カオス †
はじめに †
当wikiで「カオス」と言えば、「儀式モンスターのカオス」「シンクロモンスターのカオス」「シリーズカードのカオス」の3つが存在する。
この内、1つ目と2つ目はそれぞれが独立したカテゴリであり、両者は名目上は同一カテゴリだが、本質的には全く別のカテゴリと言える。
(似たような事例としては、ペンデュラムモンスターと永続魔法をそれぞれ別に指定する魔術師が存在する。)
3つ目のシリーズカードとしての「カオス」は正式な用語ではないが、公式サイトでは「カオス」モンスター等と称される事も多く、半公式用語として確立している。
- カテゴリとしての「カオス」がいずれも第9期以降に作られたのに対し、シリーズカードとしてのカオスは第3期と古くに作られ、更に環境に与えた影響も非常に大きい。
そのため、一般的にこのゲームでは「カオス」と言えばシリーズカードを指す事が多い。
現に当wikiでも「カオス」と書かれていれば多くはあちらの意味で使用されている。
- 「カオス(Chaos)」とはカードの一部の名前にもある通り「混沌」、また「無秩序」という意味であり、複雑に混ざり合っている事を指す。
ギリシャ神話における原初の神・カオスを語源とする言葉であり、原義としては「何もない空間」を意味する。
またアニメ遊戯王においては、下記のようにさらに複雑な意味を持っているようだ。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII では「カオス」という言葉が物語上重要な意味を持つ(RUMやCNo.の欄も参照)。
エナによれば、カオスとはあらゆる悪や憎しみの元であり、自分のために生きる欲望の力であるが、同時に誰かを守りたい・誰かのために生きていきたいという願いや、原始的な生命の源でもあるとされている。
そして高潔さを求めるあまりカオスを排除し過ぎてしまった結果、遊馬が訪れた時にはアストラル世界の住人は生きる力そのものが弱まってしまっていた。
カオスを持ち併せた遊馬が彼らに触れる事でカオスが丁度良く戻り、力を取り戻せる様でもある。
カオス/"Chaos" or "Black Luster Soldier"(儀式カテゴリ) †
劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACKでカテゴリ化された「カオス」と名のついた儀式モンスター群。
属するモンスターはレベル7・8となっている。
- 属するモンスター自体はPREMIUM PACK 2で《カオス・ソルジャー》が登場していた。
しかし正式なカテゴリになったのは《カオス・フォーム》が登場した上記シリーズからである。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメDMでは、遊戯が《カオス・ソルジャー》・《マジシャン・オブ・ブラックカオス》を使用している。
劇場版『THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』においては、海馬が《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》を使用した。
なお、劇場版においても《カオス・フォーム》は《ブラック・マジシャン》を指定した効果も持っていたが、劇中では《ブラック・マジシャン》関連のカオス儀式モンスターは登場しなかった。
(後にOCGオリジナルで《マジシャン・オブ・カオス》や《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》が登場している。)
関連リンク †
―「カオス」と名のついた儀式モンスター
※は「カオス」儀式モンスターに関する効果を持つ儀式モンスター
- レベル8
―その他のリンク
―「カオス」と名のついた融合モンスター
カオス/Chaos(シンクロカテゴリ) †
PHOTON HYPERNOVAでカテゴリ化された「カオス」と名のついたシンクロモンスター群。
属するモンスターは光属性か闇属性であり、光属性・闇属性に関係したシンクロ素材や効果を持つものが多い。
- 現状では《カオス・デーモン-混沌の魔神-》の効果のみに対応するカテゴリだが、あちらは同名カードを含めないため、《カオス・デーモン-混沌の魔神-》自身は該当しない。
- シンクロモンスターには光属性チューナーとチューナー以外の闇属性モンスターをシンクロ素材に指定するモンスターが含まれている。
PHOTON HYPERNOVAで登場したメインデッキの関連モンスターおよび特殊召喚されるトークンは光属性がチューナー、闇属性がチューナーでないモンスターで統一されており、シンクロ素材の指定に合致している。
- 属するモンスター自体はTHE SHINING DARKNESSの時点で登場していたが、カテゴリ化はそれから12年後の上記パックである。
- 上記の儀式モンスター群とは異なり、こちらは後述のシリーズカードの「カオス」との関わりも深い(PHOTON HYPERNOVAは【カオス】が強化されたパックでもある)。
そもそもカテゴリ化前から存在する《カオス・ゴッデス-混沌の女神-》や《混沌魔龍 カオス・ルーラー》は、シリーズカードの「カオス」を意識してデザインされていた節がある。
