族/攻2600/守0
相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスターより多い場合、(1)の効果で手札から特殊召喚できる。
特殊召喚の条件が極めて緩く、相手モンスターが複数存在すれば《戦華の義-関雲》や《暗黒騎士ガイアロード》と連続しての特殊召喚もできる。
更に、自身をリリースしてのフリーチェーンでの破壊効果も持つので、単体でも除去・制圧要員として機能する。
非常に扱いやすいカードであり、「特殊召喚しやすいレベル7」を1種類だけ入れるならばこのカードであろう。
- 《戦華の義-関雲》:風属性/獣戦士族/攻2500/守1800
相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚でき、除去効果も持つ。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》に比べると、特殊召喚のやりやすさ、除去性能、攻撃力といずれもやや下回る。
代わりに除去効果を使ってもフィールドに維持できるので、除去後にエクシーズ素材に転用可能な点で勝る。
- 《暗黒騎士ガイアロード》:地属性/戦士族/攻2300/守2100
《戦華の義-関雲》と同様の条件で特殊召喚できるが、それだけならばあちらや《ダイナレスラー・パンクラトプス》が優先される。
こちらを採用する場合は種族やカテゴリのサポートカードを活かしたい。
暗黒騎士ガイアを意識した構築ならば、後述の《疾走の暗黒騎士ガイア》共々《混沌の場》によるサーチや《砲撃のカタパルト・タートル》によるリクルートが可能なので採用が検討できる。
- 《天威龍-ヴィシュダ》:闇属性/幻竜族/攻1500/守2500
自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に特殊召喚できるので、上記カードに比べて先攻1ターン目でもほぼ確実に出せるのが強み。
バウンス効果は効果モンスターでない表側表示のモンスターを条件としている。
これは《幻獣機ドラゴサック》や《コスモブレイン》といった、トークン生成や通常モンスターを展開する効果とシナジーがある。
- 《外法の騎士》:闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
自分フィールドにモンスターが存在しないか、勇者トークンが存在する場合に特殊召喚でき、相手ターンでも発動可能。
条件を満たせば単体で手札から特殊召喚できる他、《アラメシアの儀》から《運命の旅路》を置くことでもサーチから特殊召喚へと繋げられる。
特殊召喚を主体とするなら《アラメシアの儀》のデメリットは軽くなるため、併せて使うのも手か。
- 《黒魔女ディアベルスター》:闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送ることで特殊召喚できる。
フィールドの状況を問わず特殊召喚できるため、2体目以降のレベル7として展開しやすい。
(2)のサーチ先は、このカードをサーチ・サルベージできる《“罪宝狩りの悪魔”》か汎用除去の《反逆の罪宝-スネークアイ》がいいだろう。
- 《雷仙神》:光属性/雷族/攻2700/守2400
3000ライフポイントを払うことで特殊召喚できる。
ライフコストは重いが、フィールドの状況を一切問わないため、何が何でもランク7につなげたいデッキでは有用。
- 《紅蓮の機界騎士》:光属性/サイキック族/攻2300/守2600
- 《黄華の機界騎士》:光属性/サイキック族/攻2200/守2800
「同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、その縦列に特殊召喚できる」共通効果を持つジャックナイツのうち、レベル7の2体。
墓地からジャックナイツ1体を除外し、前者は同じ縦列のモンスター、後者は同じ縦列の魔法・罠カードを破壊する起動効果も持っている。
先攻1ターン目以外ならかなり安定して特殊召喚でき、固有効果の発動も比較的無理なく狙うことができる。
- 《粘糸壊獣クモグス》:地属性/昆虫族/攻2400/守2500
- 《多次元壊獣ラディアン》:闇属性/悪魔族/攻2800/守2500
自身を手札から特殊召喚する共通効果を2つ併せ持つ壊獣シリーズのうち、レベル7の2体。
相手モンスターをリリースして相手フィールドに特殊召喚する(1)の効果と、相手フィールドに壊獣が存在する場合に自分フィールドに特殊召喚する(2)の効果を持つ。
(1)の「リリースによる除去」は防ぐ方法がほとんど存在しない最高峰の除去であり、制圧崩しとして汎用性が高い。
