メインフェイズ/Main Phase †
公式ルールブック解説 †
メインフェイズ1 †
メインフェイズは、ターンプレイヤーがもっとも自由にカードを使える行動フェイズです。
このフェイズでは、モンスターの召喚と表示形式の変更、各カードの効果発動と魔法・罠カードのセットなどができます。
各行動についてはどういった順番で行ってもよいですが、行動によっては行う回数に制限が設けられているものがあります。
- このフェイズでできること
- モンスターの召喚
反転召喚、特殊召喚は1ターンに何度でも行うことができますが、召喚(アドバンス召喚)とセットについては、どちらか1度しか行うことができません。
これはメインフェイズ2も含めた制限回数です。 - モンスターの表示形式の決定
モンスターの反転召喚および表側攻撃表示・表側守備表示への変更がこれに当てはまり、フィールド上のモンスター1体につき1度だけ行うことができます。
基本的にこのターンにフィールド上に出たモンスターは、表示形式を変更できません。
また、メインフェイズ1で表示形式を変更していなくても、バトルフェイズで攻撃に参加したモンスターは、メインフェイズ2では表示形式を変更できません。 - 各カードの効果発動
基本的にメインフェイズで発動できる魔法・罠・モンスター効果については、手札やコストの許す限り、何度でも発動することが可能です。 - 魔法・罠カードのセット
発動中のカードを含めて、最大5枚までセットすることができます(フィールドカードゾーンを除く)。
- モンスターの召喚
メインフェイズ2 †
メインフェイズ2は、バトルフェイズを行った場合のみ発生します。
ここでできる行動は基本的にメインフェイズ1と同じですが、1の時点で回数制限のある行動をしてしまった場合は、2ではその行動をすることはできません。
バトルフェイズの結果をふまえた上で、モンスターの補充や魔法・罠の発動、セットを検討しましょう。
次の相手のターンに備えるのが、このフェイズの役割といえます。
(公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.2 より引用)
説明 †
- 「メインフェイズ(1・2)開始時」とは、メインフェイズでできること(モンスターの通常召喚・反転召喚・特殊召喚・表示形式変更、カードの発動・セット、効果の発動)を一切行っていない状態を指す。
「メインフェイズ(1・2)開始時」の何かの行為が無効にされた後は開始時ではなくなる。
バトルフェイズ開始時は複数のチェーンが可能なので、ルールが異なる点には注意。
- メインフェイズ1の終了宣言時、次にバトルフェイズに入るのかエンドフェイズに入るのかを宣言する必要はない。(12/07/22)
非ターンプレイヤーは次のフェイズがどちらなのかを推測しながら、そのメインフェイズの優先権を行使しなくてはならない。
- 公式で推奨・実施されているスピードデュエルではメインフェイズ2が存在しない。
これによって一部のカードの効果は使えなくなっており、また通常ルールよりも遥かに強力になっているカードもある。
- もう1つの理由は、展開時に情報アドバンテージを渡さないため。
例えば手札5枚の状況で、このターンには使用できない魔法・罠カードが2枚ある場合、セットしてもしなくても展開に使用できる手札は3枚である。
あらかじめセットしていた場合、その3枚(及びフィールド・墓地での効果)を使い切ってしまうと、展開は終わりだということが相手にバレてしまい、妨害を受けやすい。
しかしセットせず手札が2枚残っていれば、相手は更なる展開や手札誘発を警戒する必要があり、マストカウンターかどうかを見極めづらくなる。
つまり、「手札のカードはこのターンには使用できない」という情報を相手に与えない、一種のブラフとして機能するのである。
- 正式には、「メインフェイズ1」「メインフェイズ2」の「1」「2」はそれぞれ「いち」「に」と読む。
遊戯王カードゲーム事務局に電話で問い合わせる際には、正式な読み方で伝えるよう、心掛けよう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの「エドvsアモン」戦では、バトルフェイズをスキップしたにもかかわらずメインフェイズ2に入っていた。
バトルフェイズの直後にくるメインフェイズ2を挟むことで、バトルフェイズのスキップを表現したのだろう。
しかし、そのメインフェイズ2はカードをセットしただけで終わったので、そもそもメインフェイズ2に入る必要性すらなかった。
また、実際にはバトルフェイズに入らずにメインフェイズ2に入る事はできず、メインフェイズ1を終えたらエンドフェイズに移行するのがルール上は正しい。
- バトルフェイズをスキップした結果メインフェイズ2になるという演出は、アニメ5D'sの「クロウvsイェーガー」(1戦目)でも見られた。
この時は永続罠《レイト・ペナルティ》の効果でスタンバイフェイズ中にバトルフェイズのスキップが確定したため、スタンバイフェイズからメインフェイズ2に入っていた。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALやデュエルリンクスでは、上記のスピードデュエルのルールが採用されている。
特にデュエルリンクスでは対人戦が存在するため、意外なカードが環境で活躍する例も多く存在する。
- 一方、メインフェイズ2で使用して意味のある、あるいはメインフェイズ2でのみ使用可能な効果は事実上使えなくなり、実装されないケースも目立った。
また、《宝玉獣 エメラルド・タートル》のようにゲーム内テキストで該当部分が削除されたケースも見られた。
この様な事情に配慮してか、2022年2月以降はメインフェイズ2にのみ使用可能な効果を持つカードの一部を、メインフェイズ1やバトルフェイズ終了時で使用可能なようにゲーム内でのみエラッタされる運びとなった。
関連リンク †
メインフェイズ1に関連した効果を持つカード(外部リンク)
メインフェイズ2に関連した効果を持つカード(外部リンク)