《月輪鏡》 †
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターが戦闘・効果で破壊される度に、
1体につき1つこのカードに月輪カウンターを置く。
(2):このカードの月輪カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●1つ:自分の手札・墓地からレベル6以下の悪魔族・天使族モンスター1体を特殊召喚する。
●3つ:デッキから闇属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
●5つ:自分の手札・墓地からレベル10モンスター1体を特殊召喚する。
Vジャンプ(2026年5月号) 付属カードで登場した永続魔法。
モンスターが戦闘・効果で破壊される度に1体につき1つ月輪カウンターを置く効果、自身の月輪カウンターを取り除いてその数により以下を適用する効果を持つ。
2つの効果は連動しており、(1)で置いたカウンターを(2)で消費して効果を使用する。
そのカウンターを置く方法はモンスターの戦闘破壊か効果破壊。
破壊されるモンスターはどちらのプレイヤーのものでも構わず、フィールド以外から効果破壊されたものもカウントされる。
破壊を能動的にコンボに取り込むデッキではかなり容易にカウンターを稼げるだろう。
戦闘破壊でも置くことはできるが、(2)の発動がメインフェイズ2または次の自分ターンになってしまうため、やはり効果破壊の方で満たしたい。
(2)は取り除くカウンターの数によって効果が決まる。
1ターンにいずれか1つしか選べないので、このカードの維持を狙わない場合は(1)で置くカウンターの数は必要最小限でも構わないだろう。
「●1つ」の効果は、レベル6以下の悪魔族か天使族の特殊召喚。
レベル制限こそあるものの展開先の選択肢は非常に豊富であり、【悪魔族】・【天使族】及びそれらの混合デッキでは展開手段として活用できる。
手札と墓地のどちらからも選べるので序盤・終盤問わず使用でき、制約やデメリットも無いため活用法も豊富。
「●3つ」の効果は、レベル10の闇属性のサーチ。
なお、上述した通り「●5つ」の効果との同一ターンの使用はできないので、展開手段は別に確保する必要がある。
サーチ先に関しては《三眼の死霊》のリストを参照。
【儀式召喚】では、どの構築でも採用可能な汎用儀式モンスターである《破滅と終焉の支配者》がサーチ先に含まれる。
「●5つ」の効果は、レベル10の特殊召喚。
上記と異なり闇属性以外のものにも対応しているため、選択肢自体は非常に幅広い。
ただ、取り除く数が5つとやや多く、そこまで手間をかけてまで特殊召喚したいモンスターなのかはよく考えたい。
総じて、効果自体は有効活用できるデッキは多く、特に「●1つ」の効果は発動も容易いだろう。
「●1つ」の時点で主力モンスターの蘇生という及第点の働きはこなせるので、その後は次のターン以降も使えればよし、それを嫌う相手が除去を消費してもよし、と永続カードとしてプレッシャーを掛けやすい。
ただし、他のカードとのコンボが前提でありながらサーチが難しいので、安定感に欠ける点が懸念点である。
手札に引き込む確率を上げるために複数採用した場合、(2)に同名カードのターン制限が設けられている都合上、ダブつくと2枚目以降が完全に腐り手札事故を誘発してしまう。
その意味で、このカードに過度な期待はせず、あくまでもギミックの1つ程度の認識に留めた上で構築するのが無難だろうか。
効果を考えると最も相性が良いのは【ユベル】だろう。
効果破壊のトリガーには困らず、(2)の効果の全てが有効活用が可能なデッキとなる
(2)の2つ目のサーチ範囲には獄神も複数該当しており、特に【ドゥームズ】は効果破壊を積極的に行うデッキなのでカウンターの数も稼ぎやすい。
その他、【破械】も(1)のトリガーと(2)の1つ目の効果の特殊召喚先も豊富のため、展開札にできる。
【メメント】も【破械】に近いがこちらは種族がバラけており、こちらで採用するなら(2)の1つ目で特殊召喚できるモンスターをやや厚めに積みたい。
- 「月輪」とは、主に月の中でも満月を指すことが多い(対の言葉が日輪である)。
ここから転じて、円い形をしたものの例えにも使われる。
- 一般的には「げつりん」か「つきのわ」と呼ばれやすいが、このカードは「がちりん」なので間違えないように注意。
「がちりん」と読む場合、仏教の一部である密教で、人が本来持つ満月のように円満で清らかな心を指し、この境地に達するための瞑想を「月輪観」と呼ぶほか、曼荼羅の背景に描かれる円もこれを指す。
美寿知のカードは鏡や式神をテーマとした和風のデザインで構成されているため、そちらが意識されているのだろう。
- 美寿知の使用カードのOCG化は放送から20年目にして初となる。
関連カード †
収録パック等 †
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