《メガトン魔導キャノン/Mega Ton Magical Cannon》 †
通常魔法
自分フィールド上に存在する
魔力カウンターを10個取り除いて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
黒魔導の覇者で登場した通常魔法。
魔力カウンター10個を取り除き、全体除去する効果を持つ。
魔力カウンター10個という条件は厳しく、【魔力カウンター】においても特化しなければ数ターンはかかる。
このカード自体サーチが難しく、かといって2枚以上積んでも準備が整わないうちに引いてしまっては確実に腐ることになる。
幸い魔力カウンターを取り除く対象は問わないため、《魔法都市エンディミオン》等を駆使し、魔力カウンターを蓄積できるようにしておきたい。
特に《マジカル・コンダクター》+《トゥーンのもくじ》のコンボであれば、1ターン以内に条件を満たすことも難しくない。
ペンデュラムゾーンに《マジカル・アブダクター》を設置しておけば、より集まる速度も速くなる。
《魔力掌握》や《漆黒のパワーストーン》も、このカードの発動を補助してくれるだろう。
魔法カードを大量に使用した後、《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚してもかなりの数を稼げるだろう。
しかし見返りが全体除去のみであり、相手のカードが10枚より少なければ、《アーカナイト・マジシャン》の方がコストパフォーマンスが良い。
発動後は魔力カウンターがほぼ尽きることも考えると、ゲームエンドに持ち込めなければ巻き返された後が厳しくなるだろう。
- カウンターの単位は古いカードではこのカードのように「〜個」の表記が残っているが、第5期ごろ以降でのテキストでは1つ、2つ…と「〜つ」で数えるように統一されている。
だが、「〜つ」は「9つ」までしかなく、「10つ」という表現は存在しないため、「10個」を指定するこのカードが現行のテキストで再録された場合にどうなるのかは不明である。
- 「メガトン」とは100万倍を表す接頭語「メガ」と質量(重さ)の単位である「トン」からなり、そのまま「100万トン」の意味になるが、爆発力を表す単位としても使われる。
1メガトンはTNT火薬100万トンの爆発力に相当する。
ここから転じて、途方もなく大きな威力という意味で使われることもある。
《メガトン魔導キャノン》というカード名に反し、発動条件の緩い下位種は存在しない。
関連カード †
―類似効果
―イラスト関連
収録パック等 †
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