手札 /Hand †
説明 †
デュエル中にプレイヤーが手に持っているカードのこと。
デュエルを進行する上で、たとえライフ差で勝っていようと、カードの数が負けていれば不利とも言える。
それ故、手札は時にライフポイントよりも大切な財産となる。
多くのデッキにおいて1:1交換などが意識されるのはこのためであり、上級者になるほど手札の消費数を考えたプレイングが要求される。
特に手札のカードが全体除去されることは滅多にないので、切り札は温存しておくことが重要である。
- ルールについて。
- 手札の順番を並べ替えるのは自由。
何かカードをサーチした際は相手に見せた後手札をシャッフルし、与える情報を少しでも減らすのが基本である。
ただし、すぐにシャッフルしてしまうと、相手が《強烈なはたき落とし》などを発動した場合、問題が起こりうるため注意したい。
- 手札が7枚以上の場合、自分のエンドフェイズに6枚になるように墓地へ捨てる。
この捨てる行為は「ルール」であり、「カードの効果」ではないので暗黒界系の効果は発動しない。
ただ《ダンディライオン》や、《次元の裂け目》・《マクロコスモス》等を張った上で《ネクロフェイス》を捨てた際などには効果を発動する。
エンドフェイズの手札調整に関しては「エンドフェイズ」を参照。
- 原作・アニメにおいて―
原作では当初、「モンスターは引いた瞬間に場に出る、魔法カードも引いた瞬間にセットされるか発動される。」というルールで、手札の概念自体がなかった。
ただし、ルール上ないもののはずではあるが、最初の「遊戯vs城之内」戦や「海馬vs双六」戦で描写はされている。
その後「DEATH-T」における遊戯との最終戦で初めて手札に関するルールが説明された。
最初のルールは原作者の高橋氏が「一晩で考えた」とされるものであり、手札が無いことによって《封印されしエクゾディア》がそもそも成立しないなど、各種の矛盾を孕んでいる。
それ以降、原作での手札上限は7枚だった。
アニメGXからはOCGに準じて6枚に修整されている。
- 海馬が制作した初期型デュエルディスクは、手札もソリッドビジョン化される機能があった。
ペガサスのマインド・スキャンは何らかのトリックによるものと考えていた海馬は、これでマインド・スキャンを破ろうと考えていたが…。
次世代型デュエルディスクでもこの機能は残っていたが、「城之内vsレア・ハンター」戦を最後に登場していない。
- 漫画・アニメ共に、構成ミスや作画ミスにより手札の枚数がおかしい場面がたびたび見られる。
例えば、原作「バトルシティ編」の「城之内vs闇マリク」戦では、進行を確認すると明らかに闇マリクの手札が水増しされている事が分かる(アニメ版では展開変更により修正されている)。
また、「闇遊戯vsパンドラ」戦では当初パンドラの手札がミスで1枚少なくなっており、途中でその分は修正されたが今度は最終的に1枚多くなっている(デュエルの進行には影響していない)。
漫画GXにおける「十代vs万丈目」(1戦目)では、十代の手札が途中で1枚増えており、このミスがなければ十代は《進化する翼》を発動できずに敗北していた。
- アニメでは手札枚数を埋めるためにテーマもシナジーもコンボもない適当なカードを持たせることがあり、こうしたカードは手札コストになるか、そのまま使われないことも多い。
(遊星に《補充要員》、明日香に《マインド・オン・エア》、ブレイブに《漆黒のパワーストーン》、ライディングデュエル中における「Sp -」と表記されていない魔法カード等)
手札にあったハズのカードがいつの間にか他のカードに変わっている事もたまにある。
- アニメGXの「エドvsアモン」戦ではエドが手札の枚数制限を4枚にする永続魔法《フォース・オブ・フォー》を使用し、《封印されしエクゾディア》の完成を防いでいる。
- 漫画ZEXALの「遊馬&凌牙&カイトvs八雲(e・ラー)」戦ではプレイヤーが八雲からe・ラーに交代した時にe・ラーのみ手札の枚数が表記された。
単行本8巻のコラムによればe・ラー戦のデュエル構成のみ担当した人物が違うためだと思われる。
- アニメVRAINSではVR空間でデュエルを行うことが多く、カードがデータによって用いられることもあってか、新型デュエルディスクを使うデュエリストは基本的に、直接手札を手に持つことはない。
目前に表示されたカードをタッチパネルのように触れて、モンスターの召喚やカードの発動などを行う、という描写になっている。
- 漫画・アニメで最も多くの手札を持ったプレイヤーは「バトルシティ編」の「闇遊戯vs人形(マリク)」戦の人形(マリク)。
このデュエルでは人形(マリク)が《生還の宝札》を逆用され、無限ループによりデッキ切れまでドローさせられ続けたことで大量の手札を貯め込むことになった。
無限ループ発生以降の経過が一部省略されていること、人形(マリク)のデッキ枚数が不明であることから正確に何枚の手札を持っていたかは不明。
原作では《オシリスの天空竜》の攻撃力が28000=手札28枚、アニメでは攻撃力23000=手札23枚になるところまでは確認されている。
最終的な手札はアニメは少なくとも29枚である。
原作も少なくとも29枚になるはずだが、《ディフェンド・スライム》がどのように伏せられたかが不明なため判断ができない。
- コナミのゲーム作品において―
遊戯王オンライン等OCGルール準拠のゲーム作品では、任意で行う手札のシャッフルは、1ターンに1度しか行えない。
