《D−HERO ダスクユートピアガイ/Destiny HERO - Dusktopia》 †
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D−HERO」融合モンスター+「D−HERO」モンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、
そのモンスターの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
COLLECTORS PACK 2017で登場した闇属性・戦士族の融合モンスター。
融合召喚に成功した場合にモンスターを融合召喚できる誘発効果、モンスター1体に破壊耐性を付与し、そのモンスターの戦闘で発生する戦闘ダメージを0にする誘発即時効果を持つ。
融合モンスターを融合素材に要求するため、普通に融合召喚するのは重い。
《融合》と融合素材をサルベージする《融合再生機構》、《融合回収》を使いたい。
融合素材とするD−HERO融合モンスターについては、指定の緩い《D−HERO デッドリーガイ》を使うと楽だろう。
融合素材には《D−HERO ディアボリックガイ》を使うと良く、1体を融合素材にしてD−HERO融合モンスターを出した後、もう1体をリクルートし融合素材にできる。
《V・HERO ヴァイオン》なら《融合》と、《E・HERO シャドー・ミスト》を墓地へ送ることで《D−HERO ディアボリックガイ》のサーチを狙える。
《捕食植物サンデウ・キンジー》も起動効果で融合召喚するため消費を抑えやすい。
D−HERO融合モンスターをリンク素材などに使って墓地へ置き、《死魂融合》で融合召喚するのも手だろう。
《フェイバリット・コンタクト》もこのカードを相手ターンで特殊召喚して壁にでき、除外されているD−HEROの再利用も狙える。
闇属性ペンデュラムモンスター2体から《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を出し、自分の墓地のD−HEROのカード名をコピーし、D−HERO融合モンスターにする手もある。
《フュージョン・デステニー》はこのカードには対応していないが、カード消費1枚でD−HERO融合モンスターを出せるため融合素材の確保の有力なサポートとなる。
効果を使用し用済みとなった融合モンスターを自壊デメリット回避のためにこのカードへ繋ぐことも狙える。
また、《フュージョン・デステニー》の自壊デメリットをこちらの(2)の効果で防ぐことも可能。
(1)は融合召喚を行える効果。
このカードが融合召喚に成功した場合にしか使用できないため、このカードの融合素材とは別に融合素材を調達する必要があり、活用するには重い。
幸い、下記の展開ルートの様に《聖騎士の追想 イゾルデ》・《X・HERO ヘル・デバイサー》を用いれば融合素材2種類を調達できる。
融合召喚するモンスターの最有力候補は、融合素材が軽くバーンと条件付きだがフリーチェーンで破壊効果を使用できる《D−HERO ディストピアガイ》だが、《X・HERO ヘル・デバイサー》を使うと素材を揃えられないのが難点となる。
このカード自身を融合素材とする手もあるが、《再融合》などの蘇生手段が必要になる。
融合モンスターを融合素材として墓地に複数置けるため、《HEROの遺産》の発動条件を満たせる。
《X・HERO クロスガイ》も効果でD−HEROを蘇生して融合素材を調達しつつリンクマーカーも確保できる。
《スケープ・ゴート》などトークンを複数出すカードと併用するのも手で、《始祖竜ワイアーム》などの融合素材にできる。
(2)はモンスター1体に破壊耐性と戦闘ダメージを0にする効果を付与するもの。
自身に使用することも可能であり、実質的に破壊耐性を持つことになる。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《ライトニング・ストーム》といった効果破壊への備えとして使う様にしたい。
他のモンスターに対しても使え、1ターンの間維持できるため、《M・HERO ダーク・ロウ》などを並べて置ければ制圧を狙える。
D−HEROに耐性をつけたいなら墓地の《D−HERO ドレッドガイ》を《戦線復帰》などで蘇生させる手もある。
こちらは相手ターンにD−HERO以外に耐性をつけて維持できるというのが利点となる。
なお、同じ素材から出せる《捕食植物ドラゴスタペリア》はモンスター効果には強いが、《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《ライトニング・ストーム》を防げないため、一長一短の関係にある。
《V・HERO トリニティー》は1ターンキルを狙えるが、制圧には向かないため、両方を入れて状況に応じた使い分けをしたいところ。
《幻想召喚師》や《チェーン・マテリアル》によるデメリット付きの踏み倒しとは相性がよく、自身の効果で自壊を回避できる。
耐性に加え除去能力を持つ《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》などもあるが、相手ターンに他のモンスターを守れるのはこちら独自の利点といえる。
- 英語で「dusk」は「夕暮れ、黄昏」を、「utopia」は「理想郷」を意味する。
他の多くのD−HEROの命名則を踏まえつつ、《D−HERO ディストピアガイ》と対になったネーミングとなっている。
また、トマス・モアの原理的なユートピアにおいて貴金属は軽蔑の対象だが、このモンスターは黄金に輝いている。
ただ、南米アマゾンの奥地にあるとされた「黄金郷エル・ドラード」は理想郷伝説の一つでもあり、黄金の理想郷という点では原理的なものよりも、こちらの方が近い。
- 英語名では「Dusktopia」と簡略されており、名前からは「Utopia」に関する要素が見出しにくい。
- 黄金の体色や右肩の建造物など、ダークヒーローをモチーフにした既存のD−HEROには見られない異色なデザインである。
右肩の建造物はマヤの神殿と類似している。
- 効果名において「アナスタシス」はギリシャ語で「立ち上がること」、「グリーム」は輝き・煌きをそれぞれ意味する。
- 劇中でエド・フェニックスがこのカードの(2)の効果を発動した際、このモンスターが全身から発する光でユーゴの自我を取り戻させる描写があった。
ズァークの意識に対して、何らかの力を持っていたようだが、詳細が語られることはなかった。
関連カード †
―融合素材にできるD−HERO融合モンスターはD−HEROを参照。
―《聖騎士の追想 イゾルデ》で融合素材を揃えるパターン
―《X・HERO ヘル・デバイサー》で融合素材を揃えるパターン
―《X・HERO ヘル・デバイサー》で融合素材を揃えるパターン2
収録パック等 †
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