《クイズ/Question》 †
通常魔法
発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。
相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの
墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。
当てた場合、そのカードをゲームから除外する。
ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。
新たなる支配者で登場した通常魔法。
相手に発動プレイヤーの墓地の一番下のモンスターを問い、その正誤によって除外または蘇生する効果を持つ。
相手に悟られないようにモンスターを墓地へ送ると成功しやすい。
つまり、《手札抹殺》や《手札断殺》等、墓地へ送る順番が任意に決定できるカードとコンボになる。
《魂を喰らう者 バズー》や《デビルドーザー》などで墓地のモンスターを除外し、並びを変えてしまうのも良い。
特殊召喚できればメリットに働くので、除外に対応するギミックを用意できれば採用の余地がある。
《異次元の偵察機》ならばタイミングは違えど結局は特殊召喚でき、《シノビネクロ》ならば必ず特殊召喚できる。
フォーチュンレディは《フォーチュンフューチャー》で墓地に戻すコストが用意できる。
しかしながら、序盤等墓地に複数のカードが無い状況ではまず成果が見込めないのは難点。
また、1度使ってしまえば、それ以降は警戒されやすくなる。
さらには、特殊召喚しても大した影響がないモンスターでは相手が裏を読み意図的にカード名を外すことも考えられる。
例えば、《ネクロフェイス》を墓地の一番下に置きこのカードを発動しても、当然相手は《ネクロフェイス》と宣言してくれないだろう。
上記で挙げたようなモンスターが墓地の一番下にいない場合は腐りやすいので、採用するかはプレイヤーの腕次第と言える。
- イラストの男性が被っているシルクハットは、かつて特番として放映されていたクイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』が元ネタだろう。
この番組の終盤で行われる早押し対決において解答者全員が被るシルクハットは、早押しボタンを押して解答権を得るとてっぺんの部分から「?」の文字が立ち上がるようになっており、このシルクハット自体が同番組の象徴にもなっている。
- 城之内は「あと5秒な!」と勝手に墓地のモンスターの宣言に制限時間を設けているが、もちろんこれはルール違反である。
因みにOCGで相手プレイヤーがいつまで経っても答えない場合はジャッジの判断に従うことになる。
- コナミのゲーム作品において―
他のカード名宣言系カード同様、膨大なリストの中から1枚のカードを探し出す、というクイズとは関係ない所で超高難易度の仕様を負わされている。
このため遊戯王オンラインなどでは、一番下にあるモンスター名は分かっているのに探す時間が足りないために答えられず、蘇生されることがよくあった。
また、当時はカードにルビが振られておらず、《天空騎士パーシアス》などはOCG未経験のプレイヤーには難しすぎただろう。
遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONでは文字列検索でカード名を指定する仕様に変更されたため、カード名が分かっているならば容易に正解できるようになった。
またTAG FORCEシリーズ及びDuel Transerでは、プレイヤー側は前述のリストから探し出さねばならないのに対し、CPU側は墓地にあるモンスターの中から瞬時に解答してくるという、ある意味非常にCPU向けのカードに調整されている。
- マスターデュエルにおいては未実装となっている。
《マインドクラッシュ》など他の宣言系カードが実装されていることから、墓地確認に関する処理が問題視されたものと考えられる。
- カード自体は未実装だがこれをモチーフとしたアイコンは存在し、MD検定の報酬として入手が可能。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
基本ルールについて †
Q:デュエルの最中、特に効果が発動していないときなどに、墓地のカードの順番を入れ替えることはできますか?
A:できません。
発動可能かどうかについて †
Q:墓地の一番下のカードがモンスターカードではない場合、このカードを発動することはできますか?
A:モンスターの中で一番下のカードの名前を当てさせるので発動できます。
Q:一番下にあるモンスターカードが特殊召喚不可だった場合、このカードを発動することはできますか?
A:発動することはできますが、たとえ不正解だったとしても墓地に置かれたままです。
Q:《王宮の鉄壁》の効果が適用されている時に発動できますか?
A:できません。(15/10/02)
Q:相手フィールドに《霊滅術師 カイクウ》が存在している時に発動できますか?
A:できません。(15/10/10)
Q:フィールドに《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在している時に発動できますか?
A:できません。(18/10/08)
Q:相手フィールドに《カオスハンター》が存在している時に発動できますか?
A:できません。(15/10/05)
Q:《フォッシル・ダイナ パキケファロ》や《虚無魔人》が存在している場合、発動できますか?
A:はい、可能です。(08/11/02)
Q:《霊魂消滅》が発動しています。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、発動できますか?
A:調整中。(19/04/11)
Q:《アーティファクト−ロンギヌス》の(3)の効果が適用されている時に発動できますか?
A:できません。(15/10/02)
墓地の確認について †
Q:相手が墓地を確認できなくなるタイミングはいつですか?
自分が《クイズ》を発動して相手にチェーンの確認を行った時、相手は公開情報として墓地を確認する事は可能ですか?
A:自分が《クイズ》を発動した場合、発動時から相手プレイヤーは墓地のカードを確認できなくなります。(09/02/18)
Q:自分の墓地のカードがモンスターカード1枚しかない状況でこのカードを発動しました。
この場合相手はそのモンスターを確認できてしまいますがどう処理しますか?
A:通常通り相手は墓地のモンスター名を宣言し、このカードの効果処理を行います。(15/10/02)
Q:相手がカードの処理後のタイミングで優先権をこちらに移さずにこのカードをプレイした場合、自分はカードの効果処理後のタイミングまで巻き戻して墓地を確認する事はできますか?
A:はい、確認する事ができます。(09/01/22)
Q:相手は、相手自身の墓地も確認できなくなるのですか?