更に、(1)の効果で送りつけた壊獣を利用して(2)の効果を使うことで、除去のついでにレベル7の素材を特殊召喚する手段としても活用できる。
- 《コスモブレイン》:闇属性/魔法使い族/攻1500/守2450/特殊召喚モンスター
手札・自分フィールドから効果モンスター以外のモンスター1体を墓地へ送ることで特殊召喚できる特殊召喚モンスター。
更に、効果モンスター1体をリリースする事で、手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚できる起動効果を持つ。
自身を特殊召喚した後、別の効果モンスターをリリースしてレベル7モンスターを特殊召喚する事で、レベル7が2体並ぶ。
- 《アストログラフ・マジシャン》:闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000/ペンデュラムモンスター
自分フィールドのカードが戦闘破壊・効果破壊された場合、手札から特殊召喚できるモンスター。
その後、このターン中破壊されたモンスター1体をサーチできる。
特殊召喚しつつアドバンテージを稼げる優秀な効果の持ち主。
自壊を組み込むことの多い【ペンデュラム召喚】系デッキでは特に使いやすい。
- 《ダーク・アームド・ドラゴン》:闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000/特殊召喚モンスター
墓地の闇属性モンスターが3体のみの場合に特殊召喚できる特殊召喚モンスター。
更に、墓地の闇属性を1体除外するごとにカードを1枚破壊できるので、ノーコストで特殊召喚できる上に3枚分のアドバンテージを奪ってからエクシーズ素材にできる。
召喚条件は限られるが、それに見合ったリターンのあるカード。
- 《幻創龍ファンタズメイ》:闇属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
相手がリンクモンスターの特殊召喚に成功した場合に自身を特殊召喚し、手札交換する効果を持つ。
《オルターガイスト・マルチフェイカー》と同様後攻0ターン目(=相手の先攻1ターン目)でも展開でき、手札交換によって手札の質を高められる。
- 《カオスハンター》:闇属性/悪魔族/攻2500/守1600
相手が特殊召喚を行った時、手札を1枚捨てて特殊召喚できるモンスター。
更に、このカードが存在する限り相手はカードを除外できなくなる永続効果を持つ。
除外利用デッキへのメタカードとして使うのが主だが、必要であればランク7素材にも転用可能。
- 《冥府の使者ゴーズ》:闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールドが空の状態でダメージを受けると手札から特殊召喚できるモンスター。
戦闘ダメージをトリガーにした場合は、そのダメージと同じ攻守の冥府の使者カイエントークンを生成できる。
追撃を防ぎつつトークン生成でアドバンテージを稼ぐことが可能。
ただしモンスターを増やしてしまうため、《ダイナレスラー・パンクラトプス》と相性が悪い。
- 《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》:光属性/戦士族/攻2500/守2000
相手の攻撃宣言時、戦闘破壊されない耐性付きで特殊召喚できるために防御カードとしての性能は高い。
一方でそのタイミングでしか自己特殊召喚を行えないため、展開モンスターとしては遅い。
特殊召喚時に《インスタント・コンタクト》をサーチすれば、次のターンすぐにランク7のエクシーズ召喚が可能。
- 《冥府よりの使者》:闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分がダメージを受けると手札から特殊召喚できるモンスター。
自身の効果で特殊召喚した場合は、更に同名カードの特殊召喚か攻撃表示モンスターの除去が行える。
ただしモンスターを増やしてしまうため、《ダイナレスラー・パンクラトプス》と相性が悪い。
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》:闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000/チューナー
レベル6以下の自分モンスター1体を対象とし、ライフポイントを半分払う事で、墓地か手札から特殊召喚できるチューナー。
この方法で特殊召喚すると対象に選択したモンスターのレベル分自身のレベルが下がってしまうが、このカードとのレベル合計は常に7となる。