- YU-GI-OH.jpでは「カオス」シンクロモンスターのデザイナーズデッキとして《カオス・ウィッチ-混沌の魔女-》・《混沌核》・《混沌殻》・《メンタル・チューナー》・《混沌変幻》も一緒に紹介されている。
- カード名が「カオス・○○-混沌の○○-」という命名のモンスターが多い。
通常召喚モンスターの《カオス・ウィッチ-混沌の魔女-》も同じ命名則に則っている。
関連リンク †
―「カオス」と名のついたシンクロモンスター
―その他のリンク
カオス(シリーズカード) †
「カオス」の名を冠し、自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外して特殊召喚される特殊召喚モンスターの通称。
- 公式のカテゴリではなく、あくまでも非公式の通称なので、どこまでを「カオス」に含めるかは文脈によるところが大きい。
狭義の意味では混沌を制す者で登場した《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》・《混沌帝龍 -終焉の使者-》・《カオス・ソーサラー》の3体を指す。
広義の意味では、「カオス(Chaos)」の名と同様の召喚条件を持つ特殊召喚モンスター全般を指す。
「環境で活躍したカオスの影響により~」といった文脈では前者の、「光属性と闇属性をバランス採用するデッキなのでカオスとも相性が良い」といった文脈では後者の意味となる。
- 《カオス・ベトレイヤー》は「カオス」の名を持つが特殊召喚モンスターではないので、上記のシリーズカードの区分だと外れる。
もっとも、上記の定義は公式で決められているわけではないので、人によっては該当すると捉えると場合もあるだろう。
- 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-/Black Luster Soldier - Envoy of the Beginning》のみ、英語名に「Chaos」が入っていない。
ただし、Toon Chaosのパック名と収録カード及び英語公式のRise of the Duelistの商品情報ページからすると、英語圏でも「カオス(Chaos)」がシリーズカードの通称であるという認識はある模様。
- 《ライトパルサー・ドラゴン》・《ダークフレア・ドラゴン》は類似する特殊召喚効果を持つ通常召喚モンスターである。
2体が収録されたストラクチャーデッキ-ドラゴニック・レギオン-には複数の「カオス」カードが収録されているため、「カオス」を意識したモンスターなのは間違いないだろう。
- 派生カードである《輝白竜 ワイバースター》・《暗黒竜 コラプサーペント》は各々1属性しか除外しないが、相互にサーチしあうことができるため、2体で「カオス」に近い動きをするモンスターと言える。
- 既存モンスターのリメイクである「カオス」または英語名で「Chaos」のモンスターもシリーズカードとして存在する。
いずれも光・闇属性に関する効果を持ち、上記の召喚条件を持つ特殊召喚モンスターは闇属性、それ以外は光属性となっている。
関連性は不明だが、既にダークモンスター・ライトレイ・メタファイズとしてリメイクされたモンスターが原型となっている場合が多い。
- 混沌を制す者で登場した上記3体の「カオス」は特殊召喚のしやすさと強力なモンスター効果から、瞬く間に【カオス】として環境トップに上り詰めた。
その後は制限改訂や新カード登場の度に少しずつ形を変えながら、3体全てが禁止カードに指定されるまで環境トップに君臨し続けた。
(因みに、《混沌帝龍 -終焉の使者-》が04/09/01、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》が05/09/01、《カオス・ソーサラー》が06/09/01と、きっかり1年毎に禁止カード指定を受けた。)
現在では、3体全てが無制限カードに復帰しているが、《混沌帝龍 -終焉の使者-》のみエラッタによる弱体化を施されている。
復帰後はカードプールの増加やデザイナーズデッキの台頭により、相性の良いデッキに個々に投入されることはあっても、【カオス】としての活躍は特に無い。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALでは、カオスと似た特殊召喚条件を持つ《カオスエンド・ルーラー-開闢と終焉の支配者-》なるカードが美術館に展示されていた。
僅かに召喚条件の制約が厳しくなっているものの、3500という強力な攻撃力に加え名前の通り《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》の除外と《混沌帝龍 -終焉の使者-》の全体除去+バーンをさらに凶悪化させた非常に強力な効果を持っていた。
このカードはほぼお遊びネタに近いカードだったのだが、20年後の2026年に高い再現度でOCG化へと至った。
- 漫画OCGストラクチャーズの「ストロング十九vsダーク黒田」戦にてダーク黒田が【カオス】を使用している。
関連リンク †
―「カオス」モンスター
―その他のリンク