(かげ)(わざわ)い》

通常罠
(1):相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
カード名がそのカードと同じ相手の墓地のカードの数によって以下の効果を適用する。
●1枚:対象のカードを破壊する。
●2枚:対象のカードを除外する。
●3枚以上:対象のカード及びその同名カードを相手のフィールド・墓地から全て裏側で除外する。

 PROMOTION PACK 2025で登場した通常罠
 対象にした相手フィールドカード同名のカードが、相手墓地に1枚あるなら対象カード破壊、2枚あるなら除外、3枚以上あるなら相手フィールド墓地にあるその名前のカード全てを裏側で除外する効果を持つ。

 相手墓地同名カードが存在しなければ破壊すらできないため、単純な除去としては使いにくい。
 そのため、このカードを使用するなら「●3枚以上:」が適用できるような墓地に特定のカード名が溜まるデッキ【ワイト】【サイバー・ドラゴン】【ハーピィ】等)へのメタとして採用することになる。
 それらに対してはそれなりに安定して「●3枚以上:」を適用でき、それが適用できれば勝利に直結するほどの強烈なメタとなる。

 しかし、「●3枚以上:」を前提で運用する場合にも、《因果切断》というライバルがおり、比較されることは避けられないだろう。
 あちらの利点は手札コストが必要な代わりに墓地同名カードが存在せずとも除外できるため、汎用除去としても利用できる。
 こちらの「●3枚以上:」の効果の最大の利点は、フィールドでのカード名を参照して同名カード除外できる点となる。
 《因果切断》除外した後のカード名を参照するため、例えば《プロト・サイバー・ドラゴン》対象発動しても《サイバー・ドラゴン》除外できないのだが、こちらであれば《サイバー・ドラゴン》裏側で除外できる。
 また、《因果切断》は表側での除外であるため、こちらのほうが確実なメタになる。
 特に【サイバー・ドラゴン】に関しては除外利用から建て直される可能性もあるため、こちらの優位が大きい。
 なお、こちらは魔法・罠カード除去もできるのだが、このカードによる除去が効果的に作用する魔法・罠カードというのがほぼないのが現状である。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《影の災い》 通常罠

広告