《禁じられた聖冠/Forbidden Crown》 †
速攻魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。
(1)：フィールドの表側表示モンスター１体を選び、ターン終了時まで以下の効果を適用する。
●効果は無効化される。
●攻撃できない。
●戦闘・効果で破壊されない。
●自身以外のカードが発動した効果を受けない。
●リリースできない。
●融合・Ｓ・Ｘ・Ｌ召喚の素材にできない。
BURST PROTOCOLで登場した速攻魔法。
このカードの発動にモンスター効果をチェーンできない効果外テキスト、表側表示モンスター１体に「効果の無効化」・「攻撃不可」・「戦闘・効果で破壊されない」・「自身以外の発動した効果を受けない」・「リリース不可」・「融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の素材にできない」６つの効果全てをそれぞれ適用する効果を持つ。
選んだモンスターに様々な影響を与える。
メリットとデメリットのどちらにもなり得るもので、自分・相手モンスターのどちらに付与するかで、影響の善し悪しも変わってくる。
状況に適したプレイングが求められる扱いの難しさはあるが、幅広い状況で使用可能な汎用性も併せ持っている。
相手モンスターに使用する場合、効果無効、素材・リリース・攻撃不可によって適用したモンスターを機能停止にさせられる。
対象をとらない効果かつモンスター効果をチェーンできない性質から、制圧系効果や耐性を持った大型モンスターにも通りやすい。
相手ターン初動の素材用モンスターに適用するだけでも強力で、効果も通さず素材利用も封じることで大きく展開を削げる。
効果を受けない耐性と破壊耐性付与してしまう点は一長一短だが、相手ターンで素材用モンスターに適用できれば、次のターンには攻撃の的にもしやすい。
自分ターンに発動し弱小モンスターをサンドバッグするような事もできなくはないが、そもそも自分ターンに低攻撃力モンスターが存在しにくいのが難点。
効果で攻撃力を得るタイプのモンスターがいる場合や低攻撃力を自ら並べてくれるデッキ相手なら狙うとよいか。
逆に、自爆特攻の的が欲しいそれらのデッキでは高打点のバニラ化したモンスターを用意できるだろう。
自分モンスターに付与した場合、自身以外の他の効果を受けない耐性と破壊耐性の付与により、モンスターの維持が狙える。
効果を受けない耐性に関しては発動した効果限定という穴もあるものの、発動しない効果による除去というのは非常に限られており、除去される可能性はかなり低い。
効果無効に関しては状況次第であり、相手ターンで使用するスペルスピード２の効果が無いモンスターならば、相手ターンで発動する分には影響はない。
逆に永続効果でステータスを決定する様なモンスターに対して使用すると、サンドバッグされかねないためなるべくなら避けたい。
総じて、相手ターンでは相手モンスターに用いて素材運用と効果使用を妨害、または自分モンスターに用いて強固な壁としてそのターンを凌ぐ運用、そのどちらにも利用できる。
自分ターンで使う場合は主に誘発即時効果や永続効果で妨害してくる相手モンスターに使用する捲り札としての運用になるか。
ただ、こちらの運用は破壊耐性の付与や１体しか対処できない点で競合先に劣りやすい。
基本的には相手ターンで２つの役割を担えるカードと意識した上で採用すると良いだろう。
- 禁じられたシリーズのモチーフを考えると、イエス・キリストが磔刑に処される際に被っていた「いばらの冠」がモチーフだろう。
イエス・キリストが人類の救済と献身の為に自ら進んで被ったとされる、トゲのある低木の木で作られた冠である。
- 情報が公開されたのは25/10/01だが、その３日後には英語名も公開されている。
通常パック収録のカードで日米の公開がほぼ同時期という事例は珍しい。
関連カード †
―イラスト関連
―墓地へ送る
―デッキに戻す
―除外する
収録パック等 †
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