バーン †
英単語の「Burn(燃える、燃やす)」から。
相手にダメージを与える効果を持つカード、及びそのようなカードを駆使し、ビートダウン以外の方法で相手のライフポイントを0にするデッキを指す。
- 以前は有名大会の上位に【ロックバーン】が入賞することもあったが、魔法・罠除去が増えてからは対策が容易になり凋落・斜陽化するようになった。
また、【キャノンバーン】が新規カードを得るなどして安定したループコンボが開発されるとそのキーカードを一気に禁止カードに指定する制限改訂例も散見され、《キャノン・ソルジャー》や《マスドライバー》等がそのパターンを被っている。
「戦闘(バトルフェイズ)を行わなくてもライフ・アドバンテージを稼げる」というバーンの特質上、「相手側に駆け引きや逆転のチャンスを与えずに高速で勝利を確定させる」タイプのコンボデッキの台頭等先攻1ターンキルに容易に結び付き易くなったカードプールの影響も大きい。
制限改訂の動向や下記のゲーム作品でのバーンの影響を見る限り現在のKONAMIは(基本的な方針としては)ビートダウンが中心になるようゲームがデザインされているようだ。
- 元々は「Magic: the Gathering」に由来する語である。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメ共に、多くのデュエリストがバーンを中心とした戦術を用いている。
1話完結のエピソードでは、放送時間内に終わらせるためにバーンでデュエルを終わらせる事がよくある。
初期ライフポイントが4000のルールであるあちらの世界では、倍の8000あるOCGより重要度が高いのだろう。
攻撃できない先攻1ターン目から相手のライフポイントを削っていくことも少なくはない。
逆に現実のOCGよりもバーン効果に対するメタ効果を持つカードも多く登場している。
- 戦闘破壊した時に破壊したモンスターのステータス分のバーンを行う効果は、アニメとOCGで処理が微妙に異なる。
アニメでは、「元々の」と記されていない限り破壊された時のフィールドでのステータスを参照するが、OCGでは元々のステータスを参照する。
- 原作・アニメDMの「バトルシティ編」ではプレイヤーに直接バーンダメージを与える魔法カードは禁止カードとなっている。
ただし、違法参加していたグールズのメンバーや闇バクラは《エクトプラズマー》等のバーン魔法カードも使用している。
また、アニメ版ではマリクに洗脳された城之内のデッキをリシドが「禁止カードで火力を高めたバーンデッキ」と評している。
アニメオリジナルではレベッカが《キャノン・ソルジャー》や《ビッグバンガール》を使用しており、ビッグ4こと大田がデッキマスター能力によるバーンを行っている。
- アニメGXでは、事実上の初デュエルである「十代vsクロノス」(1戦目)において《E・HERO フレイム・ウィングマン》のバーン効果で決着した。
「十代vsカイザー亮」(2戦目)では《決戦融合-ファイナル・フュージョン》の効果でお互いに57800の作中最大の超高火力のバーンを与えて引き分けになっている。
「十代vsオブライエン」戦や「ヨハンvs無表情の仮面」戦では、片側のプレイヤーが一切攻撃宣言を行わないままバーンダメージのみで相手を敗北寸前まで追い込んでいる。
「斎王vsオージーン」戦では、後攻の斎王が自分のターンが来る前に通常魔法《運命の介在》・通常魔法《エース・オブ・ソード》のバーンによって0ターンキルを決めている。
- アニメ5D'sではフィールド魔法《スピード・ワールド2》によるバーンで決着を付けようとするシーンが多く、同時にメタカードも頻出する。
遊星、ジャック、クロウ、アキ等のメインキャラもバーンカードによるフィニッシュや駆け引きをしている事がある。
全体的に細かいバーン効果を持つカードが多いのも特徴である。
ロットンはバーンを主戦術としており、「ロットンvsラモン」戦では《ガトリング・オーガ》によるバーンで先攻1ターンキルを決めている。
- アニメZEXALシリーズでは前作に比べるとやや登場頻度が少ないが、その分ギミック・パペットや《CNo.39 希望皇ホープレイV》等の大きいダメージを与える効果が多いのが特徴である。
また、V はWDC決勝戦でモンスターを(トロンの策略によって)あえて出さず、バーンカードで度々決着を付けていた。
