《ダブル・フッキング/Double Hooking》 †
永続罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスターを2体まで対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
このカードがフィールドから離れた時に対象のモンスターは破壊される。
CYBERSTORM ACCESSで登場した永続罠。
手札コストを払い自分モンスターを2体まで蘇生する効果を持つ。
言うなれば手札コストが必要な代わりに、表示形式の指定なしで2体まで蘇生可能になった《リビングデッドの呼び声》である。
なお、2体「まで」であるため効果発動時で墓地に1体しか存在しない場合でも発動でき、コストとして墓地へ送られたモンスターを蘇生させる事もできる。
このため、疑似的に手札と墓地から1体ずつモンスターを特殊召喚できるカードと見る事もできる。
あちらとの大きな違いとして、対象が一方でもフィールドを離れると自壊してしまう。
モンスター除去・魔法・罠除去の双方に弱いため、相手の除去には特に気を付けたい。
また、蘇生したモンスターをコスト・素材(エクシーズ素材は除く)に用いるには、基本的に同時に使わなければならない事も意識する必要がある。
ただ、破壊を逆利用できるモンスターを蘇生した場合は、あえて片方を自壊させる使い方もできる。
蘇生したモンスター2体を即座に素材にできる《パラサイト・フュージョナー》や、相手ターンにシンクロ召喚を行う事ができるモンスターとは相性が良い。
その中でも竜星とは特に相性が良く、相手の《ハーピィの羽根帚》等にチェーンしてこのカードで蘇生され、即座に破壊された場合でもリクルートによってアドバンテージが稼げる。
- カード名は「ダブルブッキング」と「フッキング」を合わせたもの。
「ダブルブッキング」は飛行機や劇場などの座席、ホテルの部屋の予約、仕事の予定や遊びの約束などを二重に受ける・入れてしまうことを意味する。
「フッキング」は釣り用語で、餌やルアーに魚が食いついた際に強く竿を引き、針を口に引っ掛けることを言う。
- イラスト手前で2匹のサーモンを釣り上げているモンスターは《屈強の釣り師》とよく似ており、青い肌で二本の角を生えているあちらと対になるように赤い肌で一本の角が生えている。
あちらよりかなり若い容姿をしているが、彼の息子あるいは弟子なのだろうか。
また、つばの広い帽子を被り、サンダルを履いているが、これはおそらく矢口高雄による漫画『釣りキチ三平』の主人公「三平 三平」をモデルにしたものと思われる。
- このカードは2023年1月5日に公式Twitterでカード情報が公開された。
1月5日は水産物の初市(年始最初の競り)の日であり、水産物に関連の深い「釣り」をモチーフとしたこのカードが紹介されたのだろう。
関連カード †
ーモンスターを2体同時に蘇生できるカードは《諸刃の活人剣術》を参照。
―イラスト関連
収録パック等 †
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