《スリーストライク・バリア/Three Strikes Barrier》

通常罠
(1):相手フィールドのカードが3枚のみの場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
●このターン、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
●このターン、自分のモンスターが相手に戦闘ダメージを与える度に、その数値分だけ自分のLPを回復する。

 CODE OF THE DUELISTで登場した通常罠
 相手フィールドのカードが3枚のみの時に戦闘破壊耐性付与、戦闘ダメージを0にする、戦闘ダメージを与える度のライフ回復のいずれかを選んで発動する効果を持つ。

 発動条件が限定されているが、フリーチェーンなので相手の展開過程やカードセットしたタイミングで発動は可能。
 能動的に除去などで調整して発動条件を満たすことも考えられるが、見返りが少ない為、単体除去で1枚ほどの調整を狙えるかどうかというところ。
 特に上2つの効果は両方を兼ね備え発動条件もない《和睦の使者》を使えば十分である。
 防御目的では《威嚇する咆哮》《覇者の一括》も存在しており、戦闘破壊耐性戦闘ダメージ0とのコンボを狙うにしても発動条件のない《攻撃の無敵化》が存在する。

 唯一独自性があると言える3つ目の効果ライフ回復アドバンテージを生むものではない。
 また他の効果と違い自分ターン発動しなくてはほとんど意味がないため、発動条件を満たす難易度が上がる。
 その上戦闘ダメージを与えられる状況なら、このカードライフ回復を狙うよりも他のカード強化して戦闘ダメージを増やした方が勝利に近づく。
 ライフ回復ライフの差をトリガーとするカードを併用するにしても、それらの多くは天使族なので《ダグラの剣》で十分な上、準備の必要なく大幅な回復が可能な《女神の加護》などもある。
 事実上の上位互換カードが存在している以上、現状では採用は厳しい。

  • VRAINSがネットワーク関係の用語をモチーフにしている事を考えると、由来は企業などのパスワードのセキュリティと思われる。
    多くのサイトでは3回パスワードを間違えるとロックがかかったりパスワードの変更を求められたりするなどがあり、耐性ダメージを防ぐ効果はこれを意識したものと思われる。
    3つめの効果ライフ回復であることから、パスワードが流出して金銭被害が発生した際に適用される保険制度か。

関連カード

―類似効果

収録パック等


Tag: 《スリーストライク・バリア》 通常罠

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