ライフポイント/Life Point(s) †
公式ルールブック解説 †
相手と対戦して1回の勝負を決める「デュエル」では、お互いに8000のライフポイントを持ってスタートします。
相手のライフポイントを先に0にしたプレイヤーの勝利になります。
(お互いのライフポイントが同時に0になった場合は引き分けです。)
(公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン1.0 より引用)
説明 †
プレイヤーの持ち点であり、デュエル開始時にはお互いに8000ずつ所持している。
相手モンスターから戦闘ダメージを受けたり、カードの効果によって効果ダメージを受けたりすると減少する。
これが0になったプレイヤーは敗北となる。
「Life(生命)Point(点数)」という名の通り、プレイヤーの生命を表すと考えて良い。
ほとんどのデュエルは、ライフポイントが0になる事で決着がついている。
デュエルとは、いかに自分のライフポイントを0にされる事を防ぎ、相手のライフポイントを0にするかを競う行為と言える。
逆に言えば、ライフポイントがどれだけ減ろうと、0にならない限りは敗北ではない。
このため、本ゲームではライフ・アドバンテージはカード・アドバンテージよりも軽視される傾向にある。
- ライフポイントを半分支払うコスト等で小数点以下が発生した場合、小数第一位を四捨五入する。
例えばライフポイントが125のときに半分支払うと、125の半分の62.5の小数第一位を四捨五入して63となる。
なお、ライフポイントが1のときに半分支払うと、1の半分である0.5の小数第一位を四捨五入して結局1のままとなる。
初期ライフポイント8000からならば、《神の宣告》や《異次元からの帰還》等を13回以上使い回すと発生する状況である。
- ライフポイントが発動条件になるカードは、以前は3000より上か下かを指定するものが多かった。
原作では攻撃力3000の《青眼の白龍》が最強のカードとされていたため、その直接攻撃一発で敗北する境目がピンチの状態であると、製作者側は想定していたのかもしれない。
現在では、《CNo.39 希望皇ホープレイ》など3000以外も多く見られるようになった。
- 原作・アニメにおいて―
原作での初期ライフポイントは「決闘者の王国編」までは2000、「バトルシティ編」以降は4000となっている。
当初の初期ライフポイント2000という数値は、MtGの初期ライフが20点である事を意識したものと考えられ、実際のセリフでも「ライフポイントは(お互い)2000"点"」などと発せられている。
直接攻撃が可能になったバトルシティ編以降は初期ライフポイントが倍加し、以降のアニメ・漫画作品は基本的に初期ライフポイント4000からスタートしている。
OCGと同じ8000を基本ルールとする作品は今までのところ劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』と漫画OCGストラクチャーズのみであるが、下記のような変則デュエルの際には初期値8000が出てくることがある。
- アニメでは一対多のデュエルの際に、少数側がハンデとして対戦相手の人数に比例したライフポイントを持って開始されることもある。
一方、「超融合~時空を超えた絆~」における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦のように、多数側がライフポイント4000を共有し少数側はハンデを得ていない場合もある。
- アニメではARC-VとVRAINSのみ、「セーフティライン」を示しているのかライフポイントが1000未満になると表示が赤文字になる。
- 基本的に主人公や主人公サイドのキャラのライフポイントがギリギリまで追い詰められ、その状況で敵が「次のターンで仕留める!」などの勝利宣言をした場合、殆どのデュエルで返しのターンに主人公サイドが逆転勝利して、次の相手のターンが回ってこないのが一種のお約束となっている。
- 逆に敵キャラがギリギリまで追い詰められた場合に攻撃が終わったと安心していると予想外の追撃を受けて残った僅かなライフポイントを完全に削り取られる、というのもお約束の一つになっている。
- 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ではアニメ作品で初めて初期ライフポイントが8000の状態が基本ルールのデュエルが行われた。
