起動効果 /Ignition Effect †
発動を宣言して使う事ができる効果です。
この効果は基本的に自分のメインフェイズでのみ発動する事ができます。
効果を発動する際に、手札を捨てる、リリースする等の手順を行わなければならないカードも存在します。
自分で発動のタイミングを決められるため、コンボ攻撃に組み込みやすい効果です。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0より引用)
- 起動効果は「自分のターン」の「メインフェイズ」の「スペルスピード1を発動できる優先権」を持っているときにしか発動できない。
たとえ「1ターンに1度」と書いてあっても相手ターンには発動できない。
かつては上の記述に当てはまらない例外も数多く存在していたが、マスタールール3移行時に解消されている(後述)。
- 基本的にモンスターゾーンに表側表示で存在している場合にしか発動できない。
例外として手札や墓地に存在している時に発動可能な起動効果も存在するが、その場合はテキストに特記されている。- 《ADチェンジャー》の起動効果は墓地で発動できる
- 《水精鱗-メガロアビス》の起動効果は手札で発動できる
- 《ダーク・シムルグ》の起動効果は手札や墓地で発動できる
- 《EMジェントルード》の起動効果はエクストラデッキに表側表示の状態で発動できる
- 単に「1ターンに1度」と書かれている効果と「このカード名の効果は1ターンに1度」は挙動が異なる。
同名カードが複数枚存在する場合に、前者はそれぞれのカードが1度ずつ効果を使用できるが、後者は同名カード全体で1度しかその効果を使えない。
その他詳細は「1ターンに1度」と「カード名を指定した1ターンに1度」のページを参照。
- モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚成功時、《フュージョン・ゲート》や《軽量化》などの起動効果型魔法カードの効果を発動する事はできない。
他のスペルスピード1の魔法カード同様、お互いに優先権を放棄した上で発動可能となる。
- マスタールール2以前において-
メインフェイズ以外のフェイズや相手ターンも発動可能な起動効果が存在しており、効果分類の把握や効果処理の難しさの要因になっていた。
マスタールール3以降は、それらの起動効果は全て誘発効果に変更されたことで処理が容易になった。
かつて起動効果だった例:スタンバイフェイズに発動する《黄泉ガエル》、お互いのエンドフェイズに発動可能な《ホルスの黒炎竜 LV4》等
優先権と起動効果 †
ターンプレイヤーは何らかの行動や処理の後に効果モンスターの起動効果を発動する場合、その前に優先権を放棄しなければならない。
つまり、「起動効果の発動」は「スペルスピード1の魔法カードの発動」や「モンスターの召喚」などと同等の条件でできる行動であるということである。
詳しくは優先権参照。
以前のルールについて †
マスタールール以前のルールにおいては、上記の優先権に関する例外として場のモンスターに限り「モンスターの召喚直後」も該当していた。
当時は召喚直後に優先権を放棄しないままで起動効果が使用でき(「召喚時の優先権で起動効果」)、《奈落の落とし穴》などを使用する場合はその効果にチェーンする形がとられていた。
一例として代表的なものを下記にまとめる。
これはかつてはプレイング上の重要な要素となっていたが、現在では不可能となってしまったものであるため、実戦においては注意したい。
- 《ならず者傭兵部隊》・《ローンファイア・ブロッサム》・《正義の味方 カイバーマン》など。
「召喚時の優先権で起動効果」によりリリースして発動する事で、《連鎖除外》などに妨害されずに効果を発動できた。
- 《ダーク・アームド・ドラゴン》・《氷結界の龍 ブリューナク》・《裁きの龍》など。
上記同様に「召喚時の優先権で起動効果」を使用できた。
これらはステータス的にも除去が優先されやすいモンスターだが、この起動効果にチェーンしてしか発動することはできず、結果的に一度は効果を使われてしまうことが痛かった。
また、優先権の確認をせずに相手が《奈落の落とし穴》などを使おうとした場合に、しばしば巻き戻しが行われた。
- 「召喚時の優先権で起動効果」の対策のため、召喚に反応する誘発効果を利用する戦術があった。
フィールドに《王虎ワンフー》・《つまずき》などが存在する場合、召喚直後に誘発効果が発動し、「召喚時の優先権で起動効果」を封じることができた。
この誘発効果にチェーンして《奈落の落とし穴》などを発動することで、効果を利用させずに除去できた。
逆に考えると、現在はこの誘発効果がなくても召喚時に《奈落の落とし穴》などによって、効果を利用させずに除去できるようになったと考えてもいい。
- 逆に当時から引き合いに出されたものとして、《魔導戦士 ブレイカー》などが存在する。
これらは召喚時に自身の誘発効果が発生し、そこに魔法・罠カードをチェーンさせる形になるため、性質として召喚直後の起動効果の発動は不可能であった。
- 海外では、マスタールール2適用後も2012年の4月まで「召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時」に起動効果を発動できるルールとなっていた。