よって、レベル7のシンクロ召喚を行うことで、ランク7のエクシーズ素材にできる。
《終末の騎士》・《ダーク・グレファー》等で墓地に落とし、それらを対象に自己再生する事で容易にフィールドに出すことが可能。
ただし、ただ出すだけではメインデッキ・エクストラデッキの枠とライフポイントを余計に消費してレベル7を用意するだけになってしまうため、シンクロ召喚先のレベル7シンクロモンスターを使ってアドバンテージを取り戻す何らかの工夫も欲しい。
- 《月牙龍-クレセント・ドラゴン》:闇属性/ドラゴン族/攻2200/守2350
エンドフェイズの遅さはあるが、お互いのターンにノーコストで自己再生できるため、墓地に1枚あれば毎ターン使用可能なエクシーズ素材として機能する。
上記の《亡龍の戦慄-デストルドー》とは各種サポートカードを共有できる他、(2)であちらをサーチする事も可能なので併用も十分に考えられる。
- 征竜:ドラゴン族
ドラゴン族または各属性2体を手札・墓地から除外する事で特殊召喚する起動効果を共通して持つ。
デッキの属性や種族に工夫は必要だが、十分な墓地肥やしを行えばディスアドバンテージなく自己再生が可能。
固有効果も各々備えているが、共通効果も含めて同一ターンにいずれか1つしか使用できないので、選択は慎重に行いたい。
- 《華信龍-ノウルーズ・エリーズ》:風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
レベル5以上を手札コストに自己再生でき、エクシーズ素材にすれば除外を防げるので使い回しも可能。
最上級モンスターの割合が多いこのデッキにおいては毎ターンの蘇生が安定して狙えるだけでも価値はあるが、除外には要注意。
副次的だが、自爆特攻すれば(2)による除去が能動的に可能になる点も覚えておいて損はない。
- 《疾走の暗黒騎士ガイア》:光属性/戦士族/攻2300/守2100
攻撃力を1900に下げることで妥協召喚できるモンスター。
《暗黒騎士ガイアロード》ともども《混沌の場》と《砲撃のカタパルト・タートル》に対応しており、サーチやリクルートがしやすい。
- 《可変機獣 ガンナードラゴン》:闇属性/機械族/攻2800/守2000
攻守を半減する事で妥協召喚できるモンスター。
サーチがしにくくアタッカーにならない点では《疾走の暗黒騎士ガイア》に劣る。
妥協召喚扱いでセットすると裏側守備表示の間は元々の攻守のままの扱いとなるため、《魔のデッキ破壊ウイルス》・《闇のデッキ破壊ウイルス》・《影のデッキ破壊ウイルス》のリリースに使える点が特徴。
- 《セグメンタル・ドラゴン》:光属性/サイバース族/攻2600/守2400
こちらも攻守を半減する事で妥協召喚できるモンスター。
通常召喚された自身を破壊する事で、自身より攻撃力の低いメインモンスターゾーンのモンスターを全て破壊するフリーチェーンの誘発即時効果を持っている。
妥協召喚から弱小壁モンスターを一掃できる他、《ブリリアント・フュージョン》等を用いてアドバンス召喚できればある程度制圧要員にもなる。
- 《霧の王》:水属性/魔法使い族/攻0/守0
召喚時のリリースを2体~0体の任意の枚数にできるモンスター。
攻撃力はリリースしたモンスターの合計値となるため、リリースなしで召喚した場合攻撃力0となる。
ステータスが低いので、《サルベージ》対応などのメリットがある。
また、適当なモンスターをリリースしてある程度の攻撃力を与えれば、【帝王】や【儀式召喚】などへのメタ要員としても運用可能。
- 《幻獣機テザーウルフ》:レベル4/風属性/機械族/攻1700/守1200
召喚に成功した場合にレベル3の幻獣機トークンを生成する効果と、幻獣機トークンのレベル分だけ自身のレベルを上げる永続効果を持つ。
実質リリースなしで召喚できるレベル7モンスターとして運用できる。
ランク7素材の他、《グレートフライ》や《クリフォート・ゲニウス》のリンク素材を単体で賄うことも可能。
またトークン1体をリリースすることで攻撃力を800アップできるので、《ライオウ》の突破なども任せられる。
- 《ヴァレット・トレーサー》・《クイック・リボルブ》
《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》(闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000)を簡単にリクルートできるカード。
ただし、先に《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》が手札に来ると事故になるのが難点である。
その場合は《幻創龍ファンタズメイ》でデッキに戻す、《七星の宝刀》で除外する等で処理したい。