カードパワーのインフレのみならず、劇中の次元領域デュエルでは通常よりも大きなダメージを受けやすいための採用だと思われる。
- アニメGXの「エドvsアモン」戦では、《封印されしエクゾディア》による特殊勝利が決定した時点でエドのデュエルディスクのライフポイントが自動的に減少を始め、0になったところでエクゾディアによる攻撃が発生しエドが消滅する、という流れとなっていた。
ライフが0になるまでには少し間があり、その間にエドは十代達と最後の会話を交わすなどしている。
- OCGでは原則としてこうした効果は再現されないが、アニメ5D'sで鬼柳京介が使用した《インフェルニティ・ゼロ》はTF5にてゲームオリジナルカードとして収録されており、ライフポイントが0でも敗北しない効果が再現されている。
- アニメ5D'sのWRGP編では、ラストホイーラー以外のライフポイントが0になった場合、そのターンのエンドフェイズ終了時まで処理を行い、次の走者にバトンを渡すというルールがある。
OCGでは不可能あるいは無意味なことでも、このルールではリレー方式ならではのプレイングとして活用される。(→《ウィキッド・リボーン》・《BF-天狗風のヒレン》)
- 漫画ZEXALの「遊馬vsアストラル」戦では、アストラルのライフポイントが0になった後に《No.93 希望皇ホープ・カイザー》の効果が発動している。
実は、この効果で最後に残ったNo.である《No.39 希望皇ホープ》を手に入れることこそがデュエルの真の目的であった。
- アニメARC-Vの「柚子vsデニス」戦では、柚子のライフポイントが0になった後に《トリック・ボックス》によってコントロール交換されていた《Emトラピーズ・マジシャン》がデニスの元に戻っている。
デュエル自体には影響しない処理であったが、直後に発生したアクシデントから柚子を救うのに一役かっている。
- アニメARC-Vのバトルロイヤルでは、既に行われているデュエルに途中参加した場合、ペナルティによりライフポイントが2000引かれるルールがある。(→タッグデュエル)
カードの効果ではなくルールによってライフポイントが増減する描写は非常に珍しい。
- アニメVRAINSのライトニングは「vs了見/リボルバー」戦にて、《
天装騎兵 エクエス・フランマ》のバーンダメージによりお互いのライフポイントが0になる状況で、自らが保持していた草薙仁の意識データの一部を1ライフポイントに変換することによって自身のみ敗北・消滅を免れている。
劇中ではこのライフポイントが「エクストラライフ」と呼ばれていたが、デュエルリンクスでも同じ名前で類似した効果のアイテムが存在する。
- 漫画OCGストラクチャーズは、OCGと同じく初期ライフポイント8000でデュエルを行っている。
従来の漫画作品と異なりOCGでのデッキの構築や戦術の紹介に重点を置いたものであるため、実際のOCGと同じルールにする必要があったのだろう。
また、「ダーク黒田vs白米射里」戦においては黒田はヌーベルズを、白米が軍貫を使用している事から料理デッキ対決となっており、途中からライフポイントが「サイフポイント」に変わってしまった。
- ライフポイントの過去最大値は、アニメZEXAL
II の「遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド」戦においてドン・サウザンドが記録した102900である。
(0を除いた場合の)過去最小値は1であり、これは《ラーの翼神竜》や《地縛神 Wiraqocha Rasca》などの効果によるものとして多数確認できる。
「ライフポイントを1にする」効果を除く場合、アニメDMオリジナル「ドーマ編」における「闇遊戯vsラフェール」(2戦目)での闇遊戯及び、アニメARC-Vにおける「北斗vs真澄vs刃vs黒咲」戦での黒咲が記録した10が最小値となる。
- コナミのゲーム作品において―
初期ライフポイントを8000に設定したのは、カードゲームを題材とした初の「遊戯王」のゲームであるDM1が最初である。
直接攻撃の概念を生み出したのもこのゲームであり、事実上このゲームが現在のOCGルールの土台となっている。
- OCGではライフポイントの数値に上限はないが、ゲームでは内部処理上ライフポイントの数値をメモリ領域に格納することから無限の大きさで数値を許容することはできず、数値に上限が存在する。