- アニメARC-Vでは、アクションフィールドを主体としたアクションデュエル内に設置されたアクショントラップにバーン効果を持ったものが多い。
その為、遊矢は不用意に効果ダメージを受けることが多い一方、「vs九庵堂」戦ではアクショントラップによる5000ものバーンダメージを逆手に取ったコンボを使い、反撃のきっかけを作った。
また、同じ監督の繋がりからか前々作の5D's同様にバーンカードとメタカードの登場頻度が高く、特に複数のプレイヤーを相手にするバトルロイヤルルールでの登場が多い。
- アニメVRAINSでも、ハノイの騎士の《クラッキング・ドラゴン》を皮切りに多数のバーンカードが登場している。
またメインキャラクターにも、バーンに特化したトリックスターを使う財前 葵/ブルーエンジェルのようなデュエリストが存在する。
- 「葵/ブルーエンジェル vs プロトタイプAIデュエリストB」戦ではお互いが微弱なバーンを打ち合うという珍しいデュエルとなり、実に6500ものライフを500以下のバーンだけで削り合っている。
劇中でも「効果ダメージで殴り合いなら負けない」「効果ダメージで確実にライフを削り取るこの戦術こそAIの真骨頂」とバーンが強調されていた回であった。
- 第25話では「アリの増殖バーン」という言葉が登場しており、公式もこの用語は認識しているようだ。
- バーンのメタカードと、効果ダメージのデメリットを持つカードとを併用するデュエリストも多い。
アニメZEXALII のミザエル、アニメGXのカイザー亮やアニメARC-Vの赤馬零児・デニスらが挙げられる。
特に赤馬零児は、デッキコンセプトからして効果ダメージ持ちの契約書とそれにメタを張るDDを組み合わせたものである。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALやデュエルリンクスは初期ライフポイントが4000であるため、相対的にバーンカードが強力である。
バーンカードによる早期決着の頻発は対戦ゲームであるデュエルリンクスでは問題となり、「20/09/29以降に新規で実装されるカードは、効果ダメージの数値をOCGから半減する」という異例の措置がとられている。
また、実装済みのカードの中でも影響の大きい《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》は特例として同様の措置が施された。
これにより効果ダメージを与えるカードはテキストが書き換わっており、特に《武神器-ヤタ》などの「攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える」カードは、「攻撃力の1/4のダメージを相手ライフに与える」という類を見ないテキストとなっている。
副作用として、《破滅竜ガンドラX》や《トリックスター・ホーリーエンジェル》といった、相手に与えた効果ダメージに攻撃力等が比例する効果は弱体化を余儀なくされた。
なお、相手ライフを半分にする《セイクリッド・テンペスト》など、相手ライフをバーン以外の方法で減少させるカードについては、このような調整は行われていない。
回復数値もそのままなので、【シモッチバーン】での回復をダメージに置き換えてのバーンは通常通り運用できたが、強力さを受け後に《堕天使ナース-レフィキュル》の禁止カード化など大幅な規制となった。
また、この措置以降に新録されたキャラクターのセリフは具体的な効果ダメージ値の言及を避け、「効果ダメージを与える!」等と言うようになった。
- 同ゲームではカードプールの拡張に伴い、スキルの存在も相まってバーンによる1ターンキルが横行しており、これを対処するためか使用率の高い一部のスキルに、自分が発生させる効果ダメージを0にするデメリットが追加されるエラッタが複数回行われている。
バーンデッキ一覧 †
- 【キャノンバーン】
- 【アンデットオーム】(【ビートバーン】にも分類できる)
- ※【混黒1キル】
- ※【サイエンカタパ】
- 【ウォールバーン】
- 【キュアバーン】
- 【グリードバーン】
- 【シモッチバーン】
- 【チェーンバーン】
- 【ハンデスバーン】
- 【ロックバーン】
- 【アレクチェイン】
- 【カオスループ】
- 【ジャンク天使】
- 【大逆転クイズ】
- 【ヘル・サターン1キル】
- 【マテリアル1キル】