遊戯王カードWiki - 《究極宝玉陣》

《究極宝玉陣(きゅうきょくほうぎょくじん)/Ultimate Crystal Magic》 †

通常罠
(1)：自分の「宝玉獣」モンスターが戦闘で破壊された時、
手札・デッキ及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「宝玉獣」カード７種類を１枚ずつ墓地へ送って発動できる。
「究極宝玉神」融合モンスター１体を融合召喚扱いとしてＥＸデッキから特殊召喚する。
(2)：自分フィールドの表側表示の「究極宝玉神」モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地の「宝玉獣」モンスターを任意の数だけ選び、
永続魔法カード扱いで自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で置く。

　デュエリストパック－レジェンドデュエリスト編2－で登場した通常罠。
　宝玉獣が戦闘破壊された時に宝玉獣７種類を墓地へ送る事で究極宝玉神融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する効果、究極宝玉神が相手の効果でフィールドから離れた場合に墓地の宝玉獣を任意の数だけ永続魔法扱いでフィールドに置く効果を持つ。

　(1)の効果は、宝玉獣の被戦闘破壊をトリガーに宝玉獣７種類を墓地へ送ることで究極宝玉神を融合召喚扱いで特殊召喚する効果。
　特殊召喚できるモンスターは現状《究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴン》のみである。
　あちらの(2)の効果を使うには７体もの融合素材を用いて融合召喚する必要があるが、こちらでは実質２枚のみの消費で出せるためその手間を大きく省ける。
　更に《究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴン》の(2)の効果からは《究極宝玉神レインボー・ドラゴンオーバー・ドライブ》の特殊召喚に繋がり、それぞれの効果を合わせ攻撃力11000の直接攻撃を通せる。
　結果として、上記の流れが全て妨害されずに通れば、お互いのフィールドの状況によらず、実質このカード１枚の発動だけを起点に勝利できる。

　そのほか墓地に７種類の宝玉獣が揃うため、《虹の引力》の発動条件、《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》の特殊召喚条件を満たすこともできる。
　《龍の鏡》を用いる場合の融合素材も揃うため、１体目でリセット効果を使用し、すぐに２体目を出すことも可能。

　欠点としては、《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》を使う場合と同様、宝玉獣７種類を使う点。
　７種の宝玉獣を採用する必要があるためデッキの柔軟性が減ってしまう他、１枚しか採用していない宝玉獣が先に墓地へ行ってしまうとこのカードが腐ることになる。
　また、宝玉獣サポートの多くはデッキから宝玉獣を置く効果を持つため、併用すると動きを阻害しやすい。
　宝玉獣が先に墓地へ落ちてしまったならば、《宝玉の恵み》等で回収してフォローしたい。
　上記と同じ理由により、このカードが２枚以上手札に来た場合も腐ってしまう可能性が高い。
　採用枚数は少なめにしておき、《虹の架け橋》でサーチするのが無難か。
　ただ、《虹の架け橋》でのサーチ後に即座にこちらをセットしても相手には狙いがばれるため、守るカードやブラフも併用すべきだろう。

　(2)は究極宝玉神が相手の効果で除去された場合に宝玉獣を魔法＆罠ゾーンに置く効果。
　枚数は任意であるため、埋めすぎて手札からの発動に必要なゾーンまで使ってしまうという事態も避けやすい。
　《究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴン》ならば単体でも4000、自己強化で最大7000まで攻撃力が上昇するため、戦闘破壊されることは少なく発動条件は満たしやすい。