ただし、それらは十分大きい値に取られているため、通常のプレイの範囲でその上限に抵触、プレイに影響を与えることは基本的にない。
- DM1からDM4までのGB作品では、ライフポイントの上限は9999である。
以降のゲームでは表示上は99999が上限になっているように見えるが、実際はより高い上限が設定されており、表示こそされないものの10万以上のライフポイントを回復することも可能。
- 「特定の数値以上ライフ回復をする」・「ライフポイントが増加・減少した状態でゲームを開始する」といったテーマデュエルが見られる作品もある。
特に「前のデュエルでの最終LPを引き継いで連戦する(ライフポイントサバイバルとも呼ばれる)」デュエルは多くの作品で見られる。
特にDM8は全てのデュエルがこの方式となっており、自宅で休まないとLPが8000に戻らない。
- 「マスターデュエル」では初期ライフポイントが2024に設定された「エクストリームデュエル2/LP2024」というイベントが開催された。
開催時期(23/12/29~24/01/02)を踏まえると、来年の西暦を掛けたものだろう。
翌年の年末年始以降も同様に来年の西暦と同じ初期ライフポイントが与えられたイベントが開催されている。
関連カード †
- 以下はリンク先参照
自分のライフポイントが相手より多い場合に、効果を発動・適用できるカード †
- 《トリックスター・ブラッディマリー》(2000以上)
- 《渇きの風》(3000以上)
自分のライフポイントが相手より少ない場合に、効果を発動・適用できるカード †
- 《ZW-荒鷲激神爪》(2000以上)
- 《ZW-天馬双翼剣》(2000以上)
- 《太陽神の詩詠者-ヘルポエマー》(2000以上)
- 《SNo.39 希望皇ホープONE》(3000以上)
- 《RR-ブレード・バーナー・ファルコン》(3000以上)
- 《アロマガーデニング》
- 《運命のドロー》
- 《巨大化》
- 《緊急救急救命レスキュー》
- 《傀儡儀式-パペット・リチューアル》(2000以上)
- 《ゴルゴネイオの呪眼》
- 《サイコ・ソード》
- 《ジェネレーション・ネクスト》
- 《ゼアル・エントラスト》(2000以上)
- 《チキンレース》
- 《土俵間際》
- 《幽合-ゴースト・フュージョン》
- 《RUM-ゼアル・フォース》(2000以上)
- 《フォース・オブ・ガーディアン》
- 《一か八か》
- 《潤いの風》
- 《活路への希望》(1000以上)
- 《傀儡葬儀-パペット・パレード》(2000以上)
- 《サイコ・トリガー》
- 《死償不知》
- 《自爆スイッチ》(7000以上)
- 《ジュラシック・インパクト》
- 《魂の氷結》
- 《方界降世》(2000以上)
自分のライフポイントが相手より多い/少ない場合に、それぞれ効果を発動・適用できるカード †
ライフポイントが特定の数値(以下/以上)の場合に効果を発動・適用できるカード †
―10000以上/自分
―9000以上/自分
―4000以上/相手
―4000以下/自分
―4000以下/相手
―3000より多い/相手
―3000以下/自分
―3000以下/相手
- 《ゴブリンの小役人》
- 《デス・メテオ》(発動できない)
―2000以下/自分
- 《ダイノルフィア・アラート》
- 《ダイノルフィア・インタクト》
- 《ダイノルフィア・シェル》
- 《ダイノルフィア・ソニック》
- 《ダイノルフィア・ドメイン》
- 《ダイノルフィア・ブルート》
- 《ダイノルフィア・フレンジー》
- 《ダイノルフィア・リヴァージョン》
―2000以下/相手
―1000以下/自分
―500以下/自分
―100未満/自分
―10未満/自分
ライフポイントを半分にする効果を持つカード †
―自分
―相手
ライフポイントを特定の数値にする効果を持つカード †
- 自分
- 《時械神サディオン》(4000)
- 《ライフ・ストリーム・ドラゴン》(4000)
- 《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》(100)
- 《ペンドラザクション》(3000)
- 《ヒロイック・ギフト》(8000)
- お互い
- 《友情 YU-JYO》(お互いのライフポイントの合計の半分の数値)
- 《ライフチェンジャー》(3000)