遊戯王カードWiki - 《隻眼のスキル・ゲイナー》

《隻眼(せきがん)のスキル・ゲイナー/One-Eyed Skill Gainer》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク４/光属性/戦士族/攻2500/守2600
レベル４モンスター×３
このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、
相手フィールド上のエクシーズモンスター１体を選択して発動できる。
このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り１度しか使用できない。

　ABYSS RISINGで登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
　相手エクシーズモンスターの効果をコピーする起動効果を持つ。

　３体もエクシーズ素材が必要となる上に、効果をコピーできるのは相手のエクシーズモンスター限定であり、相手への依存度が強く使いづらい。
　《Ｎｏ.１１ビッグ・アイ》等の除去効果を持っている相手ならコピーする価値は高いが、除去効果を持たない高ランクエクシーズモンスターはコピーしても戦闘で負けてしまう。
　低ランクは耐性を持つ《ガチガチガンテツ》などをコピーできれば耐性は付くが、総じてコピーに値するほど強力な効果は望みにくい。
　そもそも、エクシーズ素材３体のランク４が出せるなら大抵の状況には適したモンスターを工面できるはずで、コピーが際立って有益な状況自体が稀である。
　効果の発動も１回きりなので、《エフェクト・ヴェーラー》等で無効化された場合バニラモンスターとなってしまう。

　あくまでコピーに拘るとしても、１ターン限りではあるが《Ｎｏ.６９紋章神コート・オブ・アームズ》の方がそれ以外の面で格段に汎用性が高い。
　属性や種族に関しても光属性・戦士族共に希望皇ホープ等のエクシーズモンスターが数多く存在しており、採用は極めて厳しい。

　コピー効果としては珍しく、コピーした状態を永続的に維持することができる。
　耐性や妨害効果を持つエクシーズモンスターをコピーできれば理想的だが、このカードを出すこと自体を妨害されてしまうことも多い。

エクシーズ召喚よりも緩い召喚条件で呼び出せるリンクモンスターの実装によりエクシーズモンスターを一切採用しないデッキも増えたため、腐ることが多くなり逆風に悩まされることとなった。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALのデュエルコースターにおいて遊馬が使用。
デュエルコースタールールにより同一レーン上にいた遊馬の《ブルブレーダー》・ゴーシュの《Ｈ・Ｃエクストラ・ソード》・アンナの《豪腕特急トロッコロッコ》を素材としてエクシーズ召喚された。
《Ｈ・Ｃエクストラ・ソード》と《豪腕特急トロッコロッコ》の効果で攻撃力を1800アップさせ、《超電磁竜マグネドラゴン》の効果をコピーし、《磁石の虹色獣(マグネット・カメレオン)》を戦闘破壊しジャッカルのライフポイントを０にした。
その後攻撃力が半分になった《超電磁竜マグネドラゴン》を戦闘破壊し、得たバーン効果でウルフのライフポイントを０にしフィニッシャーとなった。
攻撃名は「ダーク・ブレイド」。
《闇魔界の戦士ダークソード》の英語名と同じである。