アルカナフォース/Arcana Force †
LIGHT OF DESTRUCTIONでカテゴリ化した「アルカナフォース」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全て光属性・天使族で統一されており、いずれもコイントスで効果を決定する強制効果を共通して持つ。
- 通常召喚モンスターは召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に、特殊召喚モンスターは特殊召喚した場合にコイントスを行う。
なお、通常召喚モンスターをセットした後にカードの効果や戦闘の結果としてリバースした場合はコイントスは行わない。
- 「効果を得る」と「効果を適用する」の2通りが混在している。
後者のモンスターらは「コイントスによって効果を得たモンスター」を指定する《逆転する運命》・《アルカナコール》の対象にはできない。- 後者のタイプは2024年のSUPREME DARKNESSで初めて登場したタイプである。
- 後者のタイプは2024年のSUPREME DARKNESSで初めて登場したタイプである。
- 効果処理時に効果を発動したアルカナフォースがフィールドに存在しない場合にはコイントスのみを行い、そこで処理を終える。
以前はこの場合、コイントスも行わなかったのだが、《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》らが登場するSUPREME DARKNESSの発売直前の(24/10/24)裁定変更が行われた。
- 多くのモンスターは、コイントスが表の時にメリット効果、裏の時にデメリット効果と設定されている。
ただし、例外的に《アルカナフォース0-THE FOOL》と《アルカナフォースⅩⅡ-THE HANGED MAN》は逆に裏の方がメリットになっており、表を出した場合にデメリットを得る。
《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》や《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》のように使い方次第では裏の効果がメリットにもなり得るものも存在する。
また、「アルカナフォースEX」と名のつく特殊召喚モンスター群は、召喚条件の厳しさの代わりに表裏いずれでもメリットを得られる。
- 共通効果にコイントスを行う処理が含まれるため、コイントスのサポートカードは事実上アルカナフォースのサポートカードともなる。
アルカナフォース関連のカードも多くはコイントスを行うカードである。- 2024年のSUPREME DARKNESSで登場した新規カードにはコイントスのサポートカードも多く含まれ、【ギャンブル】の底上げにも繋がっている。
- 2024年のSUPREME DARKNESSで登場した新規カードにはコイントスのサポートカードも多く含まれ、【ギャンブル】の底上げにも繋がっている。
- 性質上、フィールドに存在する全てのアルカナフォースに対して「現在どの効果を得ているか」を明確にしておく必要がある。
アニメのように、カードが上向きなら表の効果、下向きなら裏の効果とする方法もあるが、これでは守備表示の場合に使えない上、一定期間の除外から戻った場合など「表・裏どちらの効果も得ていない」状態を表現することができない。
アルカナフォースを使うなら必須となるであろうコインを複数余分に持っておき、表の効果を得ているなら表の、裏の効果なら裏のコインをカードの上に置き、どちらの効果も得ていないなら置かないのが最も簡便な方法だろう。
- 「アルカナ(arcana)」とは、ラテン語で「秘密」「神秘」などを意味する「arcanum」の複数形で、タロット占いのカードのことを指す。
「アルカナフォースEX」の2体を除く全てのアルカナフォースのモンスターは、タロットにおける大アルカナがカード名の元ネタとなっている。
- タロットカードは正位置(上下の向きが正しい状態)・逆位置(上下逆さまの状態)で意味が変わってくるとされる。
正位置はカードの本来の意味を表し、逆位置は別の捉え方をしたものである。
原則として、正位置の意味はカードの善・陽の部分(例:戦車→前進)、逆位置の意味は悪・陰の部分(例:戦車→暴走)として解釈がなされる。
基本的にタロットカードの裏面は上下対称になっており、正位置・逆位置はそれらを上下もランダムに混ぜた上での結果として決定される。
但し、例外的な作法として「逆理」と呼ばれるものも存在する。
これは、カードが正位置で出ていても、占い手の悪い予感を優先して逆位置の意味を適用するものである。
アニメの展開と無関係なためか、「アルカナフォース」に「逆理」を再現したサポートカードは無い。
- モデルとなった大アルカナについては以下のとおり。
タロットカードの正位置・逆位置を想起させる効果や、番号と関連したカード名・ステータスを持っている。
ただし、アニメオリジナルカードや関連する魔法・罠カードを全て含めてもかなりの欠番が存在する。
| 番号 | タロット名 | アルカナフォース名 | その他 |
|---|---|---|---|
| 0 | 愚者 | 《アルカナフォース0-THE FOOL》 | 《愚者の種蒔き》 |
| 1 | 魔術師 | 《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN》 | 《魔術師の天秤》 |
