破壊 /Destroy †
公式ルールブック解説 †
モンスターの戦闘やカードを破壊する効果によって、カードが墓地に送られることを指します。
フィールドから手札やデッキに戻ったり、コストとしてカードを墓地に送る行為は「破壊」には当てはまりません。
(公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)
説明 †
- 大きく、「戦闘破壊」と「効果破壊」に分けられる。
- これ以外に「効果外テキストによる破壊」と「ルールによる破壊」が存在する。
いずれも効果破壊ではないため、「効果によって破壊された場合」の効果等は使用できない。
効果破壊されない耐性で防ぐことができず、効果破壊されたトリガーにもならない。
- 「1枚しか存在できない」カードが複数枚存在する場合に破壊する処理(分類されない効果・効果外テキスト)
- 《デビルズ・サンクチュアリ》のメタルデビル・トークンの維持コストを支払わなかった場合に破壊する処理
- 「ルールによる破壊」は以下のような状況が存在する。
- 装備カードは装備モンスターが裏側表示になるか、フィールドに存在しなくなった時、ルールによって破壊される。
- コントロールを奪われた自分のモンスターのコントロールを《洗脳解除》などで取り戻す場合、自分のモンスターゾーンが全て埋まってしまうと、戻しきれないモンスターはルールによって破壊される。
- マスタールール2以前はフィールド魔法は張替え時にルールによって破壊された。(マスタールール3以降は墓地へ送る)
- 永続魔法・永続罠・フィールド魔法・装備魔法など、「フィールドに存在している時に効果を発揮するカード」は、破壊すれば効果を潰すことができる。
しかしこれは「フィールドから離れたために効果を失った」のであり「破壊されて効果を無効化された」のではない。
- 発動済みの通常魔法などを破壊しても効果を無効にできない理屈は、よく「拳銃とその弾丸」に例えられる。
この比喩では、「拳銃=カード」「弾丸=効果」とされる。
つまり、「既に拳銃が銃弾を発射してしまった場合、その拳銃を破壊しても銃弾を止めることはできない」という事である。
その記述はマスターガイドの《サンダー・ブレイク》の活用のアドバイスのところでも記されている。
銃弾に対応するには、発射自体を無かったことにする(発動の無効)か銃弾を無意味にする(効果の無効)必要がある。
- なお、通常魔法や通常罠などに対しても、極一部のカードは例外的にチェーンして破壊(除去)する事で不発にできるものもある(あくまでも不発であって無効ではない)。
効果処理時にフィールドの自身を除外するカードに含める《青き眼の激臨》や、効果処理時に魔法&罠ゾーンからモンスターゾーンに特殊召喚される(通常罠の)罠モンスター等が該当する。
- 効果モンスターのモンスター効果の発動に関しても基本的にはこれと同様に考えてよい。
ただし、「フィールドに存在する場合」等の条件が付いている場合などでは不発にできることもある。
例:《ゾンビ・マスター》
- 手札のカードは破壊は可能。
破壊され墓地へ送られた時に、捨てるとは異なるため「捨てられた場合」の効果は発動できないが、「手札から墓地へ送られた場合」の効果は発動できる。
例:《黄金の天道虫》が手札で発動した効果に《天罰》を使った場合、破壊され墓地へ送られる。
- メインデッキのカードは「メインデッキのカードを破壊する」効果を持たない場合は破壊できない。
《死のデッキ破壊ウイルス》、《連鎖破壊》のようなデッキのカードを破壊する効果でのみ破壊できる。
例:《ナーガ》のメインデッキで発動した効果に《天罰》を使った場合、破壊されずメインデッキに留まる。
- 墓地・除外・裏側表示のエクストラデッキのカードは決して破壊できない。
例:《ネフティスの鳳凰神》の自己再生効果に《天罰》を使っても「破壊した」とはみなされず、次のターン以降も墓地に留まる。
《ドリル・ウォリアー》の自己帰還効果に《天罰》を使った場合、その《ドリル・ウォリアー》は除外されたままになる。
《E・HERO マグマ・ネオス》がエクストラデッキに戻って発動した効果に《天罰》を使った場合、破壊されずエクストラデッキに留まる。
- コナミのゲーム作品において―
「デュエルリンクス」のライディング・デュエルではスピードカウンターを消費してEXスキルを使用できるのだが、その中に「消費10:相手フィールド上のカードを1枚破壊する。」というものがある。(2020/10/14時点では消費が12に改変された)
この破壊は対象を取らず、戦闘破壊でも効果破壊でもないので効果では破壊されないカードも破壊でき、そもそも効果ですらないスキルによるものなので「チェーンブロックを作らない」「破壊された・墓地へ送られたをトリガーとする効果を発動できない」と凶悪な性能となっている。
エスパー絽場の「トラップサーチ能力」、十六夜アキの「ブラック・ローズ・ガイル」、赤馬零児の「世界の終末」等でも同じようにスキルでの破壊が可能となっている。