《ライディング・デュエル!アクセラレーション!/On Your Mark, Get Set, DUEL!》 †
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分フィールドに他のカードが存在しない場合、
デッキから「シンクロン」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードにシグナルカウンターを1つ置く。
(3):自分フィールドのシグナルカウンターを2つ取り除き、
魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分は2枚ドローする。
その後、自分の手札を1枚選んで墓地へ送る。
HISTORY ARCHIVE COLLECTIONで登場した永続魔法。
カードの発動時に他に自分のカードが無ければシンクロンをサーチできる効果、自分スタンバイフェイズに自身にシグナルカウンターを置く効果、シグナルカウンターを2つ取り除き自身を墓地へ送る事で手札交換する効果を持つ。
(1)はカードの発動時、他のカードが存在しなければシンクロンをサーチできる効果。
他にカードがあると発動できないため、最も安定して発動できるのは自分の1ターン目だろう。
そのほかでは《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体除去後も狙い目となる。
初動の強化になるものの、サーチ範囲が大きく被る上に1ターンに1枚の誓約も無い《調律》も存在するため、状況次第で腐るこのカードに頼るかはよく考えたい。
《調律》とは違いチューナー以外もサーチできる為、それが目当てならこちらを採用するのもいいだろう。
(2)(3)は連動しており、(2)でシグナルカウンターを乗せ、(3)でシグナルカウンターを2つ使用し手札交換を行う。
そのままでは(3)を発動するまで相手ターンを3ターンしのぐ必要があるため、《シグナル・ウォリアー》・《シンクロ・ワールド》等でシグナルカウンターを稼ぐのが手っ取り早いだろう。
特に《シンクロ・ワールド》はこちらの(1)からサーチしたシンクロンでシンクロ召喚につなぐことで必要量のシグナルカウンターを直ぐに確保できる。
- 「ライディング(riding)」は「乗馬・サーフ移動・傾ける運転技術」を意味し、「アクセラレーション(acceleration)」は「加速・高速化・促進」を意味する英語である。
- 英語名は「On Your Mark, Get Set, Go!(位置について、用意、どん!)」の捩り。
- 「ライディング・デュエル」とは、アニメ5D'sで登場した特殊ルールのデュエル。
「D・ホイール」というオートバイ型のデュエルディスクに搭乗し、レースを行いながらデュエルする。
デュエル上の特殊ルールとしては、「Sp」以外の魔法カードを使用すると2000ものバーンを受けるフィールド魔法《スピード・ワールド》が常に発動されており、通常の魔法カードが実質使用できない点が挙げられる。
これに対し、従来通りのデュエルディスクを用いる(=D・ホイールを用いない)デュエルは「スタンディング・デュエル」と呼ばれる。
- 5D'sの世界観では一般的なデュエルの方法であるが、現実における二輪車免許と同じように、D・ホイールに搭乗するには専用のライセンスを取得する必要がある。
またアニメ第65話以降では、物語の舞台であるネオ童実野シティ全体がライディング・デュエルを行える環境に整備されており、公道でライディング・デュエルが始まる際には一般車両が交通規制を受ける場面も存在する。
- 作中序盤は半自動的に運転を行う「オートパイロットモード」下での運用が主流であり、従来の作品同様先攻・後攻がいつの間にか決まっていることが殆どだった。
ダークシグナー編の「クロウvsボマー」戦にて初めて「マニュアルモード」下でのライディング・デュエルが行われ、「先攻は先に第一コーナーをクリアした側が取る」というルールが明言された。
イリアステル編以降はこちらのルールが主流となり、先攻・後攻を巡った駆け引きも多く見られるようになった。
また、事故などでD・ホイールでの走行が不可能になった場合にも敗北となるルールが存在しており、「遊星&ジャック&クロウvsゴドウィン」戦ではジャックとクロウがデュエル中に転倒し、リタイアをゴドウィンから宣告されている。
- 「ライディング・デュエル」の構想は原作者高橋和希氏によるもの。
かつてスタジオダイス公式HPには構想段階のラフ画が多数掲載されていたが、今現在はサイト閉鎖に伴い閲覧できなくなっている。
- 英語版アニメでは「ライディング・デュエル」は「Turbo Duel」となっており、「ライディング・デュエル!アクセラレーション!」に相当するセリフは登場していない。
- 原作・アニメにおいて―
カード名はアニメ5D'sにおいてライディング・デュエルを開始するときの掛け声。
また、アニメ5D's1話のサブタイトルであり、最終回での遊星の最後の台詞でもある。
次回予告の締めくくりにもこの言葉が使われている(通常のデュエルを行う回や総集編等は別の言葉に変わっている)。
英語名も英語版アニメで同様に第1話のサブタイトルである。
- イラストはアニメ第1話の「遊星vs牛尾」(1戦目)におけるデュエルスタンバイおよびスタートシーンとなっている。
- (1)のシンクロンサーチ効果は、不動遊星の有名なセリフ「カードは拾った」がモチーフだろうか。
他のカードが存在してはいけない条件は、ゲーム開始時の掛け声であるためだと思われる。
- イラストに見える左部の牛尾のD・ホイールは「デュエルチェイサー」、右部の遊星のD・ホイールは「遊星号」という名称。
- カード名の掛け声そのものは、遊星だけでなくライディング・デュエルを行ったキャラがほぼ必ず使用していた。
- アニメARC-Vのライディング・デュエルでもシンクロ次元の要素として登場。
D・ホイールに乗りながらのデュエル、デュエルのために公道が閉鎖されるなどの描写は5D'sと同様である。
ゲーム開始時の掛け声も同様の内容である。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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