また、前者は発動後に闇属性しかエクストラデッキから展開できなくなる制約に注意。
ヴァレットが存在する場合に特殊召喚できる《アブソルーター・ドラゴン》を組み合わせる手もあるが、あちらのサーチ手段に難がある。
- 《サイキック・リフレクター》+《バスター・ビースト》+《バスター・モード》
《サイキック・リフレクター》で《バスター・ビースト》を蘇生し、レベルを7に上昇させることで素材になる。
《緊急テレポート》から始動すれば召喚権を残したままの展開も可能。
《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》をエクシーズ召喚しトークンを生成したのち、フィールドに残った《サイキック・リフレクター》とトークンでシンクロ召喚を行なうことも可能。
場合によっては《サイキック・リフレクター》と《バスター・ビースト》でレベル6~9のシンクロ召喚を行なってもよく、柔軟に立ち回れる。
- 《マジシャンズ・ソウルズ》+《ブラック・マジシャン》:闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
デッキから《ブラック・マジシャン》を墓地へ送り、蘇生することができる。
通常モンスターサポートを利用できるほか、《天威龍-ヴィシュダ》の効果を活かせる。
- 《伝説の黒石》
レベル7のレッドアイズをデッキから特殊召喚できる。
レッドアイズがドラゴン族である事は、《黒熔龍騎ヴォルニゲシュ》・《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》をエクシーズ召喚したい場合に噛み合う。
- 《矮星竜 プラネター》:レベル4/光属性/ドラゴン族/攻1700/守1200
召喚したターンのエンドフェイズに光属性か闇属性のレベル7モンスターをサーチできる誘発効果を持つ。
タイミングは遅いが、サーチ手段の乏しいレベル7モンスターのサーチ手段となる。
主なランク7エクシーズモンスター †
3体以上のエクシーズ素材を要求するエクシーズモンスターを出す難易度は極めて高い。
基本的にエクシーズ素材2体で出せるエクシーズモンスターに絞った方が良いが、展開力に長けたデッキでは極少数採用も検討はできる。
特に指定がない場合、以下のエクシーズモンスターの素材指定は「レベル7モンスター×2体(以上)」である。
―除去
- 《レイズ・ムーンの望 スクイーズ-ジャックポット》:光属性/機械族/攻1400/守2800
自身がエクシーズ召喚した場合、もしくは(プレイヤー問わず)手札からの特殊召喚が行われた場合に発動可能な除去効果を持つ。
取り除いたエクシーズ素材と同数だけ相手フィールドのカードを対象を取らずにデッキボトムへ戻すことが可能であり、効果を受けない耐性以外を突破できる。
戻すカードの種類も表示形式も問わないことからランク7の中でも除去性能は抜きん出ており、単に除去が欲しいだけならば最有力候補となる。
ただし、自身はアタッカーに向かないステータスなので除去から攻撃に転ずる役割には適さない。
- 《No.11 ビッグ・アイ》:闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000
エクシーズ素材を1つ取り除くことで、相手モンスター1体を永続的にコントロール奪取する起動効果を持つ。
シンプルかつ堅実にアドバンテージを得られるため、対象を取る除去においてはランク7の性能の基準となる1枚。
- 《撃滅龍 ダーク・アームド》:闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
エクシーズ素材1つをコストに単体除去を行い、その後自分の墓地のカード1枚を除外する起動効果を持つ。
1ターンに1度の制限がないので、エクシーズ召喚直後に2枚の除去が可能。
効果使用後は自身が攻撃できなくなるものの、攻撃してからメインフェイズ2に効果を使う事はできるのもポイント。
- 《エクスピュアリィ・ノアール》:闇属性/天使族/攻1100/守2800
上記同様にエクシーズ素材2つをコストにした単体除去効果を持つが、こちらはフィールド・墓地から1枚をデッキボトムにバウンスする。
攻撃力の低さ故に戦闘要員には向かないが、守備力は高いため壁には適する。
フィールドのカードへの除去ならば《レイズ・ムーンの望 スクイーズ-ジャックポット》で事足りるため、こちらは墓地に干渉できる点を重視したい。
- 《征覇竜-ブレイズ》:炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札かフィールドのカードを消費するため単純なアドバンテージは得られないが、代わりに破壊コンボに利用できるのが強みとなる。
