墓地 /Graveyard(GY) †
戦闘で破壊されたモンスターカードや、使い終わった魔法・罠カードを表向きで置く場所です。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
- 上記の公式ルールブック説明の通り使い終わったカードを置く場所であり、他のカードゲームであれば再利用手段が少ないことがほとんどである。
しかし、このゲームでは墓地のカードを再利用したり、それ以外にも墓地を参照するカードが非常に多く、キーカードを墓地へ送らなければ戦術が成り立たないデッキさえ存在する。
これらの詳細は、墓地を肥やすや墓地アドバンテージを参照。
墓地のリソースの有用度が増すとともに、その対策となるメタカードも登場し続けている。
- 墓地へ送られる場合、常に持ち主の墓地へ送られる(デッキや手札のように、特定のカードによって相手のカードが混じることはない)。
《洗脳-ブレインコントロール》や《エクスチェンジ》等でコントローラーが変わった場合も、元々の持ち主の墓地へ送られる。
- 墓地のカードの順番を入れ替えることはできない。
もし自由に入れ替えられると、《クイズ》や《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》の効果に不都合が生じてしまう。
当然、墓地のカードが対象になった場合でも、目立つ位置に移動するなどということはできない。
ただし、そのままだと一番上以外のカードは相手に見えないため、対象より上のカードを一時的にずらすか、対象のカード自体をずらして見えるように配慮したい。
- 墓地に置かれているカードは、カード記載の情報以外にも様々な情報を持つ。
そのカードが何のモンスターのシンクロ素材として墓地へ送られたか等がそれに当たる。
特にどのカードが蘇生制限を満たしているかは重要であり、デュエル中に使用されたものは常に覚えていなければならない。
《死者蘇生》等でカード名を宣言する場合は、同名カードの持つ情報の違いに注意し、何枚目のカードを対象にとっているかお互いに確認するのが望ましい。
- 古いカードには、自分・相手などと明記されておらず「墓地」としか書かれていないものがある。
この場合、基本的にお互いの墓地を指していると考えてよい。
それらの古いカードは第6期以降の再販時に「自分または相手の墓地」「お互いの墓地」とエラッタされているので、公式データベース等で最新テキストを確認しておくべきだろう。
(《ゾンビ・マスター》・《戦線復活の代償》など)。
- TCGにおいては、2017年6月のShonen Jump Magazine付属カードよりGY(GraveYard)と表記されるようになった。
- 原作・アニメにおいて―
原作では、コントロール転移された状態で墓地へ送られたカードは、その時のコントローラーの墓地へ送られる。
アニメDMでは墓地に置くカードは基本的に裏側表示で置いていた。
また、《ラーの翼神竜》をめぐる駆け引きなどでは、墓地のカードが非公開情報であるかのような描写も見られる。
アニメGXでは基本的に表側表示で捨てているが、「万丈目vsゾンビ生徒」戦で万丈目が《死者への手向け》の手札コストで《炎獄魔人ヘル・バーナー》、「ヨハンvsヘルカイザー亮」戦でヨハンが《宝玉の解放》、「十代vsミスターT」(2戦目)でミスターTが速攻魔法《パワー・ギフト》の手札コストで《灼熱ゾンビ》、「十代vs遊戯」戦で十代が《亜空間バトル》の効果で墓地に送ったカードは裏側で捨てている。
なお「十代vs遊戯」戦で十代が装備魔法《インパクト・フリップ》を装備した《E・HERO エッジマン》が戦闘破壊された時、その2枚の裏面と裏面を重ねて墓地に送るという特殊な捨て方をしていた。
捨てる時ではないが、「十代vs大山」戦では《フレンドッグ》の効果でカードを回収する時は裏側で墓地から回収している。
またアニメ5D'sでも基本表側で捨てているが「遊星&鬼柳vsロットン」戦、特殊ルールを用いての「遊星vsクラーク」戦では裏側で墓地に置いている。
- アニメではコントロール転移された状態で墓地へ送られたカードについて、GX以前は原作同様その時のコントローラーの墓地へ送られるというルールになっていたが、5D'sからはOCG同様に元々の持ち主の墓地へ送られることになっている。
ただし、劇場版『遊戯王~超融合!時空を越えた絆~』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦ではDMの時代にタイムスリップしたため原作同様のルールが採用されており、《奇跡のマジック・ゲート》の効果でコントロール奪取した《スターダスト・ドラゴン》を自己再生させた場合の処理に影響していた。
- 記憶編の「遊戯vs闇バクラ」戦では、特定の選択をしたプレイヤーの墓地自体が失われる魔法カード《呪いの
双子人形 》が登場している。
墓地を失った場合は浮遊霊としてフィールドに存在するカードかつモンスターは攻撃表示・守備表示もできず戦闘に参加できない、という特殊な扱いになっており、本来墓地へ送られるカードも浮遊霊扱いとなった。
しかし、闇バクラはこれを利用して永続魔法《死札相殺》とのコンボにより、一方的にデッキ破壊を行う戦術を見せている。
また、浮遊霊は除外扱いであることが、アニメで遊戯が使用した魔法カード《彼方からの詠唱》で確認できる。
- GX以降も相手の墓地の確認を求めるデュエリストは登場しておらず、公開情報なのか非公開情報なのかは不明。
ただ、漫画GXではデュエルディスクに相手の墓地を確認する機能が備わっているようだ。
アニメ5D'sの「遊星vsジャック」(4戦目)では遊星が魔法カード《Sp -エンジェル・バトン》で捨てたカードをジャックが把握しており、D・ホイールにもこの機能がある模様。
珍しい例としては、「遊星&鬼柳vsロットン」戦において鬼柳が発動した通常魔法《バレット&カートリッジ》で鬼柳のデッキの一番上からカードが墓地に送られる瞬間ならびに送られたカードの内訳をロットンが目視で確認し、鬼柳の次なる戦術を推察するシーンがある。
- 原作・アニメDMでは「墓場」と呼ぶ場合もある。
- 遊戯王での墓地の英語名は「Graveyard」だが、原作では『
墓地 』と表記されている場面があり、アニメDMでも同様に一部場面で「セメタリー」と発音しているほか、GX及びARC-Vのエド・フェニックスも「セメタリー」と呼んでいた。
アニメZEXALのEDでのクイズにおいても、墓地の欄には「Cemetary」と表記されている。
なお、GraveyardとCemetaryは実質的に同じ意味で現在使用されているが、言語上は教会にある墓をGraveyard、その他の共同墓地がCemetaryだとされている。
- ちなみに英語版アニメではちゃんと「Graveyard」と呼んでおり、エド・フェニックスもそう呼んでいる。
ただしアニメオリジナルの永続魔法《清廉な墓地の魔力》、フィールド魔法《剣の墓場》、永続罠《食罪庫 》は「セメタリー」の名が付くカード名になっている。
同じくアニメオリジナルのカードで元から「セメタリー」が付く通常魔法《セメタリー・チェンジ》はそのままだが、漫画版オリジナルのカード《セメタリー・ブレイド》、《セメタリー・リバウンド》は「Graveyard」の名が付くカード名になっている。
また日本版アニメで「セメタリー」の名が付く技名を持つ《シャドウ・グール》、《混沌帝龍 -終焉の使者-》は特に墓地に関する技名は持っていない。
- コナミのゲーム作品において―
近作のコンシューマーゲームや遊戯王オンラインでは、墓地のカードの効果が発動したり、墓地のカードを対象に取ったりすると、そのカードが墓地の一番上に移動する。
これは、同名カードが複数墓地にあり、そのうちの一つを対象にする効果を発動した場合などに、どのカードが選ばれたかを判別しやすくする仕様と思われる。
- しかし、そのカードが墓地に残っていた場合でも順番が元に戻ることはないので、OCGとは異なる事象が発生する場合がある。
例えば、自分の墓地のカードが上から《ワイト》・《青眼の白龍》・《ワイト》・《青眼の白龍》となっていたとする。
この時、《青眼の白龍》を対象に《死者蘇生》を発動すると、対象にした《青眼の白龍》が墓地の一番上に来る。
ここで、《死者蘇生》が《神の宣告》等で無効にされた場合、《青眼の白龍》は墓地の一番上に残ったままになる。
そして、その直後に《クイズ》を発動した場合、相手はどちらの《青眼の白龍》が上に来たのか判別できず、《クイズ》の成功率がOCGより上昇してしまう。
ただし、《死者蘇生》が無効にされた直後(一連のチェーン処理終了後)のタイミングで墓地を確認することはできる。
- DM4・7・8ではモンスターカードしか墓地へ送られず、またお互いに1枚ずつしか墓地にカードが残らない(新たなカードが墓地へ送られたとき、前のカードはなくなる)。
また、コントロール転移されたモンスターが墓地へ送られる場合、その時のコントローラーの墓地へ送られる。
関連カード †
- 他のページに控えたカード
※以下の一覧はリンク先を参照。
――カード名を書き換える
- 効果によるカード名の変更を参照。
――属性を書き換える
- 属性を変化させるカードを参照。
――種族を書き換える
- 種族を変化させるカードを参照。
―その他の墓地に関するカード
関連リンク †
FAQ †
Q:自分の墓地にカードが同時に2枚以上送られる場合、その順序は自分が決めることができますか?
また、相手が発動したカードの効果で自分の墓地にカードが同時に2枚以上送られる場合、その順序は自分が決めることができますか?
A:複数枚のカードが同時に墓地へ送られる場合、カードの持ち主が墓地に置く順番を決定します。
また、自分で発動したカードでも、相手が発動したカードでも、墓地に置く順番を決定するプレイヤーは、墓地へ送られるカードの持ち主になります。(10/01/07)
Q:装備カードを装備したモンスターが破壊された場合、装備モンスターと装備されていたカードは好きな順番で墓地に置くことができますか?
A:モンスターと装備カードが同時に破壊されたなら、どちらを上下に置くかはプレイヤーが決めることができます。
戦闘や効果で装備カードを装備したモンスターが破壊された場合は、モンスターが先に破壊されたことで装備カードの対象が無くなって装備カードが破壊されるため、モンスターカードが下、装備カードはその上となります。(15/10/02)
Q:エクシーズ素材を持つエクシーズモンスターが墓地へ送られた場合、エクシーズモンスターとそのエクシーズ素材は好きな順番で墓地に置くことができますか?
A:好きな順番で墓地に置くことができます。(15/10/02)
Q:墓地のカードは、全て向きを揃えて置いておく必要はありますか?
融合素材となったモンスターや蘇生制限を満たしていないモンスターを区別する為に向きを変えて置いておいても問題はありませんか?
A:対戦中においてカードの向きは揃えて置いておくことが望ましく、実際にカードの向きを揃えずに置くことで対戦相手の方とトラブルに発展した場合には、審判の判断に従ってください。(15/02/19)