《No.99 希望皇ホープドラグナー/Number 99: Utopia Dragonar》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/戦士族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×3体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる
(この効果を発動するターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できず、
他の自分のモンスターは直接攻撃できない)。
「No.1」〜「No.100」のいずれかの「No.」モンスター1体をX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力を0にする。
ストラクチャーデッキ−オーバーレイ・ユニバース− 皇の扉パックで登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
No.1からNo.100のいずれかの数字を持つNo.をエクシーズ召喚扱いで特殊召喚する誘発即時効果、攻撃宣言した相手モンスターの攻撃力を0にする誘発効果を持つ。
正規のエクシーズ召喚は困難なので、各種カードの効果での特殊召喚を狙うべきだろう。
もっとも簡単なのは、デッキ内に《ダブル・アップ・チャンス》を必要とするが、2体のレベル4を揃えるだけで出せる《No.39 希望皇ホープ・ダブル》の効果だろう。
ただし、この方法で特殊召喚して、(1)の効果を使うとあちらの制約が合わさり、そのターンは一切の直接攻撃ができなくなってしまう点は注意。
《HRUM−ユートピア・フォース》の効果でランクアップするのも良く、あちらの(2)を使うことでこのカードの(1)で出したモンスターにエクシーズ素材も補充できる。
(1)は1から100の数字を持つNo.の特殊召喚。
類似効果の《No.78 ナンバーズ・アーカイブ》がランダムなのに対し、こちらは任意で選べるので狙ったモンスターを確実に出せる。
あちら同様に条件さえ満たしていればCNo.等の特殊なNo.も出せる。
ただし、0や101〜107、1000といったものは対象外であり、強力な派生先である《FNo.0 未来龍皇ホープ》や《CX 冀望皇バリアン》との連携は取りにくい。
このカードの効果で特殊召喚したNo.には、通常ではエクシーズ素材が無いのでその点は工夫したい。
《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の様にエクシーズ素材が無くとも機能する効果を持つものを選んだり、《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》の様に自力でエクシーズ素材を補充できるものを選ぶのが1つの手。
エクシーズ素材無しに呼び出せることから、素材が少ない事がメリットの《No.53 偽骸神 Heart−eartH》や《No.88 ギミック・パペット−デステニー・レオ》を呼び出し進化させるのもいいか。
特殊召喚したNo.に更に別のエクシーズモンスターを重ねるといった運用も考えられ、ギャラクシーアイズならばその候補も豊富に存在する。
《ゼアル・フィールド》や《HRUM−ユートピア・フォース》の効果で特殊召喚したNo.に直接エクシーズ素材を持たせるのも良い。
相手ターンにも発動可能であり、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を守備表示で出せばそのターンの相手の動きを封じられる。
エクシーズ素材を補充する必要はあるが、エンドフェイズに《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》を出し、その効果で相手フィールドを一掃するのも良い。
ただし1度に2つのエクシーズ素材を求められるので、自分ターン→相手ターンと連続発動するには4つのエクシーズ素材が必要となる。
エクシーズ召喚した《No.39 希望皇ホープ》の上に《CNo.39 希望皇ホープレイ》か《SNo.39 希望皇ホープONE》を重ねて《HRUM−ユートピア・フォース》を使うのが最も現実的な手段か。
発動条件として、発動ターンはエクストラデッキからエクシーズモンスター以外を出せず、自身以外の直接攻撃も封じられる。
前者に関してはエクストラデッキをエクシーズモンスター中心で固めておけば然程のデメリットでもないだろう。
後者に関しては一斉攻撃によるラッシュがかけられにくくなるので支障はあるが、展開や状況次第で幾分かは補える。
例えば、上記カードでエクシーズ素材を補充した《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の効果を使えば2体で総攻撃力16000となり、この条件下でも勝利は十分に狙える。
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》を経由すれば《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の打点は実に21000にも達し、モンスター越しの戦闘でもまず間違いなく1ターンキルとなる。
エクシーズ素材が補充できない状況でも、相手フィールドに複数の攻撃表示モンスターが存在するならば《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》を出すことで6000のダメージを与えられる。
このモンスターを《No.39 希望皇ホープ・ダブル》で出しているのならば合計9000ダメージとなり、1ターンキルが成立する。
また、元々攻撃できない先攻1ターン目や相手ターンに《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》等を呼び出して制圧布陣を築くのならば後半のデメリットは完全に無視できる。
(2)は攻撃宣言した相手モンスターの攻撃力を0にする効果。
見えている効果且つ1ターンに1度だけなのでそこまでの影響力は無く、基本的にはオマケに近い。
一応、(1)で呼び出したNo.が貧弱なステータスを持つ場合に、それが戦闘破壊されるリスクをある程度は軽減できるか。
この点は、高い制圧力を持ちながら打点の低さから戦闘破壊がネックであった《CNo.65 裁断魔王ジャッジ・デビル》との相性が非常に良い。
- イラストでは、左肩に自身のナンバーである「99」が描かれている。
- 「ドラグナー(Dragoner、ドラゴナーとも)」とはドイツ語で竜騎兵を意味し、英語におけるドラグーンに相当する。
関連カード †
―(1)の類似効果
収録パック等 †
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