墓地にドラゴン族か炎属性が合計で2枚以上存在する場合は自身を破壊し、(2)で自己再生すれば実質的にはアドバンテージを得られる。
攻撃力もまずまず高く攻撃制限も生じないため、除去後にアタッカーを兼ねられるのも利点と言える。
―展開
- 《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》:風属性/機械族/攻0/守3000
エクシーズ素材2つをコストに、バトル・イーグル・トークンを可能な限り特殊召喚する起動効果を持つ。
自身とトークンで6体もモンスターを並べられるのでリンク素材の供給役として非常に性能が高く、エンドフェイズの自壊デメリットも実質的に問題になりにくい。
効果の発動後は相手に戦闘ダメージを与えられないため、先攻1ターン目やメインフェイズ2に使うか、発動ターンは制圧に徹すると良い。
―展開兼除去
- 《幻獣機ドラゴサック》:風属性/機械族/攻2600/守2200
エクシーズ素材1つをコストに幻獣機トークン2体の生成、トークンが存在する場合の破壊耐性、幻獣機をリリースして単体除去を行う効果を持つ。
効果が自己完結しており、(1)で生成したトークンを(3)のコストにする事で単体除去を行いつつ、トークン1体を残して(2)の耐性を残せる。
(3)の効果を使ったターンは攻撃宣言できなくなるため、残ったトークンと合わせてリンク素材として使うのもよい。
- 《幻想の黒魔導師》:闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使い族の通常モンスターをリクルートする起動効果、魔法使い族通常モンスターの攻撃時に相手のカード1枚を除外する誘発効果を持つ。
効果が通れば2枚のアドバンテージを奪取できる。
デッキに通常モンスターを搭載する必要こそあるが、ランク7の中でもラッシュ性能は随一。
―火力
- 《真紅眼の鋼炎竜》:闇属性/ドラゴン族/攻2800/攻2400
相手が魔法・罠・モンスター効果を発動する度に500ダメージを与えるモンスター。
相手ライフが減った状況で立たせると、相手を「このカードを除去するための動きを行うと、バーンでライフポイントが0になる」状況に追い込み、詰みに持っていける事が多い。
あるいは相手の動きが一番活発な初手で立たせ、初動展開時に大幅にライフを削っておく事もできる。
エクシーズ素材を持つ限り効果破壊されない耐性も持っており、フィールドにしぶとく居座りダメージを与え続けやすい。
- 《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》&《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード》:闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
素材指定:ドラゴン族2体
前者の上に後者を直接重ねる事で攻撃力3000での3回攻撃が可能な組み合わせ。
ドラゴン族主体の【オッドアイズ】や【真紅眼の黒竜】ならば前者をエクシーズ召喚する事も難しくない。
エクストラデッキは圧迫するが、エクストラモンスターゾーンの《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》を《グラビティ・コントローラー》に変える方法で出せば縛りが無いのと同様の扱いで出せる。
- 《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》:闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500/ペンデュラムモンスター
エクシーズ素材1つをコストに、相手モンスター1体の攻撃力を半減させ、その数値分自己強化する誘発即時効果を持つ。
ランク7には珍しいアタッカー系のカードで、効果と攻撃が通れば3000ダメージを与えられるので火力も高い。
ただ、攻撃力半減が対象をとる効果なので、《No.11 ビッグ・アイ》や《幻獣機ドラゴサック》などと同様効果の対象にならないタイプの耐性に手が出せない。
これらの除去要員で対処できず、このカードで対処すべき相手がどの程度存在するかは考慮すべきであろう。
採用するなら、ペンデュラム効果が「モンスター効果によらない戦闘補助」という搦め手の一つになることを覚えておこう。
―制圧
- 《黒熔龍騎ヴォルニゲシュ》:闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2100