| 2 | 女教皇(THE HIGH PRIESTESS) | ||
| 3 | 女帝 | 《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》 | |
| 4 | 皇帝 | 《アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR》 | |
| 5 | 法王 | 《アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT》 | 《法皇の錫杖》 |
| 6 | 恋人達 | 《アルカナフォースⅥ-THE LOVERS》 | |
| 7 | 戦車 | 《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》 | |
| 8 | 力 | 《アルカナフォースⅧ_STRENGTH》 | |
| 9 | 隠者(THE HERMIT) | ||
| 10 | 運命の輪(WHEEL OF FORTUNE) | 《逆転する運命》 | |
| 11 | 正義(JUSTICE) | ||
| 12 | 吊るされた男 | 《アルカナフォースⅩⅡ-THE HANGED MAN》 | |
| 13 | 死神(DEATH) | 《死神の巡遊》 | |
| 14 | 節制 | 《アルカナフォースⅩⅣ-TEMPERANCE》 | |
| 15 | 悪魔 | 《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》 | |
| 16 | 塔(THE TOWER) | ||
| 17 | 星(THE STAR) | ||
| 18 | 月 | 《アルカナフォースⅩⅧ-THE MOON》 | |
| 19 | 太陽 | 《アルカナフォースⅩⅨ-THE SUN》 | |
| 20 | 審判(JUDGEMENT) | ||
| 21 | 世界 | 《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》 |
- 《アルカナフォース0-THE FOOL》のみローマ数字ではなく算用数字(アラビア数字)の0を使用しているのは、ローマ数字に0に相当する数字が無いためである。
キリスト教において無と無限は神の領域にのみ存在する概念であり、人間の使うものではないとされたため、インドで0の概念が確立されるまでは暫く不便が続いていた。
- このカテゴリ以外で「アルカナ」と名のつくカード群としては、アルカナ ジョーカーが存在する。
あちらは絵札の三銃士の関連カードであり、トランプをモチーフとする。
- 原作のキャラクターの「パンドラ」は英語名では「Arkana」となっている。
Arcanaのcをkに置き換えたか、arcanaと同じ意味のポーランド語の単語に由来するものだろう。
- 奇怪なデザインのモンスターが多くを占めており、天使族としては異彩を放っている。
特に、人型のモンスターは眼球の露出したエイリアンのようなデザインとなっているものが大半である。
アニメにおいて、斎王を操る「破滅の光の意思」の配下として登場した「光の宇宙人」も同様の造形をしていたことから、恐らくは意図的なものだろう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXで斎王琢磨の使用するカード群。
アニメではモンスターの頭上でカードのビジョンが回転し、それに相手がストップの掛け声を掛けることで回転が停止し、それに応じた効果を得る描写がなされた。
ただ、カードのテキストには「コイントス」の文字が確認できる。
回転停止時に「正位置(正しい向き)」ならば表の効果を、反対に「逆位置(上下逆さ)」ならば裏の効果を得ていた。
斎王には運命を見通す力があり、彼の名台詞である「当然正位置だ!」が示す通り常に狙った側の効果を使用していた。
通常魔法《ネクロ・サクリファイス》などを使い、相手に逆位置(デメリット)を得たアルカナフォースを押し付ける戦術も多数使用している。
2年目の終盤に斎王は運命を見通す力が消失したため、放送4年目の再登場時は《アルカナフォース0-THE FOOL》(アニメ版)の効果を用いて効果の正逆を操っている。
- 未OCGカードとして、効果モンスター《アルカナフォースⅧ_STRENGTH》が存在する。
また、専用サポートカードとして通常魔法《魔術師の天秤》・《アルカナティック・デスサイス》・《運命の予見》、装備魔法《リバース・リボーン》、永続魔法《愚者の種蒔き》が登場している。
- アニメGX放送2年目のボスキャラが使用するカテゴリでありながら、いまいちOCG化の機会に恵まれていない。
最初にOCG化された《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》も放送から約1年の時間を要しており、纏まった数が登場してカテゴリが成立したのはアニメGX放送中最後に発売されたLIGHT OF DESTRUCTIONである。
更に、第9期以降は過去作品の未OCG化カードやそのカテゴリを強化するオリジナルカードが出る傾向にある中で、このカテゴリは長らく放置されていた。
2020年にサポートカードの《アルカナリーディング》が、2023年に《アルカナフォースⅩⅤ-THE DEVIL》が単発で登場するも、纏まった新規カードによる強化が行われたのは翌2024年のSUPREME DARKNESSと、かなりの時間を要した。