A:はい、こちらの墓地だけでなく両方の墓地が確認できなくなります。(10/03/26)
Q:墓地の一番上のカードは表向きですが、これを手で覆う等して隠す必要はありますか?
A:いいえ、一番上のカードを隠したりはしません。(10/03/26)
Q:もし墓地を見てしまった場合、どうしますか?
A:ジャッジの判断に従ってください。(10/03/26)
Q:相手の《クイズ》発動中、墓地の《ワイトキング》の攻撃力を確かめる為に墓地の《ワイトキング》、《ワイト》の数を確認できますか?
A:できません。
あらかじめ、コントロールしているプレイヤー自身で確認、把握を行っていて下さい。
なお、攻撃力の確認を行わなければならない状況ではジャッジの判断に従ってください。(11/04/24)
Q:相手が《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で墓地へ送った《クイズ》を発動しました。
その《クイズ》を確認できますか?
A:《クイズ》の発動をした時点で、相手は墓地のカードを確認する事ができません。
したがって、基本的には口頭で対象を宣言するなどで進めていただきます。(16/02/01)
別のカードをチェーンした場合 †
Q:相手の《クイズ》にチェーンして《リビングデッドの呼び声》を発動できますか?
A:できます。(11/04/16)
Q:相手が《クイズ》→《リビングデッドの呼び声》とチェーンを組みました。
その対象を確認できますか?
A:できません。(11/04/23)
Q:相手が《クイズ》→《リビングデッドの呼び声》とチェーンを組みました。
その場合対象は確認できませんがどのように処理すればいいですか?
A:《クイズ》の発動をした時点で、相手は墓地のカードを確認する事ができません。
したがって、基本的には口頭で対象を宣言するなどで進めていただきます。(16/02/01)
Q:《クイズ》の発動にチェーンして相手が《D.D.クロウ》や《ロスト》を発動した場合、墓地を確認することはできますか?
A:その場合でも、相手プレイヤーは墓地を確認できません。(12/07/20)
Q:《クイズ》の発動にチェーンして相手が《D.D.クロウ》や《ロスト》を発動し自分の墓地にモンスターが存在しなくなりました。
その場合、どう処理しますか?
また、この事を相手に証明できますか?
A:《クイズ》の発動をした時点で、相手は墓地のカードを確認する事ができません。
したがって、基本的には口頭で対象を宣言するなどで進めていただきます。(16/02/01)
口頭で対象を宣言して発動した結果、自分の墓地にモンスターが存在しなくなった場合、《クイズ》は不発になります。(19/04/11)
Q:自分の墓地に《幽鬼うさぎ》のみが存在する時に《クイズ》を発動しました。
それにチェーンして相手が《D.D.クロウ》を発動しようとし、口頭で対象を《灰流うらら》と宣言しました。
この場合、《D.D.クロウ》は発動されますか?
発動できた場合はどう処理しますか?
A:この場合でも《D.D.クロウ》は発動できます。
ですが、この場合は対戦相手やジャッジとの相談でデュエルを進行していただけましたら幸いです。(19/04/11)
Q:相手の《クイズ》にチェーンして《ファイナル・ギアス》を発動できますか?
可能な場合、《クイズ》の処理はどうなりますか?
A:発動でき、通常通り処理され墓地のモンスターは全て除外されます。
結果墓地にモンスターが存在しなくなるので、《クイズ》は不発になります。(19/04/11)
Q:相手の《クイズ》にチェーンして《炎熱旋風壁》を発動できますか?
可能な場合、ステータス上昇値はどうやって判断しますか?
A:発動できます。
上昇値についてはジャッジの判断に従ってください。(11/04/24)
Q:相手の《クイズ》にチェーンして《生贄の祭壇》を発動できますか?
A:できます。(11/04/24)
Q:上記の状況で墓地へ送ったカードは見られませんが回復する効果は適用されますか?
A:《クイズ》にチェーンをして発動した《生贄の祭壇》のコストとして墓地へ送ったモンスターが、墓地の一番上に存在するカードとなります。
したがって、墓地のカード全てを確認する事はできませんが、《生贄の祭壇》のコストとして墓地へ送ったカードの元々の攻撃力分のライフポイントを回復する事はできます。(11/04/24)
Q:さらにチェーンして《非常食》等を発動した場合、一番上のカードが見られなくなりますが、その場合でも回復する効果は適用されますか?
A:ジャッジの判断に従ってください。(11/04/24)
Q:相手が《クイズ》→《虹の引力》とチェーンを組みました。
相手の墓地に宝玉獣が7種類存在するか確認できますか?
A:できません。(11/04/24)
Q:上記の状況のにおいて《クイズ》の処理が終わって墓地が見られるようになったので相手の墓地を確認したところ、宝玉獣が7種類存在しませんでした。
この場合はどうしますか?
A:ジャッジの判断に従ってください。(11/04/24)
Q:《クイズ》の発動にチェーンして《インフェルニティ・インフェルノ》を発動した場合、相手は手札から墓地へ送ったカードの種類および墓地での順番・デッキから墓地へ送ったカードの種類および墓地での順番を確認できますか?
A:《クイズ》の発動をした時点で、相手は墓地のカードを確認する事ができません。
したがって、基本的には口頭で対象を宣言するなどで進めていただきます。(16/02/01)
Q:《クイズ》の発動にチェーンして《呪術抹消》を手札2枚をコストにして発動した場合、相手はコストにしたカードの種類および墓地での順番を確認できますか?
A:《クイズ》の発動をした時点で、相手は墓地のカードを確認する事ができません。
したがって、基本的には口頭で対象を宣言するなどで進めていただきます。(16/02/01)
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