通常では起動効果の除去でしかないのだが、この使い方では上述したカード群に劣るので、ドラゴン族をエクシーズ素材に持たせて誘発即時効果にして運用するのが基本となる。
必要なエクシーズ素材の都合上、ほぼ1度しか使用できないものの、ランク7で制圧を行えるモンスターは貴重であり、レベル7ドラゴン族を採用する構築では検討する価値はある。
ややオマケに近いが強化も可能であり、返しの自分ターンでは高打点のアタッカーとしても機能する。
ドラゴン族を使用しないデッキでも、他のモンスターを強化して強固な耐性を持つモンスターを戦闘破壊するための切り札として忍ばせておくのも良いか。
- 《凶征竜-エクレプシス》:闇属性/ドラゴン族/攻2700/守1900
魔法・罠カードの効果の発動を無効化する。
エクシーズ素材を2つ取り除くため1度しか使えないが、制圧札の少ないランク7ではそれだけでも十分強力。
―その他
- 《No.89 電脳獣ディアブロシス》:闇属性/サイキック族/攻2800/守1200
相手のエクストラデッキ・墓地・デッキトップを裏側で除外する3つの効果を持つ。
エクストラデッキへのデッキ破壊と、裏側で除外をトリガーとした直接的にカード・アドバンテージを得る類の効果ではないが、相手の戦力を削れるので中~長期戦になる程、その効力は大きくなる。
特定のエクストラデッキのカードに依存したデッキを弱体化させる他、《百万喰らいのグラットン》や《強欲で貪欲な壺》などを使ってきた相手には、大幅なデッキデスを仕掛けられる。
《クシャトリラ・シャングリラ》とコンボすれば相手のゾーンの封殺にもなるため非常に強力だが、ランク7を複数展開するには【クシャトリラ】に寄せた構築にする事になるか。
- 《No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード》:地属性/サイキック族/攻2700/守2300
エクシーズ素材を1つ取り除くことで、このカードを対象をとる効果を無効にし、その後カード1枚を選んで破壊できる誘発即時効果を持つ。
実質対象をとる効果への耐性を持ったモンスターとして扱える。 また、自らこのカードを対象とする効果を発動する事で、対象をとらない除去ができるモンスターとしても扱える。
やや扱いにくいが、ランク7には相手ターンに干渉できる効果の持ち主が少なく、一応の制圧要員として検討できる。
- 《No.76 諧調光師グラディエール》:光属性/天使族/攻2700/守2100
エクシーズ素材と同じ属性を得る永続効果、同属性のモンスターに対する戦闘・効果への破壊耐性、相手墓地のモンスター1体をエクシーズ素材にできる誘発即時効果を持つ。
相手のデッキの属性が統一気味の場合は高確率で破壊耐性を持てるので、除外やバウンスに対応できれば場持ちの良いモンスターとなる。
注目すべきポイントは(3)による墓地利用の妨害であり、維持できれば毎ターン墓地の行動を妨害できるため相手のデッキ次第では刺さる。
ランク7と相性の良いエクストラデッキのカード †
- レベル7シンクロモンスター
何らかの方法でレベル7のシンクロモンスターを出してエクシーズ素材に使う方法もある。
主なレベル7シンクロモンスターはこちらを参照。
エクシーズ素材になる前に効果を使っておけるものとしては《月華竜 ブラック・ローズ》・《妖精竜 エンシェント》・《邪竜星-ガイザー》辺りがある。
このデッキでは《邪竜星-ガイザー》のリクルート先として《天威龍-ヴィシュダ》を自然に組み込めるため、《邪竜星-ガイザー》のシンクロ召喚より先にドローしてしまうと腐りうる《タツノオトシオヤ》を採用しても問題になりにくい。
- 《ブリリアント・フュージョン》
召喚権の消費なしでレベル7シンクロモンスターを出せるカード。
《ジェムナイト・ラズリー》と《ギャラクシーサーペント》を融合素材に《ジェムナイト・セラフィ》をデッキ融合し、《ジェムナイト・ラズリー》の効果で《ギャラクシーサーペント》を回収。
その後《ジェムナイト・セラフィ》の効果で《ギャラクシーサーペント》(チューナー)を召喚すればレベル7分のシンクロ素材が揃う。
- リンクモンスター
主な汎用リンクモンスターについては【エクシーズ召喚】内のリンクモンスターの項を参照。
ただし、このランクにおいて、「まずリンク2以上のリンクモンスターを出し、そのリンク先に2体以上のエクシーズモンスターを並べる」という運用は難しい。
一方で、《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》・《幻獣機ドラゴサック》・《No.11 ビッグ・アイ》と、自身と他のモンスターを並べる効果を持つエクシーズモンスターが多い。