それでもなお依然として、上記の通りサポートカードも含めると未OCGカードは多く存在している。
- アニメで登場したアルカナフォースは数字と名前を繋ぐ記号が全て《H-ヒートハート》系と同じように_(アンダーバー)だったのだが、OCGでは全て-(ハイフン)に変更されている。
(例:《アルカナフォース0_THE FOOL》→《アルカナフォース0-THE FOOL》)
- 斎王はこのカテゴリ以外にもコイントスに関連するカードを多用しているが、それらは大アルカナのアルカナフォースに対し、小アルカナがモチーフに使われている。
(《カップ・オブ・エース》(カップ)、効果モンスター《ナイト・オブ・ペンタクルス》、通常魔法《ペンタクル・オブ・エース》(ペンタクル)・《スート・オブ・ソードⅩ 》・《エース・オブ・ソード》(ソード)、通常罠《エース・オブ・ワンド》(ワンド))
- 原作では、カードの起源であるタロットカードに触れたエピソードがあり、文庫版では登場人物に合わせたタロットカードが1巻に1枚封入されていた。
- アニメ5D'sにおいてZ-ONEが使用した通常罠《愚者の裁定》・《魔術師の至言》・《女教皇の錫杖》・《女帝の冠》、永続罠《虚無械アイン》は上記の大アルカナがモデルとなっている。
タロットは神秘思想のカバラによる様々な解釈を経て生命の樹(セフィロトの樹)と関連付けられた。
Z-ONEは生命の樹をモデルとした時械神を使用しているため、元ネタとしては間違いないだろう。
- アニメARC-Vの「遊矢vsミエル」戦にて使用されたフィールド魔法《フォーチュンテラー》によって登場した柱にはタロットカードの図式が描かれていた。
その繋がりからか、ミエルは《アルカナフォースⅥ-THE LOVERS》を占いに用いている。
- ラッシュデュエル作品のアニメゴーラッシュ!!では、このカテゴリを意識した効果モンスター《アルカナイカフォース・ドッチツカーズ》が登場している。
このカテゴリ同様に光属性・天使族であり、コイントスの表が出ればメリット、裏が出ればデメリットの効果を持つ。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE 2では、当時OCG化されていなかったアニメに登場したアルカナフォースのうち、6枚のアルカナフォースがゲームオリジナルカードとして収録されている。
ゲームにおいてはモンスター効果の発動が「召喚に成功した時」に限られており、OCG化に際して強化されたと言える。
TAG FORCE 3以降ではOCGと同じものとなり、ゲームオリジナルカードの《アルカナフォースⅩⅡ-THE HANGED MAN》・《アルカナフォースⅧ_STRENGTH》も反転召喚・特殊召喚に対応するようになった。
他にもアルカナフォースを発動条件とする《ザ・マテリアル・ロード》・《ザ・スピリチアル・ロード》・《ザ・ヘブンズ・ロード》などのゲームオリジナルカードが収録されている。
- ゲームでもアニメ同様、コイントスの代わりにカードが回転する演出が行われるが、《セカンド・チャンス》は使用できる。
なお、ゲーム中にアルカナフォースを使う斎王は、高確率で自分が有利になる方の効果を出す。
確率1/2というコイントスの常識からは考えられない設定であるが、彼の持つ運命を見通す力をよく再現していると言える。
- DUEL TERMINALでも斎王が使用する。
上記の関連カードを含め、こちらでもコイントスはカードが回転することで行われ、自分に有利な効果を出すことが多い。
また、このカテゴリのモンスターは戦闘破壊されると、他のモンスターの様に倒れたりするのではなく、水色の光を放って消滅する。
- 「デュエルリンクス」でも斎王が使用する。
専用スキルにはこのカテゴリをサポートするものが多数存在し、運命力もスキルとして再現されている。
特に、スキル「当然 正位置!」はアルカナフォースモンスターのコイントスは必ず表になり、それ以外の使用条件や回数制限もないなど破格の性能である。
(ただし、裏の効果がメリットとなる《アルカナフォースⅩⅡ-THE HANGED MAN》は相性が悪い)
また、《アルカナフォースⅩⅡ-THE HANGED MAN》・《ザ・マテリアル・ロード》・《ザ・スピリチアル・ロード》・《ザ・ヘブンズ・ロード》がTAG FORCEシリーズと同様の効果で収録されている。
関連リンク †
―「アルカナフォース」と名のついたモンスター
※は「アルカナフォース」に関する効果を持つモンスター
―その他のリンク
FAQ †
Q:コイントスする効果の種別は何ですか?
A:誘発効果です。(08/02/25)
Q:《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》のコイントスを行う効果の発動にチェーンをして発動した効果等によって、《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》の効果処理時に自身がモンスターゾーンに表側表示で存在しない場合、コイントスは行われますか?
A:コイントスのみを行い、処理を完了します。(24/10/24)
Q:アルカナフォースがコイントスの裏表の効果を得ている時に、そのモンスターの効果が《禁じられた聖杯》の効果で無効になりコイントスで得ていた効果を失い、
その後《禁じられた聖杯》の効果が適用されなくなった場合、コイントスで得ていた効果を再び得る事ができますか?
A:はい、その場合コイントスで得ていた効果が再び適用されます。(16/09/22)