不発 †
チェーンを積まれるなどして、効果処理時に効果を処理できないことを指す非公式用語。
遊戯王カードゲーム事務局など、公式には「効果が適用されない」「効果の処理が行われない」と表現される。
- 不発の例
- 《奈落の落とし穴》を発動したがチェーンにより対象モンスターの攻撃力が1500未満になった。
- セット状態の《寄生虫パラサイド》が攻撃されリバースしたが、そのまま戦闘破壊された。
- 《地帝グランマーグ》の効果を発動したがチェーンにより対象が表側表示になった。
- 《貪欲な壺》を発動したがチェーンにより対象が4枚以下になった。
- 《ゾンビ・マスター》を発動したがチェーンにより《ゾンビ・マスター》が表側表示で存在しなくなった。
- 《炎帝テスタロス》をアドバンス召喚したが相手の手札が0枚だった。
- エンドフェイズに《ライトロード・パラディン ジェイン》の強制効果が発動したが《次元要塞兵器》が存在していた。
- 《ガトムズの緊急指令》を発動したが《D.D.クロウ》により1体が除外された。
- 第9期以降に印刷されたカードは、効果処理時に対象のカードが条件を満たさなくなった場合、不発になるかどうかは基本的にテキストから判断できる。
効果処理時の処理を示す部分のテキスト(基本的に「発動できる(する)」より後の部分)が主な判断材料である。- 例えば、《ナイト・ショット》と《ギャラクシー・サイクロン》はともに、セットされた魔法・罠カードを対象として破壊する効果を持つ。
だが、対象の魔法・罠カードがチェーン発動した時、《ナイト・ショット》の場合は不発になり、破壊できないが、《ギャラクシー・サイクロン》の場合は破壊できる。
(《ナイト・ショット》はチェーン発動不可の効果を持つが、他の効果のチェーンをかませれば対象のカードもチェーン発動可能となる。)
この違いは効果処理時の処理のテキストから判断できる。
《ナイト・ショット》は「セットされたそのカードを破壊する」と書かれているため、効果処理時もセットされた状態でなければ破壊できず不発となる。
一方で《ギャラクシー・サイクロン》は「そのカードを破壊する」であり、「セットされた」の指定がないため、表側表示でも破壊できる。 - 対象にした複数のカードの一部が効果処理時に存在しなかった場合に不発になるかどうかも、同じ方法で判別可能。
《ペンデュラム・エリア》と《ゴッドバードアタック》はいずれもフィールドのカード2枚を対象にとる効果である。
効果処理時の処理のテキストを見ると、《ペンデュラム・エリア》には「そのカード2枚を破壊し」とあるため、2枚両方がフィールドに存在しない場合はいずれも破壊せず不発となる。
一方で、《ゴッドバードアタック》は「そのカードを破壊する」であり、枚数の指定がないため、片方がフィールドに存在しなくなったとしても、残りは破壊される。 - なお、対象にした墓地のカードがフィールドに移動していた場合などは、「墓地のカード」と指定されていなくても不発となる。
異なる領域に移動した時点で、対象のカードとは別のカードとして扱うためである。 - コストとして墓地へ送って発動し、墓地へ送ったカードの情報を参照するカードが、処理時にそのカードが墓地から移動している場合、不発になるかどうかはカードによって異なる。
例えば、《トランスターン》は不発になるが、《空炎星-サイチョウ》・《森羅の鎮神 オレイア》・《受け継がれる力》・《レベルアップ!》は不発にならない。
なお、《トランスターン》は第10期に再録された際に「墓地のそのモンスターと」というテキストが追加され、処理が読み取れるようになっている。
- 例えば、《ナイト・ショット》と《ギャラクシー・サイクロン》はともに、セットされた魔法・罠カードを対象として破壊する効果を持つ。
- 《ミステリーサークル》・《SRルーレット》では特殊召喚効果が不発になった場合のことを「特殊召喚できなかった場合」と表現している。
極めて珍しい表現だが、テキストの整備が進んだ第11期の《SRルーレット》でも変化していないため、テキスト読解の上での基準となるだろう。
- 「特殊召喚に失敗した場合」とも表せるが、テキストに「失敗」が使われた例は無い。
なお、第12期から「○○召喚に成功した場合」が「○○召喚した場合」に置き換えられたため、むしろ「失敗」を使わない方が語呂が合うようになった。
- コナミのゲーム作品において―
WCS2010のチュートリアルでは、この語が使われているページがある。
- 原作・アニメ・ゲーム作品以外において―
遊戯王カードゲーム25周年イベント「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY」 デュエルオペラ『遊☆戯☆王VRAINS ~ Playmaker vs リボルバー ~』で、Playmaker/藤木遊作役の石毛翔弥氏が《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の(1)によってリボルバー役の武内俊輔氏の《リボルブート・セクター》の(2)にチェーンしてバウンスした際に不発と説明している。