よって「エクシーズモンスターを並べるためにリンクモンスターを使う」のではなく、「エクシーズモンスターを出した後にそれを利用してリンクモンスターを出す」という運用の方がメインとなる。
展開力が高いため高リンクも比較的出しやすく、後述の弱点で述べる様にランク7だけでは対処できない弱点も補う事ができる。
魔法・罠カードについて †
【エクシーズ召喚】にもある通り、特別に必須カードと呼べるものは無い。
基本的には各々のデッキにあったカードを採用する事になる。
―レベル7のサポートカード
- 《クシャトリラ・バース》
レベル7の召喚に必要なリリースがなくなるので手札事故を大幅に軽減できる永続魔法。
単体採用でも機能するが、基本的にはこのカードをサーチでき、こちらの(2)(3)も利用可能となる《クシャトリラ・ユニコーン》とセットで採用すると良いだろう。
- 《七星の宝刀》
手札のレベル7モンスターを除外して2枚ドローできる通常魔法。
手札に集まり腐ることも多いレベル7モンスターをコストに、ディスアドバンテージなく手札交換が可能だが、除外してしまうので墓地アドバンテージが稼げない。
レベル8サポートカードの《トレード・イン》の感覚では使えないので、無闇には採用できないカードである。
- 《七星天流抜刀術-「破軍」》
デッキのモンスターの種族を調整すれば、時間差だが任意のレベル7のサーチが可能。
基本的に次のターンのリソースとすべきだが、相手ターンに特殊召喚できるモンスターならば緊急時の壁にもできる他、《カオスハンター》等、妨害に貢献できるモンスターも存在する。
―その他
- 《インスタント・コンタクト》
ライフコストが必要でかつ、エクストラデッキの枠を消費するものの、レベル7を特殊召喚できるため、《簡易融合》・《簡素融合》のような素材展開カードとして扱える。
単体でも十分役に立つが、このカードをサーチできる《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》も【ランク7】と相性が良いカードであるため、一緒に採用しても良いだろう。
- 《創星改帰》
《星遺物-『星鎧』》や《星遺物-『星櫃』》をリクルートできる罠カード。
《星遺物を継ぐもの》や《星遺物に眠る深層》をサーチできる《星遺物-『星鎧』》の方が優先度は高いだろう。
デッキの種類 †
ここではランク7を主力とするデッキのうち、メインデッキに特定のカテゴリを用いないものを紹介する。
【魚族】 †
《超古深海王シーラカンス》を使用するデッキ。
効果使用後の《超古深海王シーラカンス》をリンク素材にすることで墓地へ送った後、《白闘気一角》をシンクロ召喚する。
《超古深海王シーラカンス》を蘇生することで、もう一度効果を発動できるため、エクシーズモンスターを複数並べることも可能。
ランク7を使用する主なカテゴリデッキ †
【征竜】 †
第8期に出現し、他のランクとは隔絶した強さを見せつけた【ランク7】デッキ。
自己特殊召喚能力を持つ4体の征竜を湯水のように特殊召喚し、物量戦を仕掛ける。
光・闇以外のいずれかの四属性もしくはドラゴン族のあらゆるモンスターとシナジーがあると言えるほどの凄まじい拡張性の高さを誇り、度重なる制限強化にもかかわらず様々な要素を取り込みながら環境に残り続けた。
その結果一時は4体の征竜全てが禁止カードとなり一時は消滅した。
現在は全て制限解除された上に第12期からは新規カードも登場しカテゴリ化、デッキも新生する事となった。
【ブラック・マジシャン】 †
レベル7の通常モンスター・《ブラック・マジシャン》を主力とするデッキ。
《ブラック・マジシャン》は《永遠の魂》による毎ターンの蘇生、《マジシャンズ・ナビゲート》による2体同時特殊召喚などで非常に並べやすく、エクシーズ素材を安定的に供給できる。
更に、《ブラック・マジシャン》を蘇生できるレベル7モンスター・《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》の存在も、ランク7のエクシーズ召喚を後押しする。
加えてエクシーズモンスターとの連携も良く、《ブラック・マジシャン》をリクルートできる《幻想の黒魔導師》、レベル7魔法使い族×2の素材指定を持つ《虚空の黒魔導師》等を使用可能。
【真紅眼の黒竜】 †
《真紅眼の黒竜》をはじめとするレッドアイズを主力とするデッキ。
《真紅眼の黒竜》・《真紅眼の黒炎竜》・《真紅眼の亜黒竜》と、レッドアイズはレベル7が多く、これらをエクシーズ素材として扱うことになる。
毎ターンレッドアイズを蘇生できる《真紅眼の鎧旋》などがエクシーズ素材の供給源となる。
