遊戯王カードWiki - 《守護神エクゾード》

《守護神(しゅごしん)エクゾード/Exxod, Master of The Guard》 †

効果モンスター
星８/地属性/岩石族/攻   0/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「スフィンクス」と名のついたモンスター１体を
リリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
地属性モンスターが反転召喚に成功した時、相手ライフに１０００ポイントダメージを与える。

　ストラクチャーデッキ－守護神の砦－で登場した地属性・岩石族の特殊召喚モンスター。
　スフィンクスを１体リリースした場合のみ特殊召喚できる召喚条件、地属性モンスターが反転召喚に成功した時にバーンを行う誘発効果を持つ。

　特殊召喚にはスフィンクスをリリースする必要があるが、スフィンクスは上級・最上級・特殊召喚モンスターしかおらず消費がかさみやすい。
　スフィンクスは岩石族と獣族に分かれるが、後者はシナジーに乏しいため前者を使うのが基本になる。
　効果面でのシナジーは無いが、フィールドに出すだけなら先史遺産サポートを受けられる《先史遺産ウィングス・スフィンクス》を使うのが手っ取り早いだろう。
　また《ブロックドラゴン》ならこのカードをサーチできる他、《怒気土器》とレベル６岩石族をサーチして、《怒気土器》の効果で《ヒエラコスフィンクス》か《クリオスフィンクス》を特殊召喚することでリリースも用意できる。
　《御影志士》はスフィンクスのサーチまたは手札からの特殊召喚を適宜選べる。
　《巨大ネズミ》は《クリオスフィンクス》を、あるいは《トランスターン》でレベル４からレベル５のスフィンクスをリクルートするといったことも可能ではある。

　効果は他の地属性が存在することが前提のバーン。
　発動条件を満たせば繰り返し使用でき、８回発動できれば初期ライフを焼き切れるが、召喚条件の手間に見合う効果とは言い難い。
　このカードを出すのであれば、事前に反転召喚できる地属性をある程度並べておきたいところ。
　《バースト・リバース》は相手エンドフェイズに発動することで即座に次の自分のターンに反転召喚を行える。
　有力な地属性サイクル・リバースには《番兵ゴーレム》・《デス・ラクーダ》・《守護者スフィンクス》・ギアギア・サブテラー等がおり、自前の効果でアドバンテージを稼ぎつつバーンを行える。
　《番兵ゴーレム》は《クリオスフィンクス》の効果のトリガーにもなるため、シナジーはある。
　《素早いビッグハムスター》や《素早いモモンガ》など裏側守備表示でリクルートできる獣族を使うのもいい。

　先述のサブテラーは、いずれも地属性でバーントリガーとなる上にサポートカードも多い為使いやすい。
　《サブテラーの導師》であればリバースした場合のサーチと相手モンスターのセットで動きを妨害でき、利用しやすい。

　防御を固めるため《ゴーストリック・ハウス》やロックカードの併用も検討したい。
　一部の攻撃抑制カードとはアンチシナジーだが、いっそ非常に高い守備力を活かし《右手に盾を左手に剣を》や《反転世界》を用いてアタッカーにしてしまうのも手である。

　専用構築についての詳細は【守護神エクゾード】を参照。

レベル９以下のモンスターの中で最も高い守備力である。
加えて、岩石族では《超電導戦機インペリオン・マグナム》に比肩する最大守備力でもある。

効果ダメージは誘発効果であり、チェーンブロックを作る。
効果処理時に表側表示で存在する必要があるので、この効果に《月の書》をチェーンされこのカードが裏側守備表示となった場合、不発となる。

イラストは《封印されしエクゾディア》を模した彫像である。
後にエグゾードが登場したが、あちらはモンスターを含まないため、カード名を混同することは無い。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALの「遊馬vsジン」戦においてジンが使用した通常罠《守護神の舞》のイラストに描かれている。

コナミのゲーム作品において―
エキスパート2006では、英語名が《Guardian Exode》となっている。
当時は海外未発売カードであったため日本語名を直訳したのだろうが、このカード名だとガーディアンに含まれてしまうため、TCGでは上記の英語名に変更されている。
また、同ゲーム内では【アステカ】を駆使してくる。