《ディザスター・デーモン/Annihilator Archfiend》 †
効果モンスター
星9/闇属性/悪魔族/攻2000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果で表側表示の悪魔族モンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
そのモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
お互いのフィールドのカードを1枚ずつ破壊し、悪魔族を破壊した場合は自己強化を行う起動効果を持つ。
《スクラップ・ドラゴン》などと同じように1:1交換で除去を行うことができ、破壊された場合の効果などを持つカードのトリガーにしつつ除去を行える。
このカードの場合はさらに悪魔族モンスターを破壊することで自己強化できる。
とはいえ、相手が悪魔族を使用することを期待するのは安定せず、自分フィールドの高攻撃力の悪魔族を破壊した場合には総攻撃力が下がる結果になりかねない。
《多次元壊獣ラディアン》などの悪魔族を送りつけて破壊することでその攻撃力を加算できる。
このカード自身も属するデーモンには《トリック・デーモン》などこのカードと相性の良い効果を持つ悪魔族モンスターが存在し、それらのトリガーとして活用できる。
それ以外では、破械モンスターが悪魔族で「破壊された」場合の効果を持つためコンボしやすい。
自己特殊召喚効果を持たないが、《デーモンの騎兵》・《ヘルウェイ・パトロール》・《星遺物の胎導》などで特殊召喚が可能。
《星遺物の胎導》なら破壊された場合の効果を持つレベル9の真竜や《機怪神エクスクローラー》などと共に特殊召喚でき効果を活かしやすいため、【レベル9】で採用できる。
- イラストの金の冠をかぶり、翼と蠍の尾を持つ点、蝗を従えている点から元ネタは『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王、アバドンだろう。
英語名の「Annihilator」は「滅ぼす者」等を意味し、アバドンの別名でもある。
黙示録のアバドンは天使だがアバドンには堕天使としてのイメージがあり、このカードが悪魔族なのはそちらの面が強調されたのだろう。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《ディザスター・デーモン》の効果で《歯車街》と悪魔族モンスターを破壊しました。
《ディザスター・デーモン》の攻撃力が上昇する処理は《歯車街》の効果の発動を阻害する要因になりますか?
A:《ディザスター・デーモン》の効果の処理は、「そのカードを破壊する」で完了する扱いですので、破壊した《歯車街》の効果を発動することができます。(20/10/04)
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