もっとも、ゲーム故に「手札の中の1枚を度々チラ見していたため、その1枚が手札誘発だと推理される」ということはなく、サーチ後などのシャッフルは自動で行ってくれる。
任意のシャッフルが活きるのは「前のターンから持っていた手札と、通常のドローで引いた手札を混ぜる」時くらいなので、1ターンに1度しかできなくても支障はない。
なお、TAG FORCEシリーズ等では任意での手札のシャッフルは行えない。
- マスターデュエルでは、後攻の初期手札が1枚多い状態で始まる「デュエルトライアル/手札5vs6」が開催された。
関連カード †
- 手札から特殊召喚する効果を持つカード
ドロー・サーチ以外でデッキからカードを手札に加える効果を持つカード †
※「手札に加える」は、《神の恵み》が反応しないなどの点で「ドロー」とは異なる ―めくられたカードを手札に加える
- 《いくらの軍貫》
- 《オルターガイスト・ピクシール》
- 《クリバンデット》
- 《強欲なポッド》
- 《サイバーポッド》(お互いの手札に加える)
- 《転生炎獣フォクシー》
- 《サンライト・ユニコーン》
- 《水晶の占い師》
- 《SR吹持童子》
- 《D・スマホン》
- 《ハイドランダー・オービット》
- 《ピュアリィ》
- 《ボティス》
- 《魔導雑貨商人》
- 《海晶乙女ブルータン》
- 《リチュア・ディバイナー》
- 《ワルキューレ・フィアット》
- 《魔救の奇縁》
- 《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》
- 《機巧伝-神使記紀図》
- 《仇すれば通図》
- 《金満で謙虚な壺》
- 《強欲で謙虚な壺》
- 《真実の名》
- 《星遺物の醒存》
- 《閃刀空域-エリアゼロ》
- 《第55次GMX試験報告》
- 《デーモンの宣告》
- 《繁華の花笑み》
- 《札再生》
- 《原質の炉心溶融》
―その他
元々の持ち主の異なるカードが手札に加わるカード †
「手札の枚数制限」に関連するカード †
- 手札の枚数制限を変更するカード
- その他
手札枚数が効果・発動に関係するカード †
(特に記述がない場合は、「自分」の手札が「ちょうどの枚数」のとき)
―0枚
- 《ウィッチクラフト・ポトリー》
- 《英知の代行者 マーキュリー》
- 《E・HERO バブルマン》
- 《サイバーデーモン》
- 《サイバネティック・サイクロプス》
- 《タスケナイト》
- 《D-HERO ディバインガイ》
- 《ナイトメアテーベ》(+自分の魔法&罠ゾーンに他のカードが存在しない)
- 《フリック・クラウン》(+自分のフィールドに他のサイバース族が2体以上)
- 《リターン・ゾンビ》
- 《リボーン・ゾンビ》
- 《No.100 ヌメロン・ドラゴン》(+自分のフィールドに他のカードが存在しない)
- 《虚無の波動》
- 《弱者の意地》
- 《ZERO-MAX》
- 《ホープ・オブ・フィフス》(+自分のフィールドに他のカードが存在しない)
―1枚
- 《ガーディアン・グラール》
- 《煌々たる逆転の女神》(+自分のフィールドにカードが存在しない)
- 《魔轟神レイジオン》(以下)
- 《燃え上がる大海》(以上)
―2枚
- 《K9-04号 咒》(相手・以上)
- 《K9-17号 イヅナ》(相手・以上)
- 《K9-66a号 ヨクル》(相手・以上)
- 《K9-66b号 ランタン》(相手・以上)
- 《魔轟神ウルストス》(以下)
―3枚
- 《魔轟神獣クダベ》(以上)
―4枚
- 《防覇龍ヘリオスフィア》(相手・以下)
- 《X-セイバー ウルベルム》(相手・以上)
- 《底なし流砂》(以下)
- 《ダスト・シュート》(相手・以上)
- 《罰ゲーム!》(相手)
―5枚
- 《忍者義賊ゴエゴエ》(相手・以上)
- 《霞の谷の風使い》(自分と相手・以上)
- 《邪神官チラム・サバク》(以上)
―6枚
―8枚
―枚数指定なし
―特殊
- 《アセット・マウンティス》(自分の手札が相手の手札よりも多い)
- 《魔轟神獣ユニコール》(お互いの手札が同じ枚数)
- 《CX 激烈華戦艦タオヤメ》(相手の手札が自分の手札よりも多い)
- 《ギャンブル》(相手・6枚以上:自分・2枚以下)
- 《バブル・クラッシュ》(どちらかの「手札とフィールドのカードの合計」が6枚以上)
手札で発動する効果に関係するカード †
その他の手札が関係するカード †
関連リンク †
FAQ †
Q:自分の手札に《ダーク・シムルグ》が2枚あります。
その内の1枚の《ダーク・シムルグ》の効果を発動したところ、相手がチェーンして《義賊の入門書》を発動しました。
《義賊の入門書》の効果によって、自分の手札から《ダーク・シムルグ》1枚がランダムに捨てられました。
この場合、その《ダーク・シムルグ》が効果を発動した《ダーク・シムルグ》かどうか判別できませんが、どのように処理しますか?
A:担当のジャッジが下した裁定に従います。(15/01/14)
Q:手札のレベル7の征竜を自身の効果で特殊召喚する場合、効果を発動する征竜を見せなければいけませんか?
それとも、発動したい征竜の名前を伝えるだけでも良いのでしょうか?
また、これは手札で発動する他のモンスター効果でも同じでしょうか?
A:基本的に手札のモンスターの効果を発動する場合、発動したいモンスターを相手に見せて効果の発動を宣言し、相手にチェーンの意思を確認する必要があります。
したがって、基本的にはモンスターカードを見せずに発動を宣言する事はできません。(13/05/25)