ほとんどのデッキでは使用されない《真紅眼の鋼炎竜》の持つレッドアイズ蘇生効果も活用できる。
【オッドアイズ】・【魔術師】 †
レベル7の《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を使用する【ペンデュラム召喚】デッキ。
ペンデュラム召喚により高レベルモンスターの展開が容易であり、レベル7の最上級モンスターであっても容易にフィールドに並べられる。
《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》の効果をフル活用できるのも特長。
ただしエクシーズ素材となったペンデュラムモンスターは墓地へ送られるため、ペンデュラム召喚による再利用が難しくなるのが欠点。
- 《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》
特殊召喚に成功した時にペンデュラムゾーンのカードを特殊召喚できるレベル7のシンクロモンスター。
ペンデュラム召喚でシンクロ素材を並べてこのカードを出した後、ペンデュラムゾーンのレベル7ペンデュラムモンスターを特殊召喚することでランク7に繋がる。
- 《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》
レベル7・スケール8のペンデュラム・通常モンスター。
自分のオッドアイズカードが破壊された場合に、手札・デッキ・墓地からオッドアイズを特殊召喚するペンデュラム効果を持つ。
レベル7のオッドアイズをリクルートでき、ペンデュラム召喚以外の方法でレベル7素材を供給する手段となる。
【幻獣機】 †
トークンとレベル変動を駆使する異色の【エクシーズ召喚】デッキ。
ほとんどのモンスターが「自分フィールドの幻獣機トークンのレベルの合計分自身のレベルを上げる」効果を持ち、この効果でレベル4の幻獣機をレベル7にしてエクシーズ召喚を行う。
《幻獣機ドラゴサック》が主力となる。
【ハーピィ】 †
レベル4主体のデッキだが、《ハーピィ・チャネラー》で《ハーピィズペット竜》をリクルートすることでランク7のエクシーズ召喚が狙える。
【暗黒騎士ガイア】 †
暗黒騎士ガイアの大半はリリース無しでの召喚または特殊召喚効果を持つレベル7なので展開しやすい。
専用リクルーターの《砲撃のカタパルト・タートル》やサーチ効果を持つ2種のフィールド魔法により手札・フィールドにも用意しやすい。
ただし、融合モンスターとエクストラデッキの枠を争う事になるため採用できるランク7の種類には厳選が求められる。
【アームド・ドラゴン】 †
メインデッキだけでも戦えるがレベル7のドラゴン族及び、その特殊召喚手段が複数存在しおり、エクシーズ召喚を戦術に取り入れられる。
【クシャトリラ】 †
共通効果と《クシャトリラ・バース》によりカテゴリ単位でレベル7の展開が容易である。
ただ、(特に《クシャトリラ・フェンリル》は)固有効果を活かすためにエクシーズ召喚可能な状況でもあえて行わず、そのまま維持するケースも多い。
【レイズ・ムーン】 †
手札から自己特殊召喚できる共通効果を備えており、レベル7を並べるコンセプトとなっている。
一部カードは効果使用後のエクストラデッキの展開に制限が生じるが、その制約を受けないランク7の光属性は需要が高い。
詳細はリンク先へ。
弱点 †
エクシーズ召喚デッキ共通の弱点は【エクシーズ召喚】の弱点の項を参照。
レベル7モンスターが主力のため、全体的にデッキは重くならざるを得ない。
もちろん特殊召喚しやすいものを中心に採用はするが、召喚条件が合わず手札事故となる可能性は常につきまとうと言える。
また、重さの割に直接的な制圧系の効果を持つモンスターが少なく、初手で出すのに適したランク7はやや限られる。
(他のカードと絡めた場合は《クシャトリラ・シャングリラ》で相手のゾーンを封殺できる。)
除去や攻守変動効果も対象をとる効果が大半であり、攻撃力3000を超える高打点の持ち主が居ない。
故に高攻撃力と対象をとる効果への耐性を併せ持つ相手には手出ししにくい。
一応、《征覇竜-ブレイズ》ならば対象耐性は突破できるが防がれやすい効果破壊であるため耐性持ちもそれなりに多い。
これらの弱点については《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》のトークンを利用して出したリンクモンスターで多少補う事ができる。
(例えばトークンを適当な低リンクに変えた後に、《召命の神弓-アポロウーサ》を出せば制圧となり、リンク4ヴァレルを出せば耐性持ちも突破できる。)
ただし、その場合はエクストラデッキが圧迫されるためより厳選が求められる事は覚悟しておきたい。