罠 カード/Trap Cards †
公式ルールブック解説 †
罠カードは魔法カードと同じくさまざまな効果で戦いをサポートします。
しかし、魔法との大きな違いは、相手ターンに効果を発動できる点です。
魔法カードが攻撃的な効果が多いのに対し、罠カードは妨害、不意打ちといった効果が多いのも特徴です。
ただし、相手の出方にあわせて発動するため、使いどころが難しいカードです。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
説明 †
- 一度フィールドにセットした後、次のターンからカードの発動ができるようになる。
例外として、《ディメンション・スライド》や《デルタ・クロウ-アンチ・リバース》等このルールを無視して発動できるカードや、《王家の神殿》や《処刑人-マキュラ》等このルール自体を変更するカードも存在する。
また、《黄金の邪神像》や《荒野の大竜巻》等の「墓地で発動する効果」はこのルールは関係なく、セットされたターンに墓地へ送られても効果が発動できる。
- 《デス・コアラ》や《メタモルポット》のリバース効果の存在から、相手の裏側守備表示モンスターを攻撃する場合はカードを伏せた方が良い場合がある。
一方、《邪神の大災害》や《ライトロード・ハンター ライコウ》・《剣の女王》等がセットされている危険性を考慮してバトルフェイズ前にセットするのは避けることもある。
どちらを警戒するかはプレイヤーの読み次第だろう。
- 環境の変化と罠カードの採用枚数について―
デュエルの速度が高速化すればするほどセットしてから1ターン待つ必要があるというタイムラグのデメリットは大きくなる。
特に先攻制圧型のデッキが環境に多く現れるようになってきた第9期以降は主流デッキに採用される罠カードの枚数が目に見えて減少してしまった。
《灰流うらら》に代表される、優秀且つ汎用性の高い手札誘発が増えてきた事も後押ししており、環境主流デッキではモンスターカードと魔法カードのみを採用し、罠カードが0枚というデッキも決して珍しくない。
特定のカテゴリに属するものはサーチに対応している場合は先攻制圧に貢献できるが、サーチに対応している=投入枚数は少なめでも機能するという事でもあるため、結果として投入枚数を抑えるという現象を後押しする事にもなっている。
- 遅いという弱点を補える手札から発動可能な罠カードの大半が第9期後半以降に登場したのもこの事実があってこそであろう。
特に第10期からは《無限泡影》や《拮抗勝負》など、比較的緩い条件で手札から発動可能且つ汎用的な効果を持つ罠カードが複数登場している。
- 《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》のように、他の罠カードが投入されなくなることで特定の罠カードが日の目を見るケースも一部存在する。
- 遅いという弱点をカードパワーの調整に使う事例も同様に増えている。
サーチなどは1ターンの遅れによって展開が遅くなるためである。
分かりやすい例が《テラ・フォーミング》と《メタバース》で、前者が準制限カードになった前後で後者が登場している。
もっとも、フリーチェーン故に相手ターンでも発動可能な点が活きたため、結局後者も前者と同じ規制状況となり、一概に上位・下位とは言えなくなっている。
- 一方で汎用除去たる罠カードの効果が通りやすくなっている。
というのも、モンスター効果への対策に気を取られやすいからである。
先攻制圧に使われがちなモンスター効果に罠カードも無効にされやすいが、スペルスピードの都合上、カウンター罠であればまだ通る方と言えるだろう。
- 原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」の冒頭における「全国大会決勝戦」から登場し、羽蛾が竜崎を倒す一手として《メサイアの蟻地獄》が用いられたが、原作では魔法カードであった。
原作では全ての魔法カードが相手のターンでも使用が可能であり、魔法カードと罠カードの違いはトリガーの有無のみである。
《魔法の筒》のように、発動条件が定められているカードはみな罠カードに分類される。
OCGでは発動条件が無い《破壊輪》も、原作では「攻撃時に発動」という条件がついている。
また、原作ではセットしたターンでも発動できる。
- アニメ5D'sのライディングデュエルにおいては通常の魔法カードの使用に制限がかかるため、代わりに罠カードが多く使用される傾向にある。
「遊星vs鬼柳」(2戦目)で遊星は、4ターンの間に計8枚もの罠カードをセットし、巧みに《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》や《地縛神 Ccapac Apu》の攻撃をかわした。
遊星、ジャック、クロウがスタンディングデュエルを行う場合も、罠カードを使用している割合が多い。
また、Z-ONEが条件付きで手札から発動可能な罠カード群を複数使用している。
物語序盤ではライディングデュエル専用の罠カードが登場していた。
- アニメZEXAL
II の「遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド」戦では、ドン・サウザンドが《ヌメロン・ネットワーク》(アニメ効果)によりデッキから罠カードを疑似的に発動していた。
- アニメARC-Vでは、アクションデュエルで使用する罠カード「アクショントラップ」が登場している。
アクションマジックとは性質が異なり、プレイヤーが拾うと即座に発動する。
またアクションマジックとは異なり、場合によってはプレイヤーをピンチにするものも存在するせいか、公式サイト内の熱血!デュエル塾」では塾長から「ちょっぴり意地悪なカード」と紹介されている。
- アニメVRAINSでは別所エマ/ゴーストガールが分岐点の二択を決めるゲームでイカサマを仕込むためにほぼ全てが罠カードで構成されたデッキを用意し、Aiに《偽物のわな》を引かせている。
- 同作では上述の第10期環境のOCGにおける罠カードの使われ方を意識してか、手札から発動可能な罠カードやセットしたターンに発動可能な罠カードが比較的多く見られる。
中でも葵/ブルーメイデンやボーマンは手札から発動可能な罠カードを複数使用している。
- 同作では上述の第10期環境のOCGにおける罠カードの使われ方を意識してか、手札から発動可能な罠カードやセットしたターンに発動可能な罠カードが比較的多く見られる。
- 東映版の初期では「わなカード」と呼ばれていた。
またアニメDMでも、しばしばそう呼